2024年04月11日

【Suno】かぜひいたみたい


13年前の今日、初音ミクが歌う「かぜをひいたの」をアップしたんだけど、今度はSunoが歌う「かぜひいたみたい」をアップしたので聴いてみて。




この歌は、私の作詞作曲した曲「かぜをひいたの」をオマージュっぽくアレンジした曲です。元は、ChatGPTに私の作った歌詞をアレンジしてもらって、それを更に私がどんどん修正していったというもの。Sunoでとりあえず歌わせると、歌詞をああしよう、こうしようっていうことがどんどん思いついて、歌詞の完成度が上がってきます。Sunoは作曲するたびに違う声と演奏になるけど、あるいはそのおかげで、いろんな発想につながるのかもしれません。

以前、記事を書いてから、Sunoの有料版をいつか使うだろうと思っていたのだけど、この歌を作るにあたり、とうとうサブスクに申し込みました。フリー版であれば、一日50クレジットで12曲までしかできないところ(なぜ10曲ではないかは後述する)、また有料版であればv3(Alpha)も使えるということであった(今はフリー版でもv3が使える)。$10/monthのを申し込んだのだけど、2500クレジットとなる。スゲーΣ(゚∀゚)と思うでしょ? 確かにスゲーΣ(゚∀゚)ではあるのだけど、いろいろとあるのです。

Sunoはv2でもv3でも、いったん作った曲の続きを作る機能があるんだけど、v3では元となる曲の何分何秒から続けるかを指定できる。なんでこれが良いかっていうと、だいたい、Sunoは、歌の途中で曲が終わってしまうから。1番から3番まである歌を歌わせると、3番の途中までで途切れるとかね。それを考慮して1番と2番だけの曲でまず作ろうと思っても、Sunoは前奏や間奏を長くして曲を延ばして結局途中で切れたり、あるいは、曲自体の長さを短くして途中で切ってしまうとか、とんでもない所業をするのです。これは、v2ではどうしようもないんだけど、v3のこの機能を使えば、うまく繋げることがやりやすくなる。それでも、続きを作っても作っても変な終わり方や曲調が変わってしまうこともあって、必ずうまくいくわけではないのだけど・・・。

また、v3は2分くらいの曲を作れると謳っているのだけど、短く終わってしまうこともある。ちなみに、以前の記事で、有料版は2:20できるようだと書いたけど、そのときは、そもそもv3(Alpha)も出ていない頃。そのときのv2でも2:20にはならなかったような気がします。

曲の続きを作曲してくれて、後で合成できる・・・んだけど、例えば、3番まで歌って終わってくれれば良いのだけど、その後、何語?って感じの歌を歌い続けたり、続きの作曲では、歌詞としてはもはや登録していない1番、2番の歌詞を引っ張ってきたりする。それも良い感じにまとまってくれたらそれはそれで良いのだけど、なかなかそうは問屋が。そして、なぜか、歌わないで、インストゥメンタルだけで曲を続けたりする。歌詞を登録しているにもかかわらず。それで結局あきらめた曲もあります。

そうそう、v2とv3の違いで、インストゥルメンタルにするかどうかを選べるスイッチがあるかどうかっていうのがあります。ちょうど歌の2番の一番最後の声を延ばそうとするところでブチっと切れた場合、インストゥルメンタルでつなぐと残りの声の延ばす部分はしっかりと発音して、後はインストゥルメンタルで終わらせるということができます。うまくいきさえすればですが。

あと、v3(Alpha)は機能的には良いのだけど、何分安定していなかった。より音質が良いとも言っているけど、それ以前に歌詞をちゃんと歌おうよってレベルのときもある。しかも、そういったAlpha版であるにもかかわらず、しっかりとクレジットは消費するという・・・。そういう意味では、やはりまだまだ現役はv2ということになります・・・って思ってたのだけど、完成度はともかく、v3の方がより期待どおりの曲を作ってくれてv2には戻れない感じ。でも、ちょっと楽しむ分には良いんだけど、一つの曲として完成させようとすると、v3は(ー’`ー;)ゥーンてなる。ていうか、v3からALPHAをとっても良いのだろうかって感じではある。せめてBETAでは?

そんなこんなですが、今回、アップした曲を作った頃は、まだv2が全盛期だった頃。公開できると思うレベルだと思う5曲をアップしたけど、更にもう1曲作ろうとしてなかなかできないなーというところで、元々2500クレジットだった残りが995となってしまいました。マジか! まず、作った曲の3分の1くらいはインストゥルメンタルになってしまった。なんだろう、なんかそういう傾向というか時期にハマってしまうとなかなかそこから抜け出せなかったりします。多分、時間を空けたりすると良いんじゃないかな。

そして、前の記事に載せたSunoの曲を聴いてもらうと、なかなか出来が良いでしょう? 最初は良かったのよ。だけど、有料版にしてもなかなかそのレベルとはならず、それでもなんとか作ったのが、この5曲。これはこれで(*´Д`*)ぃい〜と思っています。だから、新しい曲を作ろうとv3で苦戦するとv2にしようかなって思うんだけど、v3との違いに驚く。もしかして、今のv2って当時のv2とは違ってるんじゃないかとさえ思います。v3の方にリソース割いてたりしてるんだろうか。

じゃあ、最後に私が使ってきて気づいたTipsというか気をつけることを書いておきますね。

Sunoは基本的に一度に10クレジットで2曲作ります。フリー版だと50クレジットなんだから、10曲までと思うでしょう? ところが、残り10クレジットで作曲させている間、サムネの絵がぐるぐる回っている間であれば、もう一度、Createボタンが押せます。これは0クレジットになったらできないことなので、ぜひやってみてください。作曲している時間は、ぐるぐるしてる時間はそれなりに長いので、Style of Musicを変えたりする余裕もあります。v3はv2より早いけどまあできる。

それから、歌詞を自分で入力するつもりでうっかりCreateのボタンを先に押してしまうことがあります。そうすると、勝手に作詞作曲してしまうので要注意です。Custam Modeのスイッチを最初にオンにするのを忘れないように。

それから、有料版なんだけど、最初をは一か月だけのつもりだったんだけど、一か月経つ直前でも、まだクレジット残ってるし(前述のようなことがあって、大事に使っていた。)もう一か月更新してもいいかなと思ってそのままにしたんだけど、なんと、2500クレジットに戻ってしまっていて、前月分の残りクレジットは加算されいなという仕組みだった・・・(;´д`)トホホ スマホとかのギガみたいな感じです。

そして、最初の方に書いたけど、Sunoって、作詞してこそ楽しいって思うんだよね。自分が作詞した歌が、伴奏付きで良い感じに歌ってもらえるって素敵じゃないですか。(Sunoの歌声って、そこに心があるように聞こえるんだよね。その意味で、ChatGPTとか画像生成AIよりヤバいと思ってる。)そして、聴いてるうちに、どんどん歌詞をより良くブラッシュアップしたくなるし、実際できる。そうなると、自分の作り上げた歌ってより思えるよね。今回、元の歌詞をChatGPTにアレンジしたり更に自分で修正したりしたけれど、次回公開予定の曲は、やはり僕が過去に作った歌のアレンジになるんだけど、ChatGPTは使いませんでした。というか、アレンジしてもらおうと思ったら、あれ?って感じになってしまったので、結局自分でやるしかなかったというか。それをv3で作ってるんだけど、良い感じで歌ってくれるんだけど、歌詞を変なところで繰り返したり、混ぜられたりして・・・。



posted by nishinyah at 23:57| Comment(1) | 作曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする