2013年12月25日

白鳥庭園の冬のあかりアート



白鳥庭園で、冬のあかりアートをやっているということだったので、行ってきました。例によって、X-Pro1とみんぽすさんからお借りしている XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS で広角側を担当、α99Sonnar T* 135mm F1.8 ZAで望遠側を担当、そして現像はLightroomです。


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今回は夜の撮影なので、三脚として、X-Pro1用に、SLIK プロミニ III Nを持って行きました。白鳥庭園に入ってみたら、橋の上で、三脚がずらりと並べて撮影されている方がいっぱい。私のささやかな三脚とは大違いです。私も欄干の上に固定しようとしたり、あるいは、橋の上に直接置いたりして、なんとか撮影しましたが、やはり、ある程度以上の高さの三脚は便利そうでしたし、その高さでないと撮れない写真もあります。でも、それでも、この三脚は、小さい鞄の中にすっぽりと邪魔にならず入るし、三脚としての機能もそれなりに果たしてくれるので、やはり、これはこれで便利です。でかい三脚を持っていくのは、それだけで、億劫になりがちですからね。でも、地面に直接置いて撮るときなどは、カメラはかなり下の位置になるので、チルト式やバリアングル式の液晶モニタのカメラだったら、もっと使いやすかったでしょうね。ていうか、X-M1をもう買ってしまいそうです。








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X-Pro1 XF 30.2mm 1.0 f3.6 ISO200








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X-Pro1 XF 26.5mm 0.7 f4.5 ISO200








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X-Pro1 XF 40.7mm 1.4 f4.5 ISO200








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α99 Sonnar135mm 1/160 f2.2 ISO800








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X-Pro1 XF 18mm 9.0 f14 ISO200 f14まで絞っているので、光芒ができています。こんな光芒を撮るには、三脚が必須ですので、小さいとはいえ、三脚があったからこそ撮れた写真です。








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α99 Sonnar135mm 1/160 f1.8 ISO640








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X-Pro1 XF 24.3mm 8.0 f11 ISO200








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α99 Sonnar135mm 1/125 f2.0 ISO1600








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X-Pro1 XF 31.5mm 1.2 f4.0 ISO200








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X-Pro1 XF 18mm 1/13 f2.8 ISO1600 手持ちで撮ったものです。高感度と手ぶれ補正の組み合わせ、なかなか良いですね。








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α99 Sonnar135mm 1/20 f1.8 ISO1600








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α99 Sonnar135mm 15.0 f11 ISO100 白鳥庭園の近くには、こんなカッコイイ建造物があります。








さて、このような風景を撮るときに、被写体をちょうど良くカメラに収めたい場合、単焦点レンズだと自分が前後に動くことになります。しかし、いつも前後に動けるとは限らないということと、前後に動くと、同じように見えていて見える所が変わってしまいます(逆に、見える所が変わるということは、違う写真が撮れる可能性があるということになるので、ズームレンズを持っていても、前後に動くのはありです。ズームというのは結局画素数の変化のないトリミングをしているようなものですから。)。撮るバリエーションが増え、いろいろな被写体に対応できるということで、Xシリーズのカメラでも、ズームレンズを持っていたいですね。X-M1を買うとしたら、ダブルズームレンズキットにするかもしれません。更に単焦点をプラスしたトリプルレンズキットなんてのもあればいいのに。





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2013年12月24日

冬の明治村



明治村にはいつか行こうと思い、何軒かのチケット屋さんを廻って12月29日まで有効のご招待券を入手したものの、紅葉の時期に行きたいからもう少し待とうとか、今日は混んでそうだからよそうとか、前の晩遅くまで起きてたから今日はやめようとか、そんなこんなで、なかなか行く機会が訪れなかったところ、先日、やっと、行ってきました。

以前から、風景などを絞って撮るのなら、開放F値が小さいのにこだわる必要ないよね、むしろ、ズームとかできた方が良いよねと思っていました。そういう意味では、α99用のVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMを持っているのですが、α99の場合、Sonnar T* 135mm F1.8 ZAの出番がどうしても多くなりがちです。

そこで、今回みんぽすさんからお借りした XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS の登場となります。広角から標準はこのレンズとX-Pro1、望遠はSonnar 135mmとα99、この2台体制で行こうというものです。


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明治村は、明治時代の建築物を主体とする博物館です。今回選んだ写真を見ると、外観は望遠、屋内は広角の写真が多くなりますね。とくに、建物を外から広角で撮るのは難しさを感じます。広角レンズを全体を写すために使うと、散文的な写りになってしまいがちですから。なお、現像はLightroom 5を使用しています。








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X-Pro1 XF 30.2mm 1/1600 f3.2 ISO200 聖ヨハネ教会堂








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X-Pro1 XF 18mm 1/200 f2.8 ISO200 聖ヨハネ教会堂








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α99 Sonnar135mm 1/100 f1.8 ISO1600 聖ヨハネ教会堂








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X-Pro1 XF 18mm 1/60 f3.2 ISO500 西郷従道邸








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X-Pro1 XF 18mm 1/60 f3.2 ISO1000 西郷従道邸








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α99 Sonnar135mm 1/160 f1.8 ISO200 西郷従道邸








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X-Pro1 XF 26.5mm 1/400 f3.2 ISO200 三重県庁舎








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α99 Sonnar135mm 1/8000 f1.8 ISO100 北里研究所本館








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X-Pro1 XF 18mm 1/2200 f2.8 ISO200 清水医院








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X-Pro1 XF 18mm 1/1700 f2.8 ISO200 清水医院








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α99 Sonnar135mm 1/1600 f2.2 ISO100 東松屋住宅








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X-Pro1 XF 48.4mm 1/2700 f4.0 ISO200 六郷川鉄橋








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α99 Sonnar135mm 1/160 f1.8 ISO1600 聖ザビエル天主堂 ハンドベルコンサート このときに、それまでα99の手ぶれ補正をオフにして撮影していたことに気づいたのでした。








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X-Pro1 XF 44.4mm 1/60 f4.0 ISO500 浪漫亭 オムライス美味しかった。ここまでで、X-Pro1のバッテリーが切れてしまいました。








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α99 Sonnar135mm 1/8000 f1.8 ISO100 内閣文庫








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α99 Sonnar135mm 1/2000 f1.8 川崎銀行本店








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α99 Sonnar135mm 1/800 f2.5 ISO100 カワウ








X-Pro1用のバッテリーは一つしか持って行かなかったのですが、途中で、バッテリーが切れてしまいました。やっぱり、手ぶれ補正で電気使ってるからかなーと思いましたが、その後、しばらくして、α99のバッテリーも切れてしまったので、あんまり関係なかったかもしれません。長時間電源入れっぱなしで使用していたからということなのでしょう。

正門近くから一軒一軒丁寧に撮影していたのですが、ある程度撮影したところで、これは、今日1日で全部は難しいよなーということで、明治村住民登録もしてきました。これで、1年間は何度でも入村できます。今度行くときまでに、行方をくらましているX-Pro1用の予備バッテリーを見つけておきたいところです。




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2013年12月20日

iPhone 5c



5sではなくて、5cにしました。デザインが可愛くていいんじゃないかな。ゼロ円というのも良かった。32GB。iPhone 4Sでは、iOS7にしていなかったので、5cになって、そのデザインと相まって、いろいろと変わった印象です。なんとういうか、北欧的なデザインな感じ。出来ることは、iPhone 4Sとそう変わってないけど、アメリカンからヨーロピアンになったって感じ。



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さて、FM静岡を聴きたくて、auにしたいと以前書きました。それは、羊毛とおはなラジオを聴きたかったからです。羊毛とおはなラジオでは歌っておはなさんというコーナーがあり、リクエストにより、いろんな歌をその場で歌ってくれるのですが、それがカバー曲だったりすると、その部分がPodcastでは聴けないのですよ。だから、とても楽しみにしていたのです。それなのに、年内で羊毛とおはなラジオ終了って・・・。ぇ━(*´・д・)━? そりゃないよ。

この度、歌っておはなさんにリクエストしてみたから、歌ってくれるといいのだけど。



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2013年12月19日

NHK文化センター 安井豊彦先生のポートレート講座(2013年12月)



