2015年01月20日

NHK文化センター 安井豊彦先生のポートレート講座(2015年1月)




安井豊彦先生のポートレート講座、2014年度後期第4回目の撮影です。最近はファインダーが付いているX-Pro1を使っていましたが、やはり連写時の性能で言うと、X-M1の方が良いので、X-M1に例の液晶ビューファインダーを着けて撮影しました。









TAEKO.jpg

(1) X-M1 XF35mmF1.4 R 1/450 f/1.4 ISO200



枯葉の中に埋もれてもらっています。この写真はひっくり返して見ることもできますが、そうすると印象が全然変わってしまいます。


【講評】綺麗は綺麗。この場合、服は脱がしちゃって、このへん木の葉だけで敷き詰めてしまうとかね。やるとしたらそれが一番いいかなと思います。ひょっとしたらやってくれたかも。自分がどこまでやりたいかでしょうね。作品を作るときには遠慮抜きで自分が欲しいイメージに忠実にやるということが必要でしょうね。


どれくらい脱がすのを想定されているのかと訊いたところ、乳首が見えなければいいということでした。問題は寒いということ。あたたかい所だったらやってくれた筈。あったかい所で挑戦してみてくださいということでした。(*‘ω‘ *)ィャン













TAEKO 02

(2) α99 Sonnar T* 135mm F1.8 ZA 1/160 f/1.8 ISO100



このポーズは私が指定したものですが、撮った写真を見ると思ってたのとなんか違う。でも、コントラストとかを微妙に変えていったら、これならいいかなと思う写真になりました。


【講評】ポーズが面白いと言えば面白いです。ちょっと緊張感があっていいなーと思う。まっすぐな右足、くっと曲げた左足。肘を曲げて掴んでる。胸元を掴んでる。顔がこちら見てキリッとして口元もしまってる。このポーズがもっと活きるようにされたらよかったのかな。この塀全体に明るく光が当たってたらよかったのかと。

<ここで、先生はPhotoshopの選択ツールで人物を選択し、選択後反転。モデル以外の彩度を低くしたり、明るくしたり、中間調で明るくされたりしました。>













TAEKO 03

(3) X-M1 XF35mmF1.4 R 1/40 f/1.4 ISO800



【講評】静か。しっとりしている。いいと言えばいい。ここ(フードの部分)が隠れるくらいこちらを向いてもらったら良かったかな。ここがちょっと重い。上着を脱いでもらったら良かったかな。













TAEKO 04

(4) α99 Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM 50mm 1/1600 f/2.8 ISO100



影が綺麗だったので。


【講評】ハイライトが当たってもっと浮き上がってたら良かった。先ほどのシャープなポーズをここでしたら、この石の輝きがもっと活きたと思う。この縦の写真はこの横の写真(5)で表現されている気がする。この石の輝きを活かした撮り方があったと思う。













TAEKO 05

(5) X-M1 XF35mmF1.4 R 1/250 f/1.4 ISO200



石の上で撮った写真でなんとなく良いと思ったものです。ところで、街灯とか木の枝にグリーンフリンジが発生しています。Lightroomだとパープルフリンジはわりと綺麗に消せるのですが、グリーンフリンジはなかなか消えてくれません。(・ε・)ムー そこで、先生がPhotoshopの使い方の説明をされていたので、消し方を教わりました。

この場合は、わりと簡単ということで、コピースタンプツール(モード:カラー)を使えば良いということでした。具体的には、本来あるべき色の部分でスポイトツールで色を採取した後に、新規でファイルを作り、その色で塗りつぶします。そして、コピースタンプでMacであればOptionを押しながらクリックし、ウインドウを写真に切り替えて、モードをカラーにしてフリンジが出ているあたりにスタンプします。実際にやってみると以下の写真のようになりました。いい感じですね。


【講評】写真そのものはいいと思う。都会的な写真だと思う。




TAEKO 05R









以上となります。他の受講生の写真はこちらで見ることができます。

今回は、X-M1を使いましたが、自分撮りができるX-A2が発表されましたね。X-A2・・・。ていうか、X-M1いつの間にか生産終了してるし、X-M2はもう発売されないのかもしれませんね。






ラベル:FUJIFILM SONY
posted by nishinyah at 00:04| Comment(2) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする