XF23mmF1.4 Rは、私が次に買うレンズとして、以前より検討していたものですが、この度、幸いにも富士フイルムよりレンズを借りることができましたので、撮影してきました。
私がポートレートを撮影するときに主に使用しているレンズは、SONYのSonnar T* 135mm F1.8 ZAと富士フイルムのXF35mmF1.4 Rの2本がメインとなります。そして、私はX-M1も持っていますが、X-M1にどんなレンズを付けたら良いのか。XF56mmF1.2 Rはポートレートを撮るのにはとても良いレンズ。しかし、望遠側のレンズとしては、Sonnar 135mmが既にある。そうなると、広角側でポートレートにも使えるレンズが欲しい。Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM
しかし、逆に言えば、上記のような組み合わせだからこそ、このレンズが出てくるのであり、ポートレートを換算35mmのこのレンズだけで撮るのは、ちょっと難しいとも思います。35mmと言えば、以前、ポートレートを撮影したRX1(R)と同じ画角となります。あのときもちょっと難しいなあと思いながら撮ったものです。ポートレートの場合は、やはり望遠レンズの方が撮りやすいし、雰囲気のある写真になりやすいとも思います。しかし、広角なら広角、35mmなら35mmでないと撮れないポートレートがある筈です。
望遠レンズでは背景を選ぶのは大事なことです。同じような場所で撮っていても、写る範囲が狭いだけに、背景によって、ガラリと変わるからです。広角レンズの場合は、背景に周囲の風景が広く入ってしまうので、うまく切り取らないと、予期せぬものまでもが入り込んだりしてしまう場合があります。しかし、どのような場所にいるのかが分かりやすい写真ともなるわけです。XF23mmF1.4 Rは、そこまで広い広角ではありませんが、どんな場所にいるのか分かるような写真が撮れます。また、穏やかな広角なので、パースのきつすぎない、広角寄りながら自然な感じの写真が撮りやすいと思います。
なお、F1.4のレンズですから、NDフィルター
XF23mmF1.4 R 1/2500 f1.8 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/1500 f1.4 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/3500 f1.4 ISO200 今回このレンズで撮影した中で、一番いいかなと思っている写真です。
XF23mmF1.4 R 1/4000 f1.4 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/3300 f1.6 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/4000 f2.0 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/1800 f1.4 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/200 f1.8 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/105 f1.4 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/26 f14 ISO1600 ASTIA f1.4ではなくf14で撮っていますね・・・。多分、滝を滑らかに撮ろうとしたのだろうと思うのですが、ISO AUTOにしていたから、ISOまで上げてしまっています。 ( ノ∀`)タハー せっかくなので点像復元処理を期待して、この写真はカメラ内現像で現像しました。
XF23mmF1.4 R 1/800 f1.4 ISO200
XF23mmF1.4 R 1/1600 f1.4 ISO200
今回、カメラ内現像した写真も1枚載せていますが、X-T1のRAWで撮った写真は、X-T1でないとカメラ内現像ができません。そのことにもっと早く気づいていたら・・・。X-T1はもうそろそろ返却しないといけないので、カメラ内現像するのなら今のうちです。ちなみに、X-Pro1でもX-M1でも、X-T1で撮った画像を見ることはできます。
ところで、その1枚以外は、Apertureで現像しています。X-T1なのに、Aperture。そうなのです。いつの間にか、ApertureがX-T1にも対応していました。Lightroomはまだ未対応なようなのに、Appleやるじゃん。最近、Adobe Photoshop Camera RAWを使ってみて、その機能はLightroomと共通する所が多いのですが、Lightroomはポートレートでも結構使えそうだなーと思っていたところ、やはり、Apertureの羽ブラシは使いやすいし、これからもApertureを使おうと思っています。
ラベル:FUJIFILM
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僕も時々、ポートレートを撮りますが、XF56mmと言う一番タイムリーなレンズの知りたいことが良くわかってとても素晴らしい濃い内容でした。
でも、この記事はXF23mmF1.4 Rの記事なんだ。
でも、XF56mmF1.2 Rの方の記事も読んでいただけたのですね。