安井豊彦先生のポートレート講座、2013年度後期第3回目は、いつもより遅い時間から始まり、暗い中でイルミネーションが光るまでの撮影です。イルミネーションと言えば、橋本先生の光の中のシンデレラを思い出します。あのときは、ストロボを使う場合でも、レフ板に反射させて撮るなどしましたが、今回はそこまで出来ないので、クリップオンストロボで、カメラ直付で撮影しました。デフューズはしましたが、ストロボの強さを一番弱くしても近くからだと強すぎたり、遠くからだと光が届かなかったり、そんなこんなでした。

使用した機材は、いつもどおり、α99Sonnar T* 135mm F1.8 ZAVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMX-Pro1XF35mm F1.4 Rになります。現像は基本的にApertureです。


講評も行われました。ここ数回の講評は、メモと録音した音声を確認しながら書いていたのですが、今回は、録音した筈が、録音時間が0分になっていました。あっるぇー? 録音に結構頼るようになっていたので、メモも断片的です。なので、講評については、いつもより簡潔なものになっています。









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X-Pro1 XF35mm 1/90 f1.4 ISO200



この写真は、例によって、最後の1枚をどうしようかと思って、何度も見直して、(ー'`ー;)ゥーンとなって、これはこれで結構くるものがあると思って選んだものです。今回のモデルを最初に先生がコンパクトデジタルカメラでアップで撮っているのを真似して撮りました。結構近くからサッと撮った写真ですが、ピントも合っていますし、柔らかい感じもして良いかと。素のモデルの顔という感じもします。先生からの講評は、こんなまん丸な顔はモデルに見せられないかも。でも、今回、私が撮った写真の中では一番良い。ということでした。









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α99 Vario-Sonnar 24mm 1/60 f3.2 ISO200



人形っぽさを出した写真です。モデルがこちらを見ているのと、そうでないのとがあり、どちらにしようかと悩みました。結局、こっちを見てる方が、やはり、見ている人に働きかけてくるものがあるので、こちらを選んだものです。先生からは、半ば奇異な感じ。頭を上に振ってもらって撮ると良かったのでは。ということでした。

ちなみに、下の写真が、講評には出さなかったもう1枚です。全体的なアングルはこちらの方が良いと思っています。




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α99 Vario-Sonnar 28mm 1/60 f3.2 ISO250









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α99 Vario-Sonnar 35mm 1/320 f3.5 ISO100



夕方の光で撮ったもの。これだけはLightroomで現像しています。何をしたかというと、垂直方向の補正。結構下から撮ったので歪んでしまったものを直しています。先生からの講評は、見下してる感じ。気を使わない関係になって、こんな写真が撮れたのか。たまたまなのか。といったものでした。









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X-Pro1 XF35mm 1/250 f1.4 ISO200



この写真は、前ボケは入れられましたが、モデルの近くのLEDは小さく写ったままです。そこで、白をより強調するために明るくしています。先生からは、ウインクさせるなら、もっとはっきりとウインクしてもらった方が良い。というものでした。それなら、以下の写真の方がいいかな?




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X-Pro1 XF35mm 1/160 f1.4 ISO200









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α99 Sonnar135mm 1/160 f3.5 ISO800



これは先の写真を撮った後、モデルの近くにLEDがない方が良いだろうと思い、少し離れてしゃがんでもらってと撮ったものです。先生からは、はじけ飛んだ光とモデルのポーズががはしゃいでる感じ。と言われた気がします。









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α99 Sonnar135mm 1/160 f2.5 ISO1250



これは綺麗ですよね。今まで私が撮っている写真とはまた違った方向で、なんだか、ベルばらっぽい感じもします。こういうのもありなんじゃないかと思います。なお、顔の部分に、焼き込みで少し影を付けています。先生からは、補助光が強すぎる。顔も手も明るくて人工的に見える。目だけで構成すると可能性のある写真になるかも。といったようなことを言われました。









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α99 Sonnar135mm 1/160 f2.5 ISO1600



イルミネーションの中のモデルの表情が柔らかで良いかなと思ったものです。先生からは、光が暴力的に強い。冬の光と言うより固い光になっているということでした。確かに、Apertureで、かなり露出は上げています。最初は顔のあたりをほどほどに明るくしていたのですが、全体的に明るくしたら、髪の毛の後ろからの光も見えてくるし、後ろのたくさんの光もこれはこれで良いかなと思ったのですが。家に帰ってから、露出を元に戻し、顔等を明るくし、でも、右側の光は覆い焼きである程度明るくしてみたのが以下の写真となります。一つ一つの玉ボケも見えてきましたね。




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α99 Sonnar135mm 1/50 f1.8 ISO1600



この写真は、今回一番良く撮れたと思っている写真です。この表情が撮れたのが良かった。なお、ストロボを使ったため、少し肌がギラついたところがあったのですが、Apertureのスキンスムージングで補正しました。先生からは、これは光が強いと言っても、全体がハイキーで良い気がする。表情が良い。といったことを言われました。









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α99 Vario-Sonnar 35mm 1/13 f3.5 ISO1600



今回、講評に提出した写真は割りとアップが多めなので、夜のイルミネーションで、ある程度体が入っている写真を選ぶと、この写真となりました。先生からは、背景を光だけで構成した方が良かった。後ろの木は省いて、もっと上から撮る。ということでした。








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X-Pro1 XF35mm 1/170 f1.4 ISO200



この写真は、ストロボのバッテリーが切れたので、X-Pro1で地明かりのみで撮ったものです。近くのイルミネーションで顔に光をあて、背景に遠くのイルミネーションを入れて撮りました。先生からは、物思いにふけっているよう。なんとなく年をとっているように見える。これで可愛らしく撮れていれば。といったことを言われたと思います。



以上となります。




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2013年12月14日

白川郷で柿を撮ってきました。



白川郷と言えば、雪の中、ライトアップされた茅葺屋根の合掌造りが有名です。私としては、近代的な建物がライトアップされるのは良いと思うのですが、古き良き日本の家屋とか紅葉などは、ライトアップは何かが違うと感じています。そんなふうに思っていたので、白川郷に自分が撮影に行くことはあるのかなと思っていたところ、クラブツーリズムの白川郷に柿を撮りに行くツアーを見つけたので、行ってみることにしました。

持っていった機材は、α99Sonnar T* 135mm F1.8 ZAVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMX-Pro1XF35mm F1.4 R、そして、三脚はManfrotto 190CXPRO4です。なお、三脚を使用したのは窓の明かりを撮る所だけです。現像はLightroom 5を使用しています。

白川郷に到着すると、まずは昼食です。ニジマスの甘露煮とか、お豆腐とか、精進料理ではありませんが、そんな印象の料理。ご飯はおかわり自由でした。昼食後、現地で合流された森田廣実講師と一緒に撮影しても良いし、自分で好きなように好きな場所で撮っても良いというものでした。現地では結構時間がとれましたので、ゆっくりと撮影することができます。なお、展望台と暗くなってからの窓の明かりの撮影は一緒にバス移動となります。








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X-Pro1 XF35mm 1/4000 f1.4 ISO200








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α99 Vario-Sonnar 35mm 1/1000 f2.8 ISO100








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α99 Vario-Sonnar 24mm 1/6400 f2.8 ISO100








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α99 Sonnar135mm 1/160 f10 ISO320








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α99 Sonnar135mm 1/160 f8.0 ISO160








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X-Pro1 XF35mm 1/4000 f4.5 ISO200








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X-Pro1 XF35mm 1/400 f2.0 ISO200








Shirakawa Go07.jpg

X-Pro1 XF35mm 1/240 f9.0 ISO200








Shirakawa Go08.jpg

α99 Sonnar135mm 1/250 f9.0 ISO100








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α99 Sonnar135mm 1/500 f8.0 ISO100








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α99 Vario-Sonnar 70mm 1/1000 f2.8 ISO100








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α99 Vario-Sonnar 70mm 1/800 f2.8 ISO100









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α99 Vario-Sonnar 40mm 1/60 f9.0 ISO125









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α99 Sonnar135mm 1/2000 f1.8 ISO100








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α99 Sonnar135mm 13 f7.1 ISO100








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α99 Vario-Sonnar 70mm 30 f8.0 ISO100








世界遺産である白川郷には、海外からも含め多くの観光客が訪れる観光地となっています。茅葺屋根の家が日常で使われているような田舎は、最早、観光地以外では存在しないのでしょう。写真として実際に写っているこの何気ない郷愁を誘うような平和で穏やかな風景を見ると、実際に存在し、目に見えていながらも、そこには、本当の意味では辿りつけないような切なさを感じます。

