歌声と伴奏を別々に録音させたものを合わせるのはどうしたらよのかと訊かれて、それって、Macだったら最初から入ってるGarageBandで普通にできることなんだけど、Windowsユーザーだとどうするか。本当は、Windowsって、DTM用ソフト(DAW)は、むしろMacより多いと思うけど、最初から入ってるかいないかで、随分、受ける印象が違いますね。イメージだけですけど、Windowsは、いろんな意味でオフィス用って感じがします。それで、今回のケースで言うと、MIDIの部分などは必要ないだろうから、ミキサーということになるのかな。できれば、お金をかけない方向で、ということなんだけど・・・。
とりあえず、ミキサー をネットで調べると、KRISTALというソフトがあるみたいですね。ダウンロードとインストールの仕方を説明してくれるサイトがありました。ここでは、KRISTALを使って録音をする方法が書いてあるけれども、多分、別途作成したオーディオファイルを読み込むこともできると思う。おっと、日本語マニュアルのページがあったので、見てみると、WAVE、AIFF、FLAC、Ogg Vorbisは読みこめるみたいだけど、MP3は読み込めないみたいですね。まあ、WAVEが読み込めればなんとかなるとは思いますが。
それから、the VOCALOID CV01 初音ミクでは、フリーのミキサーとしてAudacityというソフトが紹介されていました。必要にして十分な機能があるようですね。Audacityは、こちらで解説されている方がいますね。
フリーのミキサーのソフトがあるとは言っても、最近のDAWは安いものも結構あるから、それも視野に入れてもいいと思う。たいてい体験版もあるから、まずそれを使ってみたらどうかと。
まず、VOCALOID-P養成講座で使用されたソフト、SEQUEL 2というソフトがあります。体験版は、ここでダウンロードできます。
steinbergつながりで、CUBASE ESSENTIAL 5がありますね。こちらの体験版はここからダウンロードできるようですが、MySteinbergにログインしないといけないようです。
国産でお手頃なソフトとしては、Singer Song Writer Lite 6.0がいいかもしれないですね。このページに試用版へのリンクがあります。
Singer Song Writerを調べていたら、MIXTUREというソフトがあるのですね。試用版もある。
CUBASEとSEQUEL、Singer Song WriterとMIXTUREと、同じ会社で2種類の低価格の音楽ソフトを出しているけど、これらのソフトの関係ってどうなんだろう。音を一つ一つ入力して作曲するところから始めるのなら前者で、出来上がった音を元に、組み合わせたり、加工したりするのが後者という感じなのかな。
それとやはり、こういうソフトでは、ACIDという名前をよく聞きますね。ACID MUSIC STUDIO 8というのがあるようですが、7のときの説明ではReWireは非対応とあったと思うけど、8では使えるのかな? ソニーのページで試用版をダウンロードできるみたいですね。
というか、ACIDの比較表を見ると、ACID Xpress 7ていうのがあるみたいですね。これは無料! もしかしてこれで十分かも。ああ、でも、WAVEでは保存できなくて、MP3で保存するときは、最大128kbpsなのか。ちなみに、比較表の×印は使えないという意味ではなくて、使えるという意味のようですね。
あと、低価格のソフトでは、MUSIC CREATOR 5が気になるところ。楽譜での表示・入力もできるみたいですし。でも、これは体験版が見つからないので、動画で使った気分になってみる。
ところで、今や私のMacはBoot CampでWindwos 7が動くようになっているし、初音ミクなどのVOCALOIDソフトも、CrossOver経由でなくて、Windowsに直接入れてしまおうかと考えている。そうなると、WindowsにDTM用ソフトも入れてしまったらと考えなくもない。ReWireも使えるだろうし。
とはいえ、結局、使い慣れたソフトが一番なわけで、GarageBandと較べてとっつきにくかったけど、今やLogic Expressを一番使っているし。それに、Pitch Correctで使ったCubase Essential 5は、クロスプラットフォームだから、MacでもWindowsでも使える筈。それでも、MUSIC CREATOR 5は、体験版がないこともあり、この値段ならちょっと買ってしまいそう。でもきっと、私にとって一番いいのは、Mac用のVOCALOIDのソフトが出ることなんだろうね。