2011年12月31日

D5000とレンズ

今年はたくさん写真を撮りました。それも、ポートレートが中心。カメラを買った頃は、どうやったら、ポートレートの写真を撮る機会が得られるのだろうと思っていました。今では、どうやら撮影会というのがあるらしいということが分かって来ましたが。撮影会ではなくて、今年の1月から始まった橋本先生のポートレート講座にすべて参加し、ブログにアップしています。ポートレートをこれだけ撮る機会というのも、普通は、そんなにはないのではなかろうか。

D5000のダブルズームレンズキットを買ってすぐの頃、Macの集まりで、次は単焦点レンズを買うといいよと言われました。今なら、十分すぎるほどよく分かるアドバイスです。単焦点というか、F値の低いレンズがいいんですよね。あの背景をボカして撮るというのは、コンパクトデジタルカメラにはない醍醐味ですし、単焦点レンズを使うと、自分がうまくなったと錯覚すると言うけれども、言いたいことは分かるけど、でも、実際、うまくなった写真が撮れると思うし、ボケを活かした、あるいはあえてボカさない写真の撮り方も考えるようになると思う。

だから、F値の明るいレンズは、一眼レフカメラ買ったら、買わないとヾ(。´д`)ノモッタィナ-ィよねえ。キヤノンなんか、8千円くらいであるというから、すごいですね。ニコンのは数万するけど、そんなには高くないと思う。そう考えると、ダブルズームに、単焦点を追加するというのは、悪くないっていうか、なかなか良い選択肢だったと思う。

そんなわけで、最近撮っていないけど、猫カフェで猫撮るのに、明るいレンズは必須ということもあって、Nikonの50mm F1.4を買ったのでした。実は先日、猫カフェのチケット購入してしまったので、そのうちまた撮りに行くと思う。とりあえず、D5000にこのレンズだけ付けて持って行けばよいから、身軽でいいよね。

次に買ったレンズなんだっけ? シグマの70-200mm F2.8のレンズかな。これは、橋本先生のポートレート講座を受講するに当たって、購入したレンズです。たしか、先生から受講に当たって、200mmの単焦点があるといいと言われたような。単焦点じゃないけど、これならいいかなと思って。これで望遠で撮ると確かに背景がボケます。いいんだけど、モデルから距離が離れてしまって声が届かなくなるし、ポートレート講座で、個別撮影以外のときだと、こんな長いレンズを使ってると、必ず前に人が入ってきてしまうので、なかなか使いづらいところです。逆に、普通の撮影会とかだと、遠くから撮れるので良いみたいです。

おっと、その前に買ったレンズがあった。カメラ買って1周年記念的に購入したNikonの28-300mm F3.5-5.6のレンズ。これいいレンズですよね。しかし、F値がそんなに低くないので、ポートレートでは使わず・・・。でも、花火とか夜景とか撮るときには結構良かったです。それと、300mmは、やはり、遠くのものを撮るのにはいいかと。このレンズを買うのに決め手になったのは、多分、最短撮影距離が短くて、望遠にして寄って撮ると、マクロ的ないい感じの写真が撮れるし、そうやって撮ると背景のボケも奇麗だし、望遠を活かして木の上の鳥なんかを撮るのにもいいしって感じだったと思う。ただ、APS-Cのカメラで使うには、望遠側が伸びるのは良いんだけど、広角側が28mmからだと、35mm換算で42mmになってしまうからねえ。でも、このレンズは、フルサイズでも使えるレンズだから、これからも使えると思う。次もNikonを買うかどうかはまだ分からないのだけど。

それで、次に買ったレンズが、シグマの17-50mmのF2.8通しのレンズですね。たしか、これは、ストロボを使った撮影で、ズームを変えてもF値が変わらないと撮影が楽だからと思ったことが大きいと思う。それと、この時期、フルサイズのカメラを店頭で持ってみて、なにこの重さって感じでビックリして、フォーサーズでさえ、画質がいいよって記事を見るくらいなんだから、当分は、APS-Cでいいよなあと思って、キットレンズ以外では、初めて購入したAPS-C用のレンズでした。その後、やっぱり、フルサイズがいいよなあと思うようになりましたが、しかし、このレンズはこの画角にして、F2.8という明るいレンズですから、結局、ポートレートも含めて結構使用頻度が高くなっています。これも買ってよかったレンズなのかもしれません。ただ、NikonのAPS-C用の単焦点の35mm F1.8のレンズにも心惹かれるんですよね。やはり、F1.8で今持ってる単焦点レンズよりも広い画角で撮れるのは魅力的ですから。

次が、シグマの85mm F1.4ですね。これいいですよね。これは、他の人の撮影した写真などを見て、こんな写真を撮れるポテンシャルがあるのかとビックリして、でも、50mm F1.4があるからどうしようかなーと思いつつ、思いきって購入したのでした。70-200mm F2.8では、上記のように、なかなか撮れず、かといって、50mmでは望遠とは言えないよなーって感じのところで、ちょうど程よい感じの画角とF値でした。このレンズの使用頻度はかなり高く、また出来た写真の満足度も高く、やっぱり買ってよかったなーと思うレンズです。

ところで、マクロレンズは買っていません。マクロな写真はあんまり撮らないのと、あと、一時期、接写リングとか、クローズアップレンズに嵌ったことがあって、それで、マクロ的な撮影はかなり満足したからかもしれません。そして、今は、ポートレートの撮影が中心になってしまいましたからね。ただし、Nikonのマクロの60mm F2.8のレンズは、ポートレートにも使えそうだし、ナノクリスタルコートだし、ちょっと気になるんだけど、50mm F1.4と85mm F1.4を持ってるから、買っても、使うことあるのかなーっていうことで思いとどまっています。

レンズの数が増えてきて、レンズの種類としてはだいたいこのへんでいいかなーと思っています。35mm F1.8もいいよなあとか、70-200mm F2.8は、やっぱり手ぶれ補正付きの方にしておけば良かった(高いけど)というのはありますけどね。もっとも、70-200mmは、85mmを使いだしてから、使用頻度はかなり減りましたけど。

D5000の追加購入により、今までよりも、レンズ資産を活かすことができるようになると思います。レンズの数が増えてきたら、それ用にカメラも増やす。これは、比較的安くて軽いAPS-Cのカメラだから、できることかもしれません。


ラベル:D5000 レンズ
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2011年12月27日

ニコンダイレクトの福袋でD5000が。

クリスマスイブに、D5000ボディを∩゙ヽ(。・ω・。)ポチした記事を書きました。当時、Amazonで新品で、37,850円であり、おそらく底値だと思いました。今見ると、もう少し高い値段になっているので、実際そうだったのでしょう。

しかし、ニコンダイレクトの5万円の福袋で、DXフォーマット、12.3MP、くるりと回転するバリアングル液晶を搭載したダブルズームキットが出ました。これって、どう見ても、D5000のことです。

もちろん、ダブルズームは持っているけど使っていないし、そういう意味では、12,150円の差額分安いから、これで良かったのだと思うこともできるのだけど、この福袋には、予備バッテリーや周辺アクセサリーなども付くと言います。予備バッテリーは、3,600円くらいするもので、あっても困らないものです。さらに、周辺アクセサリーって何だろう? 気になります。

そして、3年安心サポートもつくという。ダブルズームのキットレンズは、多分、そんなに高値では売れないだろうけど、売ってしまえば、それなりに金額にはなる筈。7千円くらいなら売れるかな?

そう考えると・・・。(。-`ω´-)ンー でも、まあ、こんなものかなー。ちょうど差額分くらいかもしれん。売るのも面倒ですし。いやしかし、レンズ7千円くらいはさすがに安く見積もりすぎているかもしれん。

限定20台だから買えるかどうか分からないし、1月1日から発売だから、正月に写真を撮るのに間に合わないだろうし、これを買わなくて良かったのだ。きっと・・・。

くそう。


ラベル:D5000
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2011年12月26日

【PHOTO】橋本先生のポートレート講座 9.3 ストロボ撮影

橋本先生のポートレート講座第9期最終回です。第9期は、ストロボを使った撮影。今回は、橋本スタジオで大型ストロボも使ってみての撮影です。

モデルは、月花りんさん。

ストロボの位置は、被写体に向かって左45°のところに設置。左側からの光は、文字を書くときに、暗くならないようにするために、学校などの窓の採光の基本だということです。したがって、その方向からの光に目が慣れているので、自然に見えるということです。

まずは、大型ストロボで、トレーシングペーパー二重(1枚はストロボに直接、もう1枚は、ストロボの前に垂れ幕のように設置。なお、バウンスはしていません。)で撮影しています。


月花りん 1.jpg




これに対して、トレーシングペーパーを外すと、どうなるかということで撮った写真がこれです。影が強く出ています。


月花りん 2.jpg




次に、小型ストロボで、トレーシングペーパー二重で撮影してみます。


月花りん 3.jpg



一番最初の写真と較べて、(*ФωФ)ニ゙ィーと見ると、小型ストロボの方が少し肌荒れしているように見えなくもない感じみたいな。(。-`ω´-)ンー、やっぱり同じように奇麗に見える。これほど微妙なら、もはや、同じと言ってもいいような。素材が良すぎたのかもしれません。

更に、ストロボの向きを後ろ向きにしてバウンスさせ、光源の大きさを更に大きくすると、更にお肌が奇麗になるという寸法です。



さて、今まで1灯でしたが、2灯で撮影してみます。


月花りん 4.jpg



この写真は、背景に向けてストロボを設置しています。顔が白くなっているのは、後ろ向きのストロボが顔にも当たっているからです。このため、左斜め前、後ろ、及び後ろから漏れて来た光の3灯で撮影したような写真となっています(実際には2灯ですが。)。



次は、シチュエーションを変えてキッチンでの撮影です。

この写真は、定番の左斜め前45°の方向から光が行くように、壁バウンスした1灯での撮影です。窓からの日射しの中で撮影したようなイメージです。


月花りん 5.jpg




次は、もう1灯追加するということで、右側にもバウンスさせたストロボを設置したものです。影が少なくなっています。


月花りん 6.jpg




次は、1灯を後ろに設置して、逆光気味に照らしてみました。(。-`ω´-)ンー思ったより効果はでてないけど、髪の毛が光っています。


月花りん 7.jpg




次は、夜の感じに撮るにはどうしたら良いかという課題が出ました。私は、陰影が強いといいんじゃないかと思い、左斜め前のストロボの位置を近くして撮ってみました。


月花りん 8.jpg



(ー'`ー;)ゥーン あんまり夜っぽくないし、顔の影をもう少し奇麗にしたい。ということで、顔の向きを光の方に向けてもらいました。


月花りん 10.jpg



なんか、のっぺりした写真になってしまいました。

ところで、この記事を書いているときにちょっと思い立って、Apertureで露出を下げる加工をしてみました。より暗くなってるから当たり前かもしれませんが、少し夜っぽくなったと思います。


月花りん 9.jpg




先生が、下からの光になるようにストロボを設置しました。間接照明ということでしょうか、これで夜っぽい感じになりました。


月花りん 11.jpg




ストロボライティングの基本は、自然光の再現ということです。記憶にあるあの光を再現するにはどうしたらよいか、そして、再現するときに、少しだけ、実際よりも強調する。明るさのバランスが身に付けば、ストロボでの撮影が自在にできるようになるということです。



さて、次は、橋本先生の講座では定番の冷蔵庫の中にストロボを設置して、光源を画面の中に入れての撮影です。


月花りん 12.jpg



アヤシイ感じを演出しようとしたのですが、元が可愛いので、あまりアヤシくならなかったようです。


月花りん fridge.jpg




次は、玄関での撮影です。本当は全部ストロボだけで光を作れれば良いのですが、なかなか、そんなに恵まれた状況にはならないので、地明かりを活かして撮ります。この場合は、外からの光を活かすために、ISO400、f2.8、1/40秒で撮影しました。

上記の設定で、ストロボを使わないとこんな感じになります。


月花りん available light.jpg



これにストロボで光を足してあげます。ストロボの光は左斜め前から照射することとします。


月花りん 15.jpg



奇麗に撮れすぎてしまいました。もっと何か違った感じを醸し出したいところです。そこで、ストロボを直射してみることにしました。陰影を強くしてみようという意図です。


月花りん 16.jpg



月花りん 17.jpg



1枚目はちょっと光が強くなりすぎたので、f2.8だったのをf5まで絞り、その代わり、シャッタースピードを1/20秒まで落としたのが2枚目です。ストロボを使った撮影の場合、多少シャッタースピードが遅くとも、被写体を光で止めることができるということでしょう。なんとかなるということです(掲載した写真の1枚目は、Apertureでちょっと露出を調整しているので、2枚とも同じくらいの露出に見えています。)。

上記2枚は単に奇麗な写真ではない。ちょっと不思議な感じな写真となったとは言えるかもしれません。1灯でも、カメラ直付けのストロボで撮ったような写真とは違う写真になっているように思います。でも、やっぱり不自然すぎるかなー。先生はこの後、下からバウンスさせて撮影されていましたが、その方が良かったかもしれません。



最後は恒例のウインクを撮らせて貰いました。自然光だけで撮っています。りんさんは、ウインクできないと言ってましたけど、頑張ってもらいました。(〃ゝω・)b ちょっと逆光すぎたので、Apertureで顔の部分を持ち上げています。


月花りん 18.jpg




今回、大型ストロボと小型ストロボの違いと、小型ストロボをどう大型ストロボで撮ったものに近づけた撮り方をするのか、ということをやりました。一番の違いは、閃光時間の違いであり、大型ストロボは約1/350秒くらい、小型ストロボは、1/8000〜1/10000秒くらい。違いはそこから来るのではないかということです。前回の撮影では、小型ストロボでの撮影のときに、ギラツキが一番気になりました。今回、そのギラツキがなかったので、結果的に大型ストロボとの違いはなかったように感じました。これは、モデルとか、前回よりも明るい場所であったことなどが影響しているかもしれません。小型ストロボを使うときのコツをまとめれば、できるだけ壁とか天井バウンスを使って、光源を大きくする、ということに尽きるようです。また、ストロボの強い光をあえて活かす写真を撮るときには、ストロボをカメラから離れた場所に設置するのも効果的なようです。



さて、今年1月から始まった橋本先生のポートレート講座も年内はこれで最後です。橋本先生によると、最初は、ポートレート講座はどこまで続けられるのか分からなかったということでした。おかげさまで、いろいろな撮影をする機会が得られ、人間の撮り方もいろいろと考えるようになりました。また、人間以外の撮影も、なにか変わって来ているような気がします。とくに、風景では、同じ場所にいても、見ているものの量が違えば、撮れるものの選択肢が増えると言われたことがあります。今回も、実はデッサンをしましたが、ファインダーを覗く前に、肉眼でどれだけ見ることができるのか、それをカメラで撮ったらどうなるのか、何が撮れて何が撮れないのかといったことが分かることが大切なのでしょう。



月花りん LIKE A DOLL.jpg




月花りん CLOCK.jpg




月花りん laughing.jpg





次回のテーマは、ドアノーのようにです。リア充カップルの撮影をするそうです。



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2011年12月25日

【PHOTO】橋本先生の制作講座 Xmas illumination

橋本先生の制作講座、12月はイルミネーションを撮るのがテーマです。でも、なにも12月24日にやらなくてもいいと思うんだ。イルミネーションの周りには、いつもより、リア充でいっぱいでした。

まず、東京駅の前。ここは、16時過ぎくらいから、三脚設置してイルミネーションを待っていたけど、17時になるともう人でいっぱい。がんばって何枚も撮ったけど、(。-`ω´-)ンー 載せられるのはこれくらいかな。




Xmas Illumination 1.jpg






Xmas Illumination 2.jpg






Xmas Illumination 3.jpg






Xmas Illumination 4.jpg






Xmas Illumination 5.jpg






Xmas Illumination 6.jpg






Xmas Illumination 7.jpg






Xmas Illumination 8.jpg




しかし、闇の中はピントを合わせるのが難しい。AFもあまりアテにならないし、MFも、ライブビューで拡大したとしても、(ー'`ー;)ゥーンて感じるときもある。




その後は、汐留に移動しました。目的の場所に行くと、イルミネーションの周りに、人がいっぱい。どうやら、イルミネーションの真ん中で、カップルなどが並んで、イベント的に撮影するのに、順番待ちをしているらしい。それらを更に見物している人たちが何重にも囲んでいて、人垣で、イルミネーションがほとんど見えない状況。

ここで、先生がとった行動は・・・。三脚の脚を閉じた状態で、カメラごと上に掲げて、タイマーで撮影。ピントは、あらかじめ、だいたいこの程あたりだろうという距離で置きピンをしておきます。また、柱のそばで撮影して、カメラと三脚を柱にくっつけるようにして、安定させます。

私もやってみました。リモコンも持ってくればよかったかもしれません。ああ、でも、受光部のことを考えると、リモコンがあってもあまり意味はなかったかも。ISOは最初1600にしてたんだけど、試しに400したら、いけそうだったので、ISO400で撮っています。





Xmas Illumination 9.jpg






Xmas Illumination 10.jpg






クリスマスが終わる前に載せたかったので、先生の講評はまだですが、掲載に踏み切りました。講評があったら、追加して載せようと思います。


■橋本先生の講評(H23.12.31)

まず、今回のXmas illuminationの講座の全体的な講評として、露出の問題が挙げられました。暗部とハイライトの輝度差が大きすぎて、一つの写真にうまく収まらないときはどうしらよいか。まずは、カメラのモニターで確認。しかし、それでも、輝度差が大きいときは、どちらかを捨てるということです。それは、昼間の撮影でも言えるということでした。ハイライトを活かすのなら、暗部を闇として引き締め役とする。暗部に露出を合わせるのなら、ハイライトをボケとかアクセントに使ってみるということです。

なお、個人的には、これらの写真はRawで撮っているため、本当は、輝度差をもっと小さくできる筈なのですが、Apertureでは限界があり、こういうときは、Photoshopのようにレイヤーとか使えればなーと思ったりします。ただ、そのためだけに、Photoshopを導入しようとは思わないのですけど。

個別の講評としては、次のとおり。初めの方はかなり明るめに撮れています。こういう印象だったといえばそうかもしれません。ディズニーランドのような華やかさ美しさがあります。しかし、完全に白とびしている面積が大きいとやはり写真として軽い印象も否めません。汐留の写真は三脚を伸ばし手で持ち上げてハイアングルから撮ったものですが、ブレずに止まっているし画面構成も決まっています。お見事!