このツアーでは、作品研究会も行われます。プリントした写真を持って集まるのだそうです。実施日時は、ツアー当日の本当に最後のになるまで明かされませんでしたが、なんと平日の昼間ということでした。(´・д・`)ェー。同じ場所同じ時間でどんな写真を撮ったのか見たかったし見せたかったな。






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2013年12月02日

初めてレンズ交換式カメラを購入するのなら



何が良いのかっていう話を最近よく見たり聞いたりします。私もなんだか語りたくなってきたので、いろいろ書いてみようと思います。


■フルサイズかAPS-Cかマイクロフォーサズか

画質に影響する撮像素子の大きさをどうするのかということになりますが、初めて買うのなら、APS-Cで十分ではないでしょうか。もちろん、最初からフルサイズにしても良いのですが、カメラ本体価格だけでも、2、3倍以上はします。そして、APS-Cの方が市場での競争が激しく、世代交代も早いので、例えば、一世代前くらいの、しかし性能的に十分なカメラを安く買うなんてこともできます。フルサイズだと、レンズも含めれば、最低でも20万円以上はかかると考えなくてはならないでしょう。私自身は、α99というフルサイズのカメラを使用していますが、APS-Cの撮像素子のカメラも現役で使用しています。

オリンパスやパナソニックのマイクロフォーサーズは、世代交代も早く、安く購入しやすいと思います。ただ、マイクロフォーサーズの記事を見ると、一昔前のAPS-Cに引けをとらないといった記述を見たりして、だとすると、今のAPS-Cの方が良いのではないかと思ってしまいます。でも、撮像素子がAPS-Cよりは小さいとは言え、いわゆるコンパクトデジタルカメラよりは大きいですし、またデザインや大きさも、ちょっとカメラ女子が持ったりするには良い感じのような気がします。また、撮像素子が小さめということは、ボケにくいということでもあります。ボケというのは、効果的に使うと立体感のある素敵な写真になりますが、あまりボカしたくないときもある筈です。それに、いろいろと多様なレンズが発売されているので、レンズである程度カバーすることもできます。

とはいえ、私は撮像素子はAPS-Cをオススメしておきます。マイクロフォーサーズのカメラは実際には使ったことがないので、よく分からないというのが正直なところです。フルサイズは、APS-C機を使いこなして、自分にはどんなカメラが良いか分かるようになってからでも良いのかなと。その時期が早く来れば、APS-C機はサブカメラとして活躍してくれるでしょう。また、そもそも、フルサイズにしなくてはならない理由というのがあるのかという点もあります。フルサイズの方が、高感度性能が優れているとか、同じボケでも画角が広いとか、階調が豊かだとかがありますが、実際問題として、APS-C機でも高感度は十分だと思うし、階調っていってもそんなに違いますかね?って思うし、フルサイズの方が被写界深度を浅くできるということではあるけど、APS-C機のボケを見て、これ以上必要と思うかなってところです。それにフルサイズは一部の例外を除いて大きくて重いですからね。


■メーカーはどこがよいか

キヤノンが無難です。以上。

というか、おそらく、キヤノンだと初期投資が安くなると思います。何故ならキヤノンには一万円くらいで購入可能な50mm f1.8のレンズがあるからです。後述しますが、レンズ交換式カメラを購入したら、F値の小さい(2.0以下の)レンズを購入しないと勿体ないです。撮り方やシチュエーションによっては、コンパクトデジタルカメラでも、レンズ交換式カメラと遜色のない写真が撮れたりしますが、しかし、開放F値の低いレンズで撮ったボケを活かした写真は、撮像素子の小さいコンパクトデジタルカメラでは撮れません。

予算的な話をしましたが、ニコンであれば50mm F1.8のレンズは2万円くらい、ソニー、ペンタックスもそれくらいで買えます(ニコンの場合、D3000系やD5000系のカメラは、AF-Sと頭に付くレンズでないとオートフォーカスが使えないので注意。)。逆にいえば、1、2万くらいのことで選択肢を狭めてしまうのは勿体ないとも言えるので、好みに応じてで良いと思いますし、カメラの値段によっては、レンズ分くらいの差額が出るかもしれません。ただ、キヤノンはプロが多く使っているような気がします。また、プロが使うのなら、キヤノンかニコンしか選択肢はないと聞いたこともあります。それはレンズの数が他と段違いであるからということです。まあ、我々はプロではないのですから、そこまでこだわる必要はないかもしれません。普通に使えるレンズは各メーカーとも出しています(サードパーティ製のレンズや、中古のレンズまで考えると、キヤノンやニコンは有利でしょうね。ペンタックスも意外と良いような気がします。)。ただ、ペンタックスは今のところフルサイズのデジタルカメラを出していないという点は注意です。でも、ニコンでもキヤノンでもソニーの場合でも、APS-C専用のレンズというものがあり、わりと安く手に入るので、フルサイズのときは、レンズも買い直すと考えれば、ペンタックスでも良いかもしれません。ちなみに、ソニーは、NEXとα7がEマウント、α2桁がAマウントとなり、同じソニーでも使えるレンズが異なりますので、ご注意ください。


■レンズはどうするのか

まず、大抵のカメラにはレンズキットというのがあります。レンズ一本付きのセットを購入すれば良いでしょう。そのうち、もっと良いレンズが欲しくなり、キットレンズは使わなくなると思いますので、ダブルズームキットにはしない方が良いと思います。レンズキットをすすめるのも、カメラ本体単体で買う場合とそんなに値段が違わないからです。それどころかレンズキットの方が安い場合もあります。また、望遠ズームと言っても、大抵、55-200mmだと思います。望遠ズームとしては、18-270mmや18-300mmといった広角からもっと望遠までをカバーするレンズもあるので、例えば、運動会などで使うときも、レンズ交換をいちいちしないですむ=シャッターチャンスを逃さないということで、そういったレンズが欲しくなる筈です。それを購入してしまえば、ダブルズームの望遠の方のレンズは使うことは最早ないでしょう。

そして、レンズキットとは違うレンズとして、あと一本。レンズ交換式カメラの醍醐味であるボケを活かした写真を撮るために、F値の低い、そうF1.8くらいのレンズがコストパフォーマンスが良いので、これを購入し、絞り優先モードなどで、f値をできるだけ低くして撮ってみてください。

ただ、私が想定しているダブルズームキットは、APS-Cの最も安い一眼レフカメラです。これが例えばミラーレスだったら、レンズ2本付きでも良いかもしれません。FUJIFILMのXシリーズのカメラのレンズは、まだ数は少ないですが、どのレンズも素晴らしいと言われています。また、レンズ一本付きで15万円以上するようなセットだと、レンズもそこそこ良いレンズの筈です。そうなると、レンズキット用のレンズとは最早言えないかもしれません。欲しいレンズならそれで良いのですが、場合によっては、本体だけ買って、レンズは別途目的に合ったレンズを購入した方がコスト的には良い場合もあるかもしれません。

それと大抵のレンズにはレンズフードが付属しています。撮影するときは出来るだけレンズフードを付けた方が、画質の良い写真が撮れます。


■ミラーレスか一眼レフか

キヤノンやニコンやペンタックスにも、ミラーレスがないこともないけど、性能的にも価格的にも一眼レフの方を選択することになるでしょうね。ソニーはEマウントで撮像素子がAPS-CのNEXというミラーレスがあります。同じソニーで最近α7というフルサイズミラーレスが発売されました。また、FUJIFILMのXシリーズも撮像素子がAPS-Cのミラーレスですね。前述したマイクロフォーサーズもミラーレスです。コンパクトであることを重視するならミラーレスも良いのではないでしょうか。コンパクトであるとお店で料理の写真を撮るときも、そんなに目立たないというメリットもあります。もちろん、持ち歩きやすい=撮影機会が増えるとも言えるので、大きくて重いカメラを買って、使わないよりはずっと良いかもしれません。


