2013年08月18日

NHK文化センター 安井豊彦先生のポートレート講座(2013年8月)


安井豊彦先生の講座、私にとっての3回目の撮影となります。前回までは公園で撮っていたのですが、今回は街中というか、通りでの撮影です。

使用している機材は、α99にはSonnar T* 135mm F1.8 ZAを、X-Pro1にはXF35mm F1.4 Rを装着しています。

今回は、α99のAFに悩まされました。ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…なんで、合焦しない? そして合焦しないのにシャッターが下りる? どうなってるのか。ソニーストアに持って行こうと思ったのですが、改めて本日操作してみると、合焦しまくります。(。-`ω´-)ンー、例えば、単に、接点に汚れが付着していて、もう綺麗になったから大丈夫ということならいいのですが・・・。

そんなわけで、今回は実際撮った写真はいつもより若干少なめでした。でも、少ないなりに、何度も写真を見なおしていたら、結果的に、いつもと同じくらいの枚数をピックアップしています。あえて言えば、X-Pro1の写真がいつもより多くなっているかもしれません。





MAKITA (0).jpg
X-Pro1 35mm 1/1100 f1.4 ISO200





MAKITA (1).jpg
X-Pro1 35mm 1/480 f2.5 ISO200





MAKITA (2).jpg
α99 135mm 1/640 f1.8 ISO100





MAKITA (3).jpg
α99 135mm 1/500 f1.8 ISO100





MAKITA (5).jpg
α99 135mm 1/250 f1.8 ISO100





MAKITA (4).jpg
α99 135mm 1/200 f1.8 ISO100



上の2枚の写真、ここまでアップで撮るのは久しぶりです。1枚めの表情がとても印象的に感じられます。2枚め表情との対照で、さらにそのように感じます。今回撮影したなかでなかなかいいなと思っている写真です。





MAKITA (6).jpg
α99 135mm 1/1000 f1.8 ISO100



この表情も、このモデルがいつもしている表情ではありませんが、魅力的に感じられます。こういった、モデルのいつもと違う魅力を写しとるのも、撮影の面白さだと思っています。





MAKITA (7).jpg
X-Pro1 35mm 1/1700 f1.4 ISO200





以上となります。そして、本日行われた講評会では、先生から、一番最後の写真について、お茶目な感じ、浮遊感があって、遊んでいますよと、そういうのもあっていい。そして、1枚め、6枚め、8枚目めの3枚だけで、お茶目な感じでまとめた方が良いということでした。

講評に提出する写真は10枚までと言われているので、私自身はいつも目一杯の10枚の写真を提出しています。それは、私自身がそれほどでもないと思っていても、意外な評価を受けることもあり、またせっかくだから、できるだけ写真を見てもらいたいということもあるからです。もちろん出すからには、それなりの写真を出しているつもりですが、まとまりという意味では、写真は絞っていった方が良いのでしょうね・・・。

また、最初に安井先生の講座を受講したとき(最初は講評から受講した。)から感じていたことですが、講評に出される写真は、人物が真ん中に置かれている写真が多いなと感じていました。私自身が撮る写真も、真ん中に人物を置く写真が比較的多くなってきているなと感じていたところ、本日、先生から解説がありました。

被写体をど真ん中に置くことはわるいことじゃない。背景に意味があるときに多少カメラをふることもある。絵画から発生した考え方で、ドミナントポイントに主要なものを置くと良いと言われるが、写真でそれをやると作った絵になってしまう。真ん中に被写体を置いた方が見やすい。安定してその表情をじーっと見ていられる。日の丸だろうと一昔前は言われていたが、それは違うと思う。見たいものを真ん中に置く。そんなことを言うと、なんでもど真ん中に置けば良いとなるのは危険ではあるが、真ん中に置くことから始めた方が良い、ということでした。

真ん中に置く必然性があり、意識的にそうしているのであれば、それはありだということはよく聞くことではありますが、ここまで積極的に真ん中に置くのが良いと言われたのは初めてだと思います。

さて、今回、他の受講生の写真を見ていて感じたことは、私自身が撮る写真は、望遠が多い。それは望遠で撮る方が美しいからということもあるのですが、どうしても、被写体に対して真横から写したような写真が多くなってしまう。もちろん、広角で下から撮影するなど今までもある程度工夫はしてきたつもりですが、例えば、頭、肩、腕、手、足などの体の各部分が(真横からではなく)組み合わさった写真も撮りたいなと感じました。それには、標準から広角のレンズをもっとうまく使いこなす必要がありそうです。

posted by nishinyah at 21:11| Comment(2) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

橋本先生のポートレート講座 19 工場と娘


橋本先生のポートレート講座第19期です。第14期は、工場夜景と浴衣を着た(橋本先生の)娘を撮ろうという企画です。

こういった夜景と人物を組み合わせる撮影は、今までも何回かやってきており、今回の参加者も皆撮影したことがある方ばかりでしたので、各自、自分なりに撮影をしていましたが、撮影が終わってから、橋本先生に、今回の撮影のポイントを次のように確認しました。

背景となる工場夜景を撮るにはスローシャッターで撮ることになるが、モデルに常時光が当たっていると、被写体ぶれが起こる。したがって、モデルはなるべく暗いところに連れて行き、一瞬のストロボの光だけで照らすと良い。ただし、モデルが静止できるシャッタースピードにできるくらいの光があるのであれば、ストロボを使わず、地明かりを使用して撮っても良いといったことだったと思います。