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2011年12月24日

D5000の選択

一体いつの記事なのか、といった印象のタイトルですが、今の話なのです。前の記事で、D3100を買ったらどうかってことを書いたのですが・・・。

実は、D3100をカートに入れて購入直前まで行ったのですけど、調べていくと、D3100について、(ー'`ー;)ゥーンて思うところが出てきた。直接的には、露出ディレーモードが使えないということ。それとリモコンも。まあ、それらは、本当は、ある意味どうでもいいことで、リモートレリーズとか2秒タイマーとか使えばいいし、そんなに夜景ばかり撮るわけでもないし、今使ってるD5000を手放すわけでもないのだから、D3100にそこまで求めなくても良いのです。

でも、気づいてしまいました。D5000のボディは今でも新品で売っていて、その価格は、D3100のボディと同じかむしろ安いくらいであることを。

調べていくと、やはり、D3100とD5000の間にはクラスの差というべきものがあって、D5000の方が機能的に優れていると言えそうだ。液晶だって、大きさは違うけど、ドット数は同じ。そうだ、その液晶のドット数でも、D3100について、なんかちょっと(´・ω・`)ショボーンて感じたのでした。

それで、改めて考えてみると、なんで、私が、今、もう1台カメラが欲しいかというと、レンズ交換の時間節約が一番の目的。それで、コンデジ買える値段で、もう1台一眼レフカメラを買えるのならいいんじゃないかってことでした。できれば、D90の方が良いようにも思うのだけど、D90はまだ少し高い。コンデジ買える値段ではないような。D90はいまだに現行機種扱いだけど、そのD90や更に上位機種のD300と同じ撮像素子を積んでいるD5000なんだから、まだまだ現役でいける。同一機種であれば、バッテリーとか共用できるし、リモコンも使える。なんかいろいろ捗りそうだ。

それと、タイの洪水の影響で、D3100はかなり品薄。本来ならもっと安く買えそうなんだけど、ちょっとだけ高い値段で買うことになるんだよね。D5000は、もちろん、その影響はないだろうから、このあたりが最終価格でしょう。また、おそらく、D3100の後継機はまだ出ないと思うけど、もしも、来年初めくらいにすぐに発売されたとしても、D5000を買ったなら、そのときくやしい思いをしなくてすみそう。

もちろん、違う機種を買って、それぞれの特性を活かして撮るなんてことはしたいところだけど、D3100のうち、D5000と比較して、良い特性って、動画くらいなんだよね。新画像処理エンジンEXPEED 2と言っても、私はRAWで撮ってるわけだし。それとも、RAWでも違うんだろうか。

機能的に考えても、まったく同じ機種なら、カメラを瞬時に持ち替えたときに、使用方法にとまどうこともない。全く違う機種だと戸惑いそうだけど、似ている機種でも、それはそれでかえって戸惑いそうだ。

普段持ち歩ける小型軽量のミラーレス機も気になっているので、この際、ミラーレスにしたらってことも思ったりしたのだけど、ミラーレスの場合、レンズも用意しなくてはならず、トータルで考えると、Nikonの一眼レフの方が安くすみそうなのです。

といったわけで、D3100を買おうと思っていたら、いつの間にか、D5000買うことになっていたぜ。っていうか、D3100を買おうと思っている人は、D5000という選択肢を考えてもいいと思うよ?

クリスマスイブに、ラーメンを食べながら、∩゙ヽ(。・ω・。)ポチしました。


ラベル:D5000 D3100
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2011年12月23日

もう1台のカメラ

この前、サブカメラにD3100はどうだろうって書いてから、それはなかなか魅力的なアイデアのような気がしてならない。

やはり、シャッターチャンスというのはあるわけで、レンズを交換していられないときがある。D3100なら、画質はD5000と同等かそれ以上にはなりそうだし。

ちょっと考えたのが、D90の中古とか。値段的には同じくらいだと思う。でもまあ、やっぱり新品がいいよねーということで、D3100。D5000と併用して使うには十分な性能。

ただ、問題は、私はこれから、フルサイズに移行しようと思っていて、Nikonならまだしも、Sonyにするかもしれないということ。それなのに、Nikonを買ってどうすると。

かといって、Sonyを買うと決めたわけでもない。Sonyのフルサイズ購入を決めたなら、サブでNEXという選択肢もあるんだろうけど。まあでも、Sonyのフルサイズ用のレンズをNEXにアダプターかましてまで使うのかってことはあるよね。レンズまで新規で買うとしたら、Sonyにこだわる必要もない。

今、この時点だけでいうなら、たしかに、D3100はなかなか面白い選択だと思う。また、SonyもNikonもなかなかフルサイズの新製品を発表しないわけだけど、仮に、1月に発表して、2月に発売になっても、そんなにすぐに購入するだろうか? ということもある。半年くらいは様子を見るのではないか。その期間の撮影の機会を考えると、そんなに高い買い物ではないのかもしれない。

確かに、ライブのときのことを思い返すと、もう一台カメラがあってもよかったんじゃないかと思うけど、普段のときは、どうかな? 17-50mm F2.8と85mm F1.4の併用ということはあるかもしれない。(。-`ω´-)ンーわるくないような気がしてきたよ。どうしよ。

でも、調べてみると、D3100は、納期未定が多いね。

ところで、先日、α77を持ってるしょういちさんに、ピーキングとかEVFで拡大して撮影するとかどうよ?って訊いたのですが、風景とか撮るのはいいかもしれないけど、ピントという意味では、NikonのフルサイズのAFでいいんじゃないかと言われてしまった。そうなのかー。(。-`ω´-)ンー


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2011年12月18日

【PHOTO】LIVE ADVENTURE 〜 FIRST ROUND 〜

11月のことですが、橋本先生のポートレート講座でモデルをしていただいた方が出演するライブがあるということで、行ってきました。

会場は、ストロボや三脚は使えない、どれくらいの広さか分からない。そういうわけで、50mm F1.4、85mm F1.4、70-200mm F2.8のレンズを持って行きました。


program.jpg



実際に行ってみると、わりとこじんまりとした所で、リハーサルから撮影できたこともあり、50mm F1.4で撮り始めました。しかし、液晶で見ても、なんかピントがあってるのかどうか、微妙な感じ・・・。85mmのレンズも、せっかく持って来たんだし、ということで、付け替えて撮ってみたら、あれっ? クリアに撮れてる。ヽ(Φ∀Φ)/わーい 後で、Macで見てみると、50mmでも、撮れていたようでしたけど。

ホワイトバランスは太陽光にしたまま撮影し、後で調整することにしたのですが、ライブのホワイトバランスは難しいですね。何が正しい色と考えるのか、修正しすぎると、ライブの雰囲気ではなくなるし、かといってそのままだと、さすがに黄色っぽすぎたり。何回か試行錯誤して、いったんはこれで行こうと思って、たくさんの写真を修正した後に、もうちょっといい修正方法があることに気がついて、また戻ってやり直したり・・・(;´д`)

色合いは結局、なるべく肌色が自然な色になるようにしました。微妙なところですが、その場の雰囲気も出るぎりぎりの所を狙ったつもりです。

撮影していて気になったのは、口元のマイクの影です。このため、撮影しなかった写真もかなりあります。それから、目を閉じて歌っている場合が多かったりして、目を閉じていて綺麗な写真もあるのですけど、もう少し目を開けて欲しいなーと思ったり。また照明の関係で、顔の方が体よりも暗くなっていて、少し、覆い焼きで気持ち上げてみたりしたところもあります。

ライブは、アニソンあり、ポップスあり、オリジナルあり、クラシカルな曲ありと多岐に渡っていました。



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最初は、葵ありすさんです。葵ありすさんは、ポートレート講座第1期第3回目でモデルになっていただきました。独特なマイペースな方で、見ていて少しハラハラしてきます。



葵ありす 1.jpg




葵ありす 2.jpg




葵ありす 3.jpg





次は、Epiさんです。ポートレート講座第7期第2回目のモデルになっていただいた方です。歌ってる姿カッコ良かったです。



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Epi 2.jpg




Epi 3.jpg





次は、南志緒さんです。



南志緒 1.jpg




南志緒 2.jpg




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次は、かなさんです。



かな 1.jpg




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次は、マキノカオルさんです。



マキノカオル 1.jpg




マキノカオル 2.jpg




マキノカオル 3.jpg





次は、琴菜さんです。琴菜さんは、ポートレート講座第6期第1回目などでモデルになっていただいた方です。琴菜さんからはオーラが出ていました。



琴菜 1.jpg




琴菜 2.jpg




琴菜 3.jpg





次は、天音たいりさんです。



天音たいり 1.jpg




天音たいり 2.jpg




天音たいり 3.jpg





最後は、Keiさんです。



Kei 1.jpg




Kei 2.jpg




Kei 3.jpg





ステージ上では、モデルのときよりも、皆さん輝いて見えました。その輝きをポートレートのときにも引き出してあげないといけないですね。

ライブでの撮影は、本番では、なかなか移動できなかったりします。したがって、アングルも限られる。85mmでいい感じに撮れたから、85mmでがんばったけど、手元に50mmのレンズを置いておいて、付け替えながら撮るという手もあったかもしれません。もう1台カメラがあったりするといいのだけどね。(・c_・。)んっっ?? それって意外と良いアイディアのような気がする。D3100とか、サブで持っていてもいいのかなー。そんなに高くないし。コンデジくらいの値段だよね? でも、いずれ、フルサイズを買うから、3台になってしまうか。ならばミラーレスにしたらどうか・・・。(ー'`ー;)ゥーン

ところで、私のメインマシンであるMacBook Air 13インチで、Apertureを使って写真を手直ししたのだけど、縦にして撮影した写真が、どうしても、横向きで撮影した写真よりも小さくなるので、もっとでかい画面でやりたい。MacBook Air 17インチが出るといいのだけど。15インチの噂もありますが、どうせなら、17インチがいいよね。いや、いっそ、18インチとか。そういえば、Apple Storeで、つい、17インチのMacBook Proが入るバッグを買ってしまったのでした。なので、17インチはいつでも(屮゚Д゚)屮カモーン!なのです。




microphone.jpg



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2011年12月12日

【PHOTO】橋本先生のポートレート講座 9.2 in the BAR

橋本先生のポートレート講座第9期第2回目です。第9期のテーマはストロボを使った撮影。大型ストロボではなく、小型ストロボだけでどこまで撮影ができるのか。しかも、今回は自然光がほとんど使えないBARでの撮影です。


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撮影に行った所は、壁が鏡、天井は黒いけど完全な黒ではない、そんな所でした。ここでは、天井バウンスも壁バウンスも使えません。

まずは、カメラに装着したストロボでバウンスさせないで撮影です。以前購入したディフューザーを付けて撮影しました。このとき、ISOを少し上げて撮っています。

モデルは、りの(仮)さんです。


りの 1.jpg



同じ高さから写すと、鏡に自分が写ってしまうので、少し高めの場所から撮影しました。ちょうど位置関係が良かったのでしょう。ストロボ特有の目立つ影がありません。ただ、後ろの椅子がテカっています。やはり、レフ板を使ったバウンスくらいはした方が良いのでしょう。でも、ディフューザー付けたストロボだけで、これだけ撮れれば結構いいような気もします。なお、このときは、背景が暗くなりすぎないように、地明かりを活かすためISOを上げています。



次は、先生が実際に小型ストロボを使ってどうやって撮影したらよいか、やって見せてくれました。まず、モデルに向かって右側にストロボを設置。スタンドを利用して傘に反射させて撮影です。それだけでは、まだ、モデルの顔に影が強く出るし、光が鋭いので、拡大すると肌が荒れているように見えます。次に、ストロボそのものに、トレーシングペーパーをかぶせます。さらに、アンブレラの前に、すだれのように、天井から床までトレーシングペーパーを垂らします。また、モデルに向かって右斜め