2012年11月21日

【PHOTO】α99 購入に至る経緯


α99 を購入しました。今まで、X-Pro1も購入したけど、メインとしていたカメラは、レンズ的な意味でもD5000でした。D5000を初めて購入したのは、2009年の秋頃。そのときは、ワクワクして、何か撮りに旅行に行きたくなりました。初めての一眼レフD5000の機能を一つ一つ解き明かして、使っていく感覚。それに近いワクワク感を感じます。

そういえば、D5000はダブルズームレンズキットで、動画が撮れる一眼(当時は、動画機能が一眼レフに取り入れられた初めの頃)で、更に、バリアングルモニター。そういったことにも着目して、D5000を購入したのでした。今回のα99は、レンズ2本購入し、動画は言わずもがな、バリアングルモニターである点まで一緒です。値段は5倍近く高くなっていますけどね。

結局、D5000のキットレンズは、今は使わなくなり、動画もほとんど撮っておらず、バリアングルモニターもほとんど使ってません。理由としては、キットレンズは、もっといいレンズを買ってしまったし、D5000の動画は画質が発展途上だし、バリアングルモニターは、たまに使ったけど、ピント合わせるのに時間が・・・。ですが、α99では、レンズは最初から良いのを買ったし、動画も最高級だろうし、ピントはファインダーだろうとモニターだろうと高速である。

もっとも、動画が良いとかバリアングルモニターだからということで、α99を選んだわけではないのですけどね。

D5000があるのに、新しく購入する理由はあるのか、ということがあります。確かに、フルサイズの方が、同じボケでより広い画角で撮ることができるだろうし、高感度的にも優れていたりするだろうし、階調表現も優れているかもしれないけど、D5000で撮った写真は、十分綺麗に撮れていて、自分でも満足するような写真が撮れるようになったではないかと。

D5000で撮ってきて思うのは、ピントのことです。今まで、これでピントさえあっていれば・・・と思うことが何回もあり、AFの性能の良いカメラが欲しかったのです。ニコンで言えば、D4とD800のAFが最新の優れたAFであり、 D600のAFはD7000と同じ程度と 聞いています。D600のAFの機能がD800並であれば、今回、D600にしていたかもしれません。かといって、D800は画素数とかファイルサイズとか、ブレを気にしなくてはならないとか、そんなこんなで、(ー’`ー;)ゥーンとなっていたわけです。

それと、きっと本音ベースでは、みんな、ニコンとかキヤノン買うでしょ? みんなが持っているカメラではなくて、でも、実は良いカメラやレンズなんだよっていうのが、僕の琴線に触れるんだと思います。

とはいえ、D600が十分安くなったら、サブカメラ的に購入を考えるかもしれませんけどね。

α99の場合、一番気になるのは、トランスルーセントミラーの存在かと思います。これのおかげで、EVFなカメラなのにAFが速いのだけど、でも、言ってみれば、NDフィルターを付けて撮っているようなものでしょう? しかも、ミラーレスのAFの速度も年々上がってきているし、そう考えると、トランスルーセントミラーの存在は、ミラーレスのAFの性能が上がるまでの過渡的なものなのかと思ってしまいます(ところで、トランスルーセントミラーがあるから、α99は一眼レフカメラと言っていいんだよね?)。α900のOVFは評判が良かっただけに、α99がトランスルーセントミラーでなければ・・・と、多分多くの人が思っているのだと思います。

ただ、それを差し引いても良いと言える性能がα99にはあると思うのです。トランスルーセントミラーがあっても、明らかに、α900よりも、撮れる写真の画質は上がっている筈です。それに、使ってみて分かったのは、D5000のOVFを使ってきた私にとっては、α99のEVFは十分に綺麗に見えて、OVFのようにすら感じられます。しかも、OVFとは違って、露出など見えているままの写真が撮れるわけですし。



20121121203752.jpg




さて、今回、D5000を初めて買ったときと同じように、レンズを2本買ったと書きましたが、それは、Carl Zeissです。Sonnar T* 135mm F1.8 ZAVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMとなります。135mmのレンズは、以前、橋本先生に、αをもしも買ったとしたら、レンズは何が良いのでしょうか? と尋ねたときに、Zeissの135mm一択であると言われました。これはもう買うしかないでしょう。でも、もう少し他の焦点距離のレンズも欲しくて、来年出るであろうZeissの50mmは買うとしても、今は、24-70mm F2.8のレンズを買うことにしたのです。というか、おぎさくで、27-70mmがα99とセットで売ってたというのもあるんですけどね。評判の良いレンズです。D5000でも、ポートレートで広角が欲しいときは、SIGMAの17-50mm F2.8(換算 25-75mm)を使っていましたし。また、一番メインで使っていたレンズは、やはり、SIGMAの85mm F1.4(換算127.5mm)でした。そういう意味では、今回のレンズ構成に近いものがあります。それに、これだけのレンズを購入すれば、少なくとも、同じ焦点距離、同じF値で、新しく買う必要のあるレンズはないと思います。次に買うのは、さっき書いた、50mm F1.4でしょうね。後は、もっと望遠で明るいレンズが欲しいところですが、これはさすがに、買うとしたら、サードパーティ製になるのかなあ。ちなみに、Zeissのレンズであれば、今のところ、135mmが一番の望遠になるのですけどね。テレコンを使ったらどうなのだろう? それに、200mm以上のレンズは確かにD5000でも使っていましたが、使用頻度がそんなに高かったわけでもありませんでした。あとは、あえて言えば、Zeissのレンズはそれなりの重量なので、軽くて良いレンズも一本くらい欲しいような気もします。

おぎさくと書きましたが、今回、ソニーフェア in AOYAMAの招待状をおぎさくからいただきまして、それなりに安く購入することができました。とはいえ、50万円以上、しかも、現金一括払いという・・・。時間が経てばカメラ本体は安くなっていくでしょうし、しかもこれから、クリスマスや年末年始の商戦もあるだろうということは分かっていましたが、結構、勉強していただいたし、橋本先生のポートレート講座で使ってみたいということもあり、購入に踏み切ったのでした。

さて、早速撮ってみた写真を何枚か載せますね。全てRAWで撮影し、Lighroomで現像しています。レンズは、135mmです。





20121118084935.jpg






20121118085104.jpg






20121118085348.jpg






20121118085709.jpg






20121118085755.jpg






20121118090038.jpg






20121118090506.jpg






ポートレートも実はあります。これも、135mm、そして1枚だけ24-70mmです。こちらの写真は、ソニーフェアの会場で、α99とレンズを借りて撮ったものです。設定がRAWなのは良かったのですが、ISOが1600になっていて、Lightroomで取りこんだ写真を見たら、ノイズが・・・。でも、Lightroomでノイズを減らす処理をしたらいい感じになりました。このあたり、最初からJpegで撮っていれば、ISO1600でも、ノイズの少ない画像になっていたのかもしれませんね。





20121117170938.jpg






20121117170952.jpg






20121117171143.jpg






20121117171337.jpg





α99を持った後に、D5000を手に持つと、なんだか小ぶりで可愛く感じます。



ラベル:α99 D5000
posted by nishinyah at 22:41| Comment(0) | CAMERA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: