安井豊彦先生の講座、私にとっての3回目の撮影となります。前回までは公園で撮っていたのですが、今回は街中というか、通りでの撮影です。
使用している機材は、α99
今回は、α99のAFに悩まされました。ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…なんで、合焦しない? そして合焦しないのにシャッターが下りる? どうなってるのか。ソニーストアに持って行こうと思ったのですが、改めて本日操作してみると、合焦しまくります。(。-`ω´-)ンー、例えば、単に、接点に汚れが付着していて、もう綺麗になったから大丈夫ということならいいのですが・・・。
そんなわけで、今回は実際撮った写真はいつもより若干少なめでした。でも、少ないなりに、何度も写真を見なおしていたら、結果的に、いつもと同じくらいの枚数をピックアップしています。あえて言えば、X-Pro1の写真がいつもより多くなっているかもしれません。
X-Pro1 35mm 1/1100 f1.4 ISO200
X-Pro1 35mm 1/480 f2.5 ISO200
α99 135mm 1/640 f1.8 ISO100
α99 135mm 1/500 f1.8 ISO100
α99 135mm 1/250 f1.8 ISO100
α99 135mm 1/200 f1.8 ISO100
上の2枚の写真、ここまでアップで撮るのは久しぶりです。1枚めの表情がとても印象的に感じられます。2枚め表情との対照で、さらにそのように感じます。今回撮影したなかでなかなかいいなと思っている写真です。
α99 135mm 1/1000 f1.8 ISO100
この表情も、このモデルがいつもしている表情ではありませんが、魅力的に感じられます。こういった、モデルのいつもと違う魅力を写しとるのも、撮影の面白さだと思っています。
X-Pro1 35mm 1/1700 f1.4 ISO200
以上となります。そして、本日行われた講評会では、先生から、一番最後の写真について、お茶目な感じ、浮遊感があって、遊んでいますよと、そういうのもあっていい。そして、1枚め、6枚め、8枚目めの3枚だけで、お茶目な感じでまとめた方が良いということでした。
講評に提出する写真は10枚までと言われているので、私自身はいつも目一杯の10枚の写真を提出しています。それは、私自身がそれほどでもないと思っていても、意外な評価を受けることもあり、またせっかくだから、できるだけ写真を見てもらいたいということもあるからです。もちろん出すからには、それなりの写真を出しているつもりですが、まとまりという意味では、写真は絞っていった方が良いのでしょうね・・・。
また、最初に安井先生の講座を受講したとき(最初は講評から受講した。)から感じていたことですが、講評に出される写真は、人物が真ん中に置かれている写真が多いなと感じていました。私自身が撮る写真も、真ん中に人物を置く写真が比較的多くなってきているなと感じていたところ、本日、先生から解説がありました。
被写体をど真ん中に置くことはわるいことじゃない。背景に意味があるときに多少カメラをふることもある。絵画から発生した考え方で、ドミナントポイントに主要なものを置くと良いと言われるが、写真でそれをやると作った絵になってしまう。真ん中に被写体を置いた方が見やすい。安定してその表情をじーっと見ていられる。日の丸だろうと一昔前は言われていたが、それは違うと思う。見たいものを真ん中に置く。そんなことを言うと、なんでもど真ん中に置けば良いとなるのは危険ではあるが、真ん中に置くことから始めた方が良い、ということでした。
真ん中に置く必然性があり、意識的にそうしているのであれば、それはありだということはよく聞くことではありますが、ここまで積極的に真ん中に置くのが良いと言われたのは初めてだと思います。
さて、今回、他の受講生の写真を見ていて感じたことは、私自身が撮る写真は、望遠が多い。それは望遠で撮る方が美しいからということもあるのですが、どうしても、被写体に対して真横から写したような写真が多くなってしまう。もちろん、広角で下から撮影するなど今までもある程度工夫はしてきたつもりですが、例えば、頭、肩、腕、手、足などの体の各部分が(真横からではなく)組み合わさった写真も撮りたいなと感じました。それには、標準から広角のレンズをもっとうまく使いこなす必要がありそうです。