■まとめ

要するに、とりあえず、キヤノンイオスキスデジタルのレンズキットとEF50mm F1.8 IIを購入すれ良いんじゃないかということになります。私自身は、元々、ニコンのダブルズームレンズキットを購入し、今はソニーFUJIFILMを主に使用しています。最初に投資しすぎてしまうと、後で、自分が欲しいカメラやレンズが出てきたときに、そちらに換えることに躊躇してしまうと思います。初めは初心者でも、いつまでも初心者ではないのですから、自分が欲しいと思うカメラやレンズがきっと出てくると思います。キヤノンなら品質の良いもっと上位のカメラやレンズがあるので、いずれ自分が欲しいと思うカメラやレンズもカバーしてくれるかもしれません。だから、ニコンが好きだとかソニーが好きだとか、このデザインのカメラが良いとか、とくにそういったことがないのであれば、キヤノンで良いのかなと思います。でも、私自身はキヤノンのデジタルカメラは所有したことはないですし、個人的な好みとしてはニコンの方です。キヤノンを否定する要素がないということです。ソニーは、私の場合、Sonnar T* 135mm F1.8 ZAのレンズが使えるというのが大きいのですが、α99はそのデザインも含め気に入っています。FUJIFILMは、APS-Cミラーレスとして見た場合、ソニーのNEXの方が性能や価格的にお手頃感がありますが、その写りとデザインが気に入ったものです。


■一緒に購入するもの

店頭で購入するなら、おまけで付けてくれるよう交渉しても良いかもしれません。

SDカード 高級機だとコンパクトフラッシュの場合もあるかと思います。量販店だと意外と高いので私はAmazonを使用しています。SanDisk 32GBなどが良いのではないでしようか。

ブロアー レンズのホコリなどを吹き飛ばすものです。後述するレンズクリーナーを使う前には必ず使った方が良いと思います。UNのブロアーがオススメみたいです。なお、私は、手でシュコシュコするのはもちろん持っていますが、エアダスターを使うとかなり強力に吹き飛ばせるので、実は結構オススメです。

レンズクリーナー あまり使い過ぎない方が良いと思いますが、レンズとか指で触っちゃったりすると、脂が付いたりします。汚さないで使うのは難しいでしょう。まずブロアーでホコリ等を吹き飛ばしてから、優しくフキフキします。いろいろ売っていますが、私としては、これこれがオススメです。これもいいらしいですよ。

液晶保護フィルム これは付けた方が良いです。液晶は保護しましょう。これがあったおかげで助かったことがあります。また、付けてても変わらなかったかもしれませんが、液晶を理由に修理に出したこともあります。

レンズ保護フィルター 私は最早使っていません。光学的にはフィルターを付けない方が画質の良い写真が撮れる筈です。とはいえ、付けたのと付けないで撮った写真を較べて区別できるかというと、それはかなり難しいのではないでしょうか。気になるのならレンズの保護のために付けても良いと思います。ただし、工場夜景などゴーストが入りやすい写真を撮るときは外した方が良いと思います。なお、レンズフードを付けることによっても、ある程度レンズは保護されます。


■いずれ購入するもの

もちろん、カメラと一緒に購入しても良いのですが。

予備バッテリー 旅行などに行くなら持っていた方が安心です。自分が撮る枚数が分かるようになってからでも良いかもしれません。私はかなりの枚数を撮影するので、予備バッテリーは買うようにしています。もっとも、1〜2時間くらいの撮影ならあまり心配はしませんが(カメラにもよりますけど。)。

ストラップ カメラに付いてくるので十分だと思いますが、長さ的には首からさげるものになります。たすき掛けのようにした方がカメラの重さも気にならないですし、デザインもいろいろ選べるので、そういう丈の長いストラップを別途買っても良いかもしれません。ちなみに私はこれをα99に付けています。

三脚 三脚を使わないと撮れない写真があります。例えば、渓流や滝などで、水の流れを白糸のように撮るには三脚で固定し、0.5秒以上のシャッタースピードにすると、とても簡単に撮れます。初めて、そんな写真を撮ったときは、感動しました。ぜひやってみてください。また、夜景などを撮るときも三脚はあった方が綺麗に撮れます。花火もちゃんとした写真を撮るのなら必須ですね。更に、ブツ撮りするときも、低ISOで撮った方が綺麗に撮れる(つまり、あまり明るくない場所で撮影すると、シャッタースピードが長くなり、ぶれやすくなる。ISOの値を上げればぶれないけど、画質とのバーターである。だから、三脚で固定し、シャッタースピードが長くなっても、ぶれないようにする。)し、アングルもカッチリ決められるので、三脚があった方が良いでしょう。とはいえ、三脚はかさ張るものですから、私自身そんなには使ってはいません。一応、Manfrottoの三脚を購入して使っていますが、そんなには使っておらず、どの三脚が良いのかと語れるほどでは・・・。それと、最近、これを買いました。高さもなくかなり小さいのですが、一眼レフでも使えそうです。そして鞄に入れて持ち歩けるので、出先でちょっと滝などを見つけたときなどに使えるのではないかと期待しています。