今回の撮影も、α99には、Sonnar T* 135mm F1.8 ZAVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMを付けています。X-Pro1にはXF35mm F1.4 Rとなります。





factory girl 00.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/40 f2.2 ISO1600






factory girl 01.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/80 f1.8 ISO1600






factory girl 02.jpg
X-Pro1 35mm 1/50 f1.4 ISO6400 ピントを合わせたいところに懐中電灯で光をあてています。




factory girl 03.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/5 f3.5 ISO1600 背景の工場を工場として見せるためには、レンズは開放ではなく、できるだけ絞って被写界深度を稼ぎたいところです。しかし、絞ればシャッタースピードが長くなります。シャッタースピードが長くなると、モデルが動いてしまうので、シャッタースピードは1秒以内に抑えたいところです。と、いうことで、ISO感度を(許容できる範囲で)高くして、シャッタースピードを稼ぐことになます。しかしながら、よく考えてみると、モデルが暗い所にいるのであれば、ISOを無理に上げなくても、一瞬の光で照らされたモデルが写るので、シャッタースピードは長くても構わないのではなかったか。そういえばそうだった・・・。だけど、モデルがいる場所が暗くても、背景が明るくモデルがシルエット的に写る場所の場合であったら、やはり、シャッタースピードの問題はあるのだろう。





factory girl 04.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/4 f2.0 ISO12800 ISOを上げてストロボは使わずに撮ったものです。なんだか被写体が光の中にいるようでいいですよね。ただ、ISOをかなり上げて撮ったので、いくらLightroomでノイズを消したとしても、拡大して見ればノイズはあります。





factory girl 05.jpg
X-Pro1 35mm 1/5 f1.4 ISO200 ストロボを使わずに自動販売機の光だけで撮影しています。ストロボを使用していないので、この場合はぶれの問題を考える必要があります。つまり、シャッタースピードは1秒位内程度に抑える必要があるでしょうということです。しかし、これは、ISO200で撮ってましたね。





factory girl 06.jpg
α99 Vario-Sonnar 70mm 0.4 f2.8 ISO400





factory girl 07.jpg
α99 Sonnar 135mm 0.8 f6.3 ISO640 今回の撮影で一番よく撮れた写真だと思います。





以上となります。ストロボや三脚を使用した撮影は、セッティングに時間がかかってしまい、撮れる枚数が少なめになってしまいますね。久しぶりの橋本先生のポートレート講座への参加でした。


posted by nishinyah at 06:19| Comment(2) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月06日

伊勢神宮に行って来ました。


先日は熱田神宮に行って来ましたが、今回は更に足を伸ばして、伊勢神宮に行ってきまた。前回の撮影では、明暗差があるところで、カメラの機能を使ってHDR撮影をしてみたのだけど、そうすると、JPEG画像しか出来上がらないので、今度からはRAWでブラケット撮影すれば良いだろうと考えましたが、HDR撮影の場合は、特に手持ちの場合、写真毎のズレを補正するということも自動でやっている筈であり、そのへんの専用ソフトを買わないといけないだろうなーと今回撮影している途中で気が付きました。とはいえ、露出が異なる3枚の写真があれば、RAW現像時に調整するのにちょうどいい写真が残る可能性があるので、これはこれでありです。特に空の青さが残っているのがどれか1枚はあります。とはいえ、撮る写真の枚数が3倍となってしまいます。ゥ─σ(・´ω・`*)─ン… 使わなかった露出の写真は消せばいいのかもしれませんが。また、X-Pro1の場合は、ブラケット撮影すると、保存に2、3秒くらい時間がかかってしまう。どうしたものか。α99のHDR機能は時々使ってみてもいいのかもしれない。

今回の撮影も、α99には、Sonnar T* 135mm F1.8 ZAVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMを付けています。X-Pro1にはXF35mm F1.4 Rとなります。





ISE01.jpg
X-Pro1 35mm 1/550 f3.6 ISO200 伊勢市駅から歩いて10分。外宮に到着します。





ISE02.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/800 f2.8 ISO100





ISE03.jpg
α99 Vario-Sonnar 70mm 1/80 f3.5 ISO800





ISE04.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/320 f3.5 ISO100





ISE05.jpg
α99 Vario-Sonnar 70mm 1/80 f7.1 ISO640






ISE06.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/200 f8.0 ISO100




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α99 Vario-Sonnar 26mm 1/6400 f2.8 ISO100 外宮からバスで20分くらいで内宮に到着します。外宮の落ち着いた雰囲気から一転、白い服を着た方が大勢いらっしゃいました。





ISE08.jpg
α99 Vario-Sonnar 50mm 1/60 f2.8 ISO200





ISE09.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/640 f2.8 ISO100 五十鈴川






ISE10.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/80 f8.0 ISO100





ISE11.jpg
α99 Vario-Sonnar 70mm 1/160 f2.8 ISO100





ISE12.jpg
α99 Vario-Sonnar 70mm 1/250 f2.8 ISO100





ISE13.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/800 f2.8 ISO100





ISE14.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/80 f3.5 ISO100





ISE15.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/ 640 f3.5 ISO100





ISE18.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/160 f2.8 ISO100





ISE16.jpg
α99 Vario-Sonnar 24mm 1/640 f3.5 ISO125






ISE17.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/160 f5.0 ISO125





ISE19.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/160 f10 ISO640





ISE20.jpg
X-Pro1 35mm 1/300 f4.5 ISO200





ISE21.jpg
X-Pro1 35mm 1/1800 f2.0 ISO200 おかげ横丁では醤油ソフトクリームを食べました。





ISE22.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/2500 f1.8 ISO100





ISE23.jpg
α99 Sonnar 135mm 1/160 f6.3 ISO125 おかげ横丁から月讀宮まで歩いて20分くらい。そこからなら、五十鈴川駅まで歩いてすぐです。




この日は、とても天気がよく汗もかきましたが、時折、涼しい風が吹いてきて気持ちのいい日でした。


ラベル:α99 X-Pro1
posted by nishinyah at 23:45| Comment(8) | CAMERA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする