2011年03月08日

【PHOTO】橋本先生のポートレート講座 2.1

橋本先生のポートレート講座の2nd Seasonが始まりました。今回のテーマは「引きの絵」です。みなさんアップは上手だけど、広く撮るのはまだまだということです。明るい望遠のレンズが必須ということで、そういえば、ポートレートのために、SIGMA 70-200mm F2.8のレンズを購入したのでした。引きの絵は、背景とかいろんなことを考えなくてはならず、ロケハンが大事ということです。

恒例のデッサンの後、外で撮影です。この日は、曇りだと思っていたら、晴れたりして、光が変わっていきました。今回のモデルは、今井七菜子さんです。

まずは、広角〜標準のレンズで近くで撮った写真と、望遠で遠くから撮った写真との比較です。



今井七菜子1.jpg




今井七菜子2.jpg




広角〜標準でモデルの近くから撮った方が背景が写る範囲が広く、また、ピントが合う範囲も広い。一方、望遠で撮った方は、背景の写る範囲が狭く、また、背景はボケています。どちらも、それぞれ、長所はありますが、ポートレートの場合は、望遠がメインで、広角でも工夫すれば、面白い写真が撮れるということのようでした。

引きの写真の場合は、背景をどうするのかということを考えなくてはなりません。もちろん、望遠なら、背景はそんなに入り込まず、また、ボケるので、肉眼で見て背景が少し変な所があっても、どうにかなることが多いと思います。ただし、どうボケるかは普通はファインダーからは見えないので、どんなボケになるのか予測して背景を選ばなければならないのだと思います。

また、以前の講座でも言われたことですが、背景を明るくとばすには、逆にモデルを暗い所に連れて行くと良いということです。ただし、顔にあたる光が不自然なときがあるから、そういうときは、レフ版で起こしてあげると良いということでした。



望遠での撮影です。



今井七菜子3.jpg




今井七菜子4.jpg




今度は、広角〜標準のレンズでの撮影です。モデルの近くで撮ることができるので、モデルと話しながら写真が撮れるし、その結果、モデルの表情もどんどん変わっていきます。また、背景も十分に離して撮れば、背景がボケた写真を撮ることができます。近くで撮る場合には、表情が大事で、遠くから撮る場合は、ポーズが大事ということのようです。



今井七菜子5.jpg




その後は、各自ロケハンの時間です。ロケハンしている間に、この講座にモデルを提供してもらうための条件である写真を先生が撮影していました。ふと見ると、ネット越しに撮るという面白いことをしていたので、いそいそとそばに行き撮影しました。こういう撮り方もあるのですね。



今井七菜子6.jpg




手は両手とも全部入れた方が良かったかもしれません。そういう写真も撮ったのですが、焦点距離を変えただけで撮ったので、後ろの青いのがもっとはっきりと写ってしまい、結果的にこちらの写真の方が良かったのです。もっと後ろに下がって撮れれば良かったのですけどね。



さて、いよいよ各自ロケハンした場所で撮影です。



今井七菜子7.jpg




階段の上から撮りました。やはり、遠くから撮るので、なかなか、コミュニケーションがとりづらい。もちろん、声は届くのですけど、大声で言わないといけないから、明確な指示くらいしか言うことができません。後で先生に質問したのですが、事前に映画のようにシナリオを作って、そのとおりに動いてもらうように打ち合わせをしておくと良いということでした。



今井七菜子8.jpg




こちらの写真は、私がロケハンした場所ではなく、他の人が撮影しているときに、後ろから撮ったものです。背景に梅の花が入っています。肉眼で見ると、梅は遠くの背景の一部でしかないのですが、こういうとき、望遠だと、引き寄せて撮ることができますね。もう少し絞って、梅であることがしっかりと分かるように撮ってもよかったかもしれませんが、シャッタースピードとの兼ね合いもありますからね。でも、絞りを変えて何枚か撮っておいてもよかったかもしれません。



この日は、曇りから晴れに変わっていきましたが、後で写真を見返すと、フレアというか、しろっぽくなってしまった写真がたくさんありました。後で、画像処理で補正を試みたりするけれども、今度は、髪の毛が濃くなりすぎてしまったり。そういえば、先生は、光の状態にかかわらず、レンズフードは必ずした方が良い、必ず画質が良くなるからと言われていました。レンズフードはかさばるし、レンズ同士で同じフードが使えなかったりするから、あまり持ち歩かないのですが、これからは、積極的に付けるようにしようと思います。

さて、引きの絵がテーマでしたが、結局、引きの絵の写真で納得のいくものがそんなに撮れたとは言えません。とくに、全身が入っているような写真はほとんどありませんでした。望遠で全身を入れるには、本当にかなり遠くまで離れないといけないということもあります。また、人間というのは、縦長の細い棒みたいなものですから、まっすぐ立っている状態で、そのまま、全身を入れると、人の両側のスペースがかなり広くなります。しかし、主役はもちろん、モデルですから、そういった中で、モデルをどう配置するのか、どういうポーズをとってもらうのかといった点を工夫する必要があるのだと思います。

望遠レンズで撮ると、背景がボケて綺麗になります。しかし、モデルは近くで撮るよりも、のっぺりした感じに写ると思います。つまり、近くで撮れば、同じ顔でも、目にピントをあわせて、他は少しボケた感じにして、顔自体が立体的な写真になりますが、望遠で、遠くから撮ると、顔全体がなんとなくピントがあってるような写真になるように思います。この辺は、アップと引きの写真の違いでもあるのだと思います。ただ、この前使った85mm F1.4のレンズなら、両方の利点を活かせるのではないかという気もします。またしても、ボーナス一括払いの誘惑にかられそうです。


posted by nishinyah at 01:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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