橋本先生のポートレート講座 2nd Season の第2回目です。2nd Seasonは引きの絵がテーマです。
今回のモデルは、椎名まど佳さん。衣装デザイナーであり、舞台や映像の演出もされています。最近の代表作としては、parallel worldがあります。
椎名さんは、バレエをずっとやっていらっしゃった方でもあり、今までは、最初のデッサンのとき座ってもらっていたのですが、今回は、立ち姿でモデルになってもらいました。その後、バレエの動きもしてもらいました。バレエにおける、顔の向き、視線の向きなどもあると思いますが、ポーズによっては、こちらに視線があると面白いと思うものもあり、そのへんも次回チャンスがあれば、やって欲しいと思っています。例えば、ずっとこちらに視線を向けてもらいながら、バレエの動きをしてもらうことができたら面白そうです。
その後は、近くの公園で撮影です。まずは、とりあえず到着した場所で、先生から、ここでどう撮影するのかやってみてください、と言われました。
そこで、まず、人は日陰に、背景は明るく緑が入る場所を選びました。できるだけ望遠にしたかったので、茂みを越えたところから撮影したけど、全身を入れるのは、78mmになってしまいました(ちなみに、黒いコートを着て、マスクをして、メガネかけて撮影していたので、ちょっとだけアヤしかったかもしれません。)。
200mmで、声が普通に届く位置から撮影するとアップになってしまいますね。
ポートレートの撮影においては、人物をうまく浮き立つように背景を選ぶことが大切だということです。そのためには、「長いレンズを使って、背景をぼかす」ことと「背景と人物で明暗差が出るようにする」方法があります。今回は長いレンズ(SIGMA APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM)を多用したので、結果的に、背景をぼかしつつ、明暗差を意識した写真が多くなっていると思います。
最近、橋本先生はぶっちゃけてきて、写真の良し悪しの半分はレンズで決まると言われます。それを言っちゃあ・・・といったところですが、先生に私のカメラとレンズで撮影してもらいました。185mm F2.8で撮影されています。やはり、これを撮影するためには、かなり後ろまで下がって、また、他の撮影者にはどいてもらってということになりました。
次は、同じ明暗差でも、背景を暗くする場合です。このとき、人物が逆光になるようにすると、体のラインが出てくるので、背景に溶けこまない写真になります。
さて、ぼかすような場所も明暗差もない所では、背景をそのまま使う方法があるということです。背景が良い場所でないと使えない方法だけれども、背景を人物と接近させて撮影させます。
ウインクしてもらいました。(●ゝω・●)
次に、このあたりで一番いい所だという場所で写真を撮ることになりました。実際に、何mmで撮ったのか、EXIF情報が消えてしまったので、分からないのですが、おそらく、70mm F2.8だったと思います。ここでの説明としては、木漏れ日の中のボケは綺麗。緑は逆光でグリーンの光、地面の影が青く、日の当たるところが茶色になる。直射日光が当たっている部分は、太陽の光がそのまま当たっているので、9000Kくらいになり赤みを帯び、それが地面の色になる。影の部分は、青空の光が当たっているので約5000Kくらいになり、それが影を青っぽくする。なお、太陽と青空が組み合わさって、いわゆる太陽光の色温度の約5500Kとなる。また、雲があると、微妙に変わる。
ひと通り撮って、戻る途中、その日は、空が晴れ渡っていて、この青空を活かして撮れないかと受講生から質問がありました。通常ですと、モデルの目が閉じてしまうので、直射日光が当たる所で順光では撮らないのですが、あえて撮ろうというものです。青空を入れる場合には広角がいいだろうということで、広角のレンズでの撮影です(残念ながらEXIF情報が消えてしまったので、何mmか分からないのですが。)。
ところで、日が顔に当たってる写真といえば、実は、公園の中で階段を降りなているときに、ちょっとだけ日が当たってる所で立ち止まったときがありました。その瞬間を撮った写真があります。講評のとき、鼻のあたりが飛んでるけど、もう少し出るのではと言われ、RAWで撮ってるので、行けるかなーと思いましたが、露出をいじってみても、飛んだままでした。
さて、いよいよ、この日の講座の最後の撮影となるのですが、前回、ネット越しで撮影した写真について、今度は、手をちゃんと入れたのが撮りたいということで、撮らせていただきました。
ちょっと寄り目なのがいいね。
ラベル:橋本先生のポートレート講座 D5000
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