2012年12月03日

橋本先生のポートレート講座 17.2 光の中のシンデレラ


橋本先生のポートレート講座第17期第2回目最終回です。テーマは、光の中のシンデレラ。今回のモデルはライブの写真では何回か登場したことがある紅空さんです。

イルミネーションとモデルを撮るときの撮り方は、まず、綺麗なイルミネーションを見つけます。そこにモデルが来たときのことを考えて、構図を決めます。イルミネーションに合わせて、露出を決めておきます。そこに、実際にモデルに来てもらいます。そのまま撮れば、モデルに当たる光量が足りないので、暗くなります。そこで、ストロボで光量を追加すれば、出来上がりです。

上記の方法だと、最初にイルミネーションだけに合わせて調節したときに、私は実際に写真に撮ってみています。そのとき、ピントはイルミネーションに合っています。しかし、実際にモデルに来てもらって撮ると、モデルにピントを合わせることになるので、ピントは前の方に来ます。その結果、背景のイルミネーションがボケて、光の玉が大きくなります。それはそれで綺麗になるし、イルミネーションの密度が低いときには、むしろ、そういう効果を狙った方が良いと思いますが、想定していたものと違う写真になってしまいます。結局、事前に、構図や露出を決めるときに、ピントをモデルが来るであろう場所に合わせておくことも必要ということです。MFで合わせても良いし、同じくらいの距離の別の何かにAFでピントを合わせて半押しのまま実際に撮ろうとする場所で見てみるのも良いということです。

なお、暗い中での手持ち撮影で露出を決めるということは、絞りは結局開放にするしかなく、シャッタースピードは手持ちの限界のスピード。後は、ISOで調節するしかないということになると思います。

今回の撮影では、基本的にカメラ直付のストロボを使うということで、被写体からそんなに離れた場所では撮れないということから、広角なレンズを使うことになりました。そこで、24-70mm F2.8のレンズの登場です。しかし・・・。上でも書きましたが、背景がイルミネーションの場合、イルミネーションの密度が低いと、玉は小さいまま。なんだか寂しい背景になってしまっています。ライトアップされた建物などを背景にした撮影であれば、F2.8でもいけると思うのですが、背景イルミネーションな写真は、135mmで撮った写真ばかりが自分的にはOKな写真になってしまいました。

そして、ピント。α99のAF性能には期待していたのですが、今回撮影した暗所ではなかなか合いませんでした。ISOは前回の撮影より抑えめではありますが、今度は、ピントの方が(ー’`ー;)ゥーンという感じ。AF補助光は基本的に切っているけど、ONにしておけばまた違ったのかもしれません。ピントがなかなか合わず、シャッターボタンを押しても反応せず、街中で人が多く、(・Θ・;)アセアセな状態で、やっとシャッターを切れたと思ったら、モデルが目を閉じてしまっていたり・・・、もうどうしたらって感じになってしまいました。

αの特徴であるピーキング機能を使って、マニュアルでピントを合わせて撮影しても良かったかもしれないと後で思いました。

さて、今回の講座で、自分なりにOKだと思う写真は以下のとおりです。なお、今回は、α99の手ブレ補正機能を信じて、シャッタースピードをかなり思い切って遅くして撮影し、ISOは最高でも1600にしてあります。





benisora01.jpg
60mm f2.8 1/15 ISO1250 VARIO-SONNAR T* 24-70mm カメラ直付ストロボ使用。この写真では、本当は前ボケも入れる予定でした。







benisora02.jpg
135mm f1.8 1/30 ISO1250 SONNAR T* 135mm ストロボ発光せず。ストロボ使う前に試しに撮影したら、これでもいいじゃんとなった写真。







benisora03.jpg
135mm f1.8 1/60 ISO1600 SONNAR T* 135mm ストロボ発光せず。右下の方にある看板の明かりを使って撮影したもの。顔の色かぶりをLIGHTROOMで少し補正しています。







benisora04.jpg
135mm f1.8 1/60 ISO1600 SONNAR T* 135mm ストロボ発光せず。右下の方にある看板の明かりを使って撮影したもの。顔の色かぶりをLIGHTROOMで少し補正しています。







benisora05.jpg
135mm f1.8 1/20 ISO1250 SONNAR T* 135mm ストロボはカメラから離して、モデルの手前下あたりから光をあてています。レフ板も併用していたと思う。







benisora06.jpg
50mm f2.8 1/20 ISO1250 VARIO-SONNAR T* 24-70mm ストロボはカメラ直付







benisora07.jpg
70mm f2.8 1/20 ISO1250 VARIO-SONNAR T* 24-70mm この写真はストロボはどうしたんだっけ? 使っているとすればカメラ直付。NIKONのストロボを使っているせいか、EXIFに情報が残らないんだよねえ。というか、考えみれば、このシチュエーションでストロボを使っていない筈がなかったです。







benisora08.jpg
70mm f2.8 1/80 ISO1600 VARIO-SONNAR T* 24-70mm ストロボ発光せず。







以上です。ストロボは、カメラから離した方が自然だし、できれば、レフ板に反射させて使いたいところですが、状況的にカメラ直付とせざるをえない場合があります。そのとき、どんなに光量を弱くしても光が強すぎる場合がありますが、そんなときは、ストロボを何かで包むなどしてデフューズを試みます。

夜間に、手持ちで、ストロボを使用したポートレート。気にしなくてはならないことが多く、その結果、前ボケに集中するあまり、モデルの背景まで気にしていない写真になったり、前ボケを入れる筈が、モデルのすぐ横の光に集中するあまり、後で見たら、前ボケを入れてなかったり・・・。それに、なかなか一発でとはいかないから、受講生が撮影する一回当たりの時間も長くなってしまいますし。夜間ストロボ使用手持ちポートレート撮影は難しかったです。






benisora09.jpg
50mm f2.8 1/80 ISO800 VARIO-SONNAR T* 24-70mm ストロボ発光せず。




posted by nishinyah at 23:27| Comment(2) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どの写真もきれー!
夜の街とイルミネーションがよりモデルさんの魅力をひきたててますね・・!
写真って奥が深いなって改めて思いました・・!
Posted by at 2013年02月27日 00:38
(*´∀`)ゝ
Posted by にしにゃー at 2013年02月27日 23:40
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