こんなタイトルを付けるとややこしいのは、Lightroomの正式名称がAdobe Photoshop Lightroomだから。LightroomもPhotoshopってことになる。でも、多分、こんなタイトルを付けても混同はされない筈。PhotoshopはPhotoshop、LightroomはLightroomって感じ。
LightroomのTips的な方を先に書いてしまいましょうか。まあ、初歩的なことではあるんだろうけど、ずっとどうやるんかなーと思っていて、雑誌などで、Lightroomの基本みたいな記事があっても載っていないことだから。
Lightroomで補正ブラシを使うときに、いろいろとスライダーを動かすわけだけれど、新たに補正ブラシを使うときも、前の設定がそのまま残っていたりします。これを一瞬で初期値に戻す方法があるのではないかと前から思っていて、最初に見つけたのは、効果の所のカスタムで「カラー」を選択すること。これでいけることが分かったけれど、なんか一手間である。そこで、普段は、Adobeのチュートリアルはあんまり見ないのだけど、ビデオだけに、説明がないとしても、それをやっている所を見ることができるのではないかと思って見てみてみました。
59秒辺りで、ハイライトのスライダーを一瞬で戻している。早速、自分のLightroomで、マウスポインタをそこに持って行き押してみても反応なし。あれ? でも、ダブルクリックしたら出来たーヽ(Φ∀Φ)/ でも、これだけでは、項目ごとのリセットでしかありません。いろいろ文字を押していってみると、「効果」の文字をダブルクリックすると、今度こそ、σ(ΦωΦ)オイラが期待していたとおり、補正ブラシのスライダーの位置を全て初期値に戻すことができました。ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
さて、PhotoshopとLightroomの話に移りたいと思います。σ(ΦωΦ)オイラはPhotoshopはほとんど使いません。せっかく
なんで使わないかっていうと、Photoshopでは、どこまでも出来てしまうから。出来ることが多いのは良いことだけど、CGまで作れてしまいますからね。どこまでも出来るけれど、そのどこまでによっては、非常に労力と時間がかかったりもします。そしてなにより、Photoshopで加工するとファイルサイズが増大する。数十MBの一つのRAWファイルが数百MBになってしまう。たくさん写真撮っている人はどうしてるんだろうと思ってしまいますね。
そんなわけではありますが、前回撮影した写真で、こんな写真があります。
X-E1 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS 18mm(換算27mm) 1/90 f/5.6 ISO200
欄干がない方がいいよね・・・。でも、この場所で撮るなら、欄干はどうしても入ってしまうのです。そこで、Photoshopにはコンじるがあるじゃないか、と思って、ささっと修正してみました。そうすると、欄干部分が光学迷彩であるかのように、そこに何かある感じが残っている。また、よく見ると、服が本来ない筈の部分に服が新たに生成されてしまっている。光学迷彩的な所は、境目をスポット修復ブラシで直せばよさそうだけど、服はどうしたものか。
そこで、Photoshopの強みであるレイヤーの登場です。服があるところ以外をクイック選択ツールで、選択、コピー&ペースト。新たにできたレイヤーだけで、コンじるを実行。服が新たに生成されることなく、コンじるが成功しました。
レイヤーを重ねて表示すると、あれ? なんか服の端の部分とのつなぎ目が不自然。縁が黒っぽい。欄干と服の境目は少し黒っぽくなってしまっていて、そこが服の一部とみなされているので、このやり方ではどうしても残ってしまう。いろいろやってみたけど、最後は、そこの部分だけ拡大して部分選択したりしてなんとかしましたが時間かかりました。ε-(;ーωーA フゥ…
さて、次は光学迷彩の解消です。これについては、Photoshopではなく、Lightroomのスポット修復ブラシを使いました。Photoshopだと、修復しても思うような感じににならないときにお手上げだったのですが、Lightroomの修復ブラシの場合、それが修復であっても、何処から、その修復元となる画像を持ってくるか表示されるので、その位置を移動させ、自分が良いと思う感じに仕上げることができるからです。もしかしたら、Photoshopでも同様のことができるかもしれませんが、Lightroomだと直感的に出来ます。
まあ、そんなこんなで欄干を消してみました。改めて、出来上がった写真を見なおしてみると、ここの境は不自然だから直そうかなって思うと、実は、そこは元々何の加工もしていない部分であったり、という所もあったりします。あと、Lighroomから直接Photoshpを起動して加工しているのだけど、Phtoshopに読み込んだだけで色合いが少し変ってしまっています。髪の毛のてかりが少し落ち着いているなど。また、Lightroomから起動した場合でも、Photoshopで保存された状態が初期の状態として、別の写真として登録されます。
そんなわけで、Photoshopを使うとこんなことができて大変便利ではあるのですが、Photoshopをいじってると、写真の現像というより、パソコンを頑張ってる感じになってしまうので、Lightroomだけを使ってる方が楽しい。ときどき、こんなふうにどうしようもないものをPhotoshopで修正するくらいが良いのでしょう。とはいえ、年に一度あるか二度あるかってところなので、やっぱり、Lightroom専用プラン480円/月なんてのがあるといいんですけどね。