橋本先生のポートレート講座第9期最終回です。第9期は、ストロボを使った撮影。今回は、橋本スタジオで大型ストロボも使ってみての撮影です。
モデルは、月花りんさん。
ストロボの位置は、被写体に向かって左45°のところに設置。左側からの光は、文字を書くときに、暗くならないようにするために、学校などの窓の採光の基本だということです。したがって、その方向からの光に目が慣れているので、自然に見えるということです。
まずは、大型ストロボで、トレーシングペーパー二重(1枚はストロボに直接、もう1枚は、ストロボの前に垂れ幕のように設置。なお、バウンスはしていません。)で撮影しています。
これに対して、トレーシングペーパーを外すと、どうなるかということで撮った写真がこれです。影が強く出ています。
次に、小型ストロボで、トレーシングペーパー二重で撮影してみます。
一番最初の写真と較べて、(*ФωФ)ニ゙ィーと見ると、小型ストロボの方が少し肌荒れしているように見えなくもない感じみたいな。(。-`ω´-)ンー、やっぱり同じように奇麗に見える。これほど微妙なら、もはや、同じと言ってもいいような。素材が良すぎたのかもしれません。
更に、ストロボの向きを後ろ向きにしてバウンスさせ、光源の大きさを更に大きくすると、更にお肌が奇麗になるという寸法です。
さて、今まで1灯でしたが、2灯で撮影してみます。
この写真は、背景に向けてストロボを設置しています。顔が白くなっているのは、後ろ向きのストロボが顔にも当たっているからです。このため、左斜め前、後ろ、及び後ろから漏れて来た光の3灯で撮影したような写真となっています(実際には2灯ですが。)。
次は、シチュエーションを変えてキッチンでの撮影です。
この写真は、定番の左斜め前45°の方向から光が行くように、壁バウンスした1灯での撮影です。窓からの日射しの中で撮影したようなイメージです。
次は、もう1灯追加するということで、右側にもバウンスさせたストロボを設置したものです。影が少なくなっています。
次は、1灯を後ろに設置して、逆光気味に照らしてみました。(。-`ω´-)ンー思ったより効果はでてないけど、髪の毛が光っています。
次は、夜の感じに撮るにはどうしたら良いかという課題が出ました。私は、陰影が強いといいんじゃないかと思い、左斜め前のストロボの位置を近くして撮ってみました。
(ー'`ー;)ゥーン あんまり夜っぽくないし、顔の影をもう少し奇麗にしたい。ということで、顔の向きを光の方に向けてもらいました。
なんか、のっぺりした写真になってしまいました。
ところで、この記事を書いているときにちょっと思い立って、Apertureで露出を下げる加工をしてみました。より暗くなってるから当たり前かもしれませんが、少し夜っぽくなったと思います。
先生が、下からの光になるようにストロボを設置しました。間接照明ということでしょうか、これで夜っぽい感じになりました。
ストロボライティングの基本は、自然光の再現ということです。記憶にあるあの光を再現するにはどうしたらよいか、そして、再現するときに、少しだけ、実際よりも強調する。明るさのバランスが身に付けば、ストロボでの撮影が自在にできるようになるということです。
さて、次は、橋本先生の講座では定番の冷蔵庫の中にストロボを設置して、光源を画面の中に入れての撮影です。
アヤシイ感じを演出しようとしたのですが、元が可愛いので、あまりアヤシくならなかったようです。
次は、玄関での撮影です。本当は全部ストロボだけで光を作れれば良いのですが、なかなか、そんなに恵まれた状況にはならないので、地明かりを活かして撮ります。この場合は、外からの光を活かすために、ISO400、f2.8、1/40秒で撮影しました。
上記の設定で、ストロボを使わないとこんな感じになります。
これにストロボで光を足してあげます。ストロボの光は左斜め前から照射することとします。
奇麗に撮れすぎてしまいました。もっと何か違った感じを醸し出したいところです。そこで、ストロボを直射してみることにしました。陰影を強くしてみようという意図です。
1枚目はちょっと光が強くなりすぎたので、f2.8だったのをf5まで絞り、その代わり、シャッタースピードを1/20秒まで落としたのが2枚目です。ストロボを使った撮影の場合、多少シャッタースピードが遅くとも、被写体を光で止めることができるということでしょう。なんとかなるということです(掲載した写真の1枚目は、Apertureでちょっと露出を調整しているので、2枚とも同じくらいの露出に見えています。)。
上記2枚は単に奇麗な写真ではない。ちょっと不思議な感じな写真となったとは言えるかもしれません。1灯でも、カメラ直付けのストロボで撮ったような写真とは違う写真になっているように思います。でも、やっぱり不自然すぎるかなー。先生はこの後、下からバウンスさせて撮影されていましたが、その方が良かったかもしれません。
最後は恒例のウインクを撮らせて貰いました。自然光だけで撮っています。りんさんは、ウインクできないと言ってましたけど、頑張ってもらいました。(〃ゝω・)b ちょっと逆光すぎたので、Apertureで顔の部分を持ち上げています。
今回、大型ストロボと小型ストロボの違いと、小型ストロボをどう大型ストロボで撮ったものに近づけた撮り方をするのか、ということをやりました。一番の違いは、閃光時間の違いであり、大型ストロボは約1/350秒くらい、小型ストロボは、1/8000〜1/10000秒くらい。違いはそこから来るのではないかということです。前回の撮影では、小型ストロボでの撮影のときに、ギラツキが一番気になりました。今回、そのギラツキがなかったので、結果的に大型ストロボとの違いはなかったように感じました。これは、モデルとか、前回よりも明るい場所であったことなどが影響しているかもしれません。小型ストロボを使うときのコツをまとめれば、できるだけ壁とか天井バウンスを使って、光源を大きくする、ということに尽きるようです。また、ストロボの強い光をあえて活かす写真を撮るときには、ストロボをカメラから離れた場所に設置するのも効果的なようです。
さて、今年1月から始まった橋本先生のポートレート講座も年内はこれで最後です。橋本先生によると、最初は、ポートレート講座はどこまで続けられるのか分からなかったということでした。おかげさまで、いろいろな撮影をする機会が得られ、人間の撮り方もいろいろと考えるようになりました。また、人間以外の撮影も、なにか変わって来ているような気がします。とくに、風景では、同じ場所にいても、見ているものの量が違えば、撮れるものの選択肢が増えると言われたことがあります。今回も、実はデッサンをしましたが、ファインダーを覗く前に、肉眼でどれだけ見ることができるのか、それをカメラで撮ったらどうなるのか、何が撮れて何が撮れないのかといったことが分かることが大切なのでしょう。
次回のテーマは、ドアノーのようにです。
ラベル:橋本先生のポートレート講座 D5000
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