ストロボ ストロボは使いどころが難しいですよね。ヘタに使うくらいなら、高ISOで撮った方がよほど簡単に綺麗に撮れたりします。多分、結婚式とかそういうときにはあった方が良いのでしょう。使うときは、天井が白ければ天井に、壁が白ければ壁に、反射させて撮ると良いでしょう。夜間撮影のときは、できればカメラから離して発光させることができるとより自然な写真が撮れる筈です。

現像ソフト ファイルサイズが大きくなるけど、せっかくならRAWで撮りたいところです。RAWで撮ったら現像が必要となります。カメラ付属のソフトでも良いのかもしれませんが、もうちょっと何とかしたいときに欲しくなる筈です。入手しやすく使いやすいのは、Lightroomでしょうね。Macなら、Apertureも良いソフトだと思います。iPhotoでもある程度いけます。Lightroomはバージョンアップが早いような気がします。バージョンアップすると、バージョンアップ後に発売されたカメラのRAWファイルは、原則現像できなくなります。例えば、Lightroom 4だと、RX1は現像できるけど、RX1Rは現像できないなんてことが起こります。もちろん、バージョンアップと銘打つからには、それなりに新機能も搭載はしてきますので、それが良いとも言えるかもしれません。逆に、Apertureはなかなかバージョンアップしないので、そこが物足りないと言えば物足りないのですが、対応するカメラについてはアップデートしてくれるので、経済的ではあります。ただし、アップデートしてくれるまでに時間がかかる場合もあります。


■参考になるサイト

今見ている私のブログです。(●´ω`●)ゞエヘヘ えーと、カメライフstudio9が読んでいて楽しくてためになることが書いてあると思います。それから、siesta styleの写真は私は好きです。カメラの噂を知るならデジカメinfoでしょうね。facebookなら東京カメラ部に参加するのも良いのではないでしょうか。ちなみに、東京カメラ部の手にカメラを持ってるアイコンは私が撮影したものですよ。(ΦωΦ)フフフ…







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■余談

最初はAPS-Cの安いカメラ買って様子見したらといったことを書きました。それは、同じAPS-Cの撮像素子を使っていれば、高いカメラでも安いカメラでも、写りはそんなに変わらないということもあります(むしろ、レンズの方がウェイトが大きい。)。値段の違いは、カメラの質感が良いとか、シャッタースピードがもっと速いのまで対応しているとか、オートフォーカスが優れているとか、ファインダーが優れているとか、防塵防滴であるとか、そんなところかと思います。もちろん、高いカメラの方が、使いこなしていくうちに、良い所が分かってくるとは思いますが・・・。それが、一般的な感覚として安いと言えるのかというのはもちろんあります。それなら、もう少し出して、同じAPS-Cでも、もう少し高級なカメラにしたいというのも分かります。キヤノンやニコンなら間違いはないのだから、そのあたりを最初から決めてしまって、それでずっといけばいいじゃないかと。そうかもしれませんね。でも、とくに、APS-Cって世代交代が早いので、新しいカメラがどんどん出てきます。あれだけのお金出して買ったのに、もう新しいのが、そして更に新しいのが!ってことが起こります。それなら、予算に余裕があれば、最初からフルサイズにしてしまうのも手ではあります。最近は、キヤノンの6DやニコンのD610やソニーのα7など、フルサイズと言っても、以前よりも購入しやすい値段で買えるようになりましたから。とはいえ、初めて買うのなら手は出しづらい値段。だったら、初めはAPS-Cの安いカメラで、もっとカメラのことが分かってきて、もっと性能の良いのが必要だと思うようになってから、そのときまでに得た経験で自分が欲しいカメラを改めて買ったらどうでしょうということです。キヤノンを使ってるとニコンが羨ましくなったり、その逆もあったり、ソニーが気になったり、ペンタックスが良さそうと思ったり、FUJIFILMに惹かれたり、SIGMAの写りに興味が湧いたり、欲しいレンズが出てきて、このレンズを使いたいから、このカメラが欲しいとか、次は何を買おうかなと悩むのも楽しいものですから。




posted by nishinyah at 21:36| Comment(6) | CAMERA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする