2011年05月15日

【PHOTO】橋本先生のポートレート講座 3.1

橋本先生のポートレート講座も第3期を迎えました。

今回のモデルは佐倉優美さん。OLをやりながらモデルもされています。


佐倉美優 1.jpg



通常、補助光は、レフ板の方が自然になるのですが、状況によってはレフ板が使えない場合があります。ポートレート講座2.3でもやったことですが、今回は、晴天の公園で、より明暗差がある場所で、レフ板がないときにどうストロボを使うのかということをやりました。

ストロボなのですが、できるだけレンズの上の位置で光らせたい。影が下に出るのは自然だけれども、上に影が出来るのは不自然だからです。人物を撮影する場合には、カメラを縦にすることが多いのですが、そんなときも、ぐいっとレンズの上方に持ってこられればベストということでした。

こんな感じ。

カメラとストロボ.png


とはいえ、私の使ってるストロボには、こんなフレキシブルアームは付いていないので、仕方ありません。ときどき思うのだけど、レンズは円状なのだから、撮像素子も円形なら、縦横とか傾きとかの問題がクリアされそうな気がします。製造コストは上がりそうですけど。ああ、でも、最終的に、四角く切り取るとすれば、初めから四角く見えていた方が良いのか。

さて、ストロボを野外で使う場合には、影の部分を少しだけ起こしてあげる、あくまで補助光として使うということです。まず、自然光でバランスをある程度もっていき、その上で、チョロっと使うのがミソ。光が当たってるか当たっていないか、よく見ないと分からない程度に使うということです。

したがって、明暗差があまりにもある場合には、ストロボを使っても、背景がとんでしまうのは避けられません(強く発光させれば背景と同じ明るさに写りますが、不自然になってしまう。)。

さて、晴天の公園で、木漏れ日が美しいのですが、ここでポートレートを撮影する場合に気をつけなくてはならないのは、顔への光の当たり方です。光を完全に当てるか、日陰に完全にいれてしまうか。光が当たっているところと当たっていないところがあると、マダラになってしまいます。なお、モデルを日陰に入れるときは、できるだけ、地面からの反射である程度明るくなる場所を選びます(自然光だけで、なるべく調整するということです。なお、レフ板が使えれば、もっと自由度が広がります。)。写真は、その場所が、暗いところであったとしても、露出を合わせれば明るく撮ることができます。したがって、モデルは日陰に入れてしまっても構わない。しかし、背景とのバランス(明暗差)を考えて場所を選ぶ必要があるということになります(モデルと背景の明るさが、ある程度近くなる場所を見つけるということです。)。


佐倉美優 3.jpg



地面をレフ板代わりにすると、下から光が当たるので、やはり少し不自然になります。正面からのストロボの補助光は、そういった不自然な光を緩和する役割もあります。

ストロボを使うときの調整ですが、距離が半分になると、光は2段分強くなります。したがって、モデルとの距離を変えるときには、ストロボの光も変える必要があります。逆に言えば、撮影者が前後に動けば、ストロボの光を調整できるということでもあります。明るすぎるときには、少し下がったり、暗すぎるときには、少し前に行くことで、明るさを調整するのもテクニックの一つです。

また、緑の上で撮影するときに、ストロボを使うことのメリットがあります。緑の上だとどうしても、反射光が緑がかってきます。この緑かぶりをストロボを使うことによって緩和することができます。


佐倉美優 5.jpg



なお、時間とか道具とか許されるのであれば、このような場合は、まず、緑かぶりを起こしそうな緑はすべて黒の布などで覆い、余計な反射はすべて抑えてしまう。その後、必要に応じてレフ板で起こしてあげるということです。




さて、通常は、太陽が上に登っているときに、順光では撮らないのだけど、あえて撮る場合のテクニックとして、影ができない角度で撮るということがあります。太陽と同じ角度から撮影すれば、影はほとんど出ないように撮ることができます。これは、先生に撮ってもらいました。こんな写真になります。ここだけは、広角(17mm)で撮影です。


佐倉美優 6.jpg





次は、道で抜けている場所で撮影。ポートレート講座2.2でもやりました。鼻のところに少し光があたってしまってしまいましたが、可愛かったので採用。そういえば、ストロボを使わなかったですね。


佐倉美優 7.jpg




それから、後ろに下がっても撮影したのですが、地面からの反射光が強すぎるせいか、顔の影が不自然な感じです。


佐倉美優 8.jpg



ストロボを使ったとしても、光が届くかどうか。レフ板を使いたいところです。レフ板が使えない場合、とにあえず、白いものがあればレフ板の代わりになります。例えば、白い服を着た人でも良く、先生と私が白いシャツを着ていたので、二人で肩を組んで、モデルの隣に立ち、レフ板代わりになってあげたりもしました。きっと良い写真が撮れたことでしょう。ウン(*-ω-)(-ω-*)ウン



この後は、受講生二人一組とモデルで撮影です。我々の順番は最初だったので、ロケハンの時間はなかったのですが、今回、実は、ヘッドホンを持ってきたので、付けてもらいました。


佐倉美優 9.jpg



ヘッドホン女子(・∀・)イイ!! カメラ女子にも萌えるので、今度実家に帰ったときに、古いLEICAを持ってこようと思っていたところ、今回、先生に先をこされてしまいました。でも、今度持ってこようと思っています。


場所を変えてもう1枚。こちらは、光が顔に部分的に当たってしまいました。そんな写真がいっぱいあります。気を付けていたつもりなんですけど。でも、表情が良かったので、これは載せておきます。


佐倉美優 10.jpg





最後は、白い建物をレフ板代わりにして撮影です。モデルは両方とも同じ場所に立っています。


佐倉美優 11.jpg



佐倉美優 12.jpg




今回は、先日購入したばかりのSIGMA 85mm F1.4のレンズを使ってみることも目的の一つでした。割と良い感じだったと思います。もう少し絞って撮っても良い場面もあったと思うので、次回以降、そのへんも考えて撮影していきたいと思います。


posted by nishinyah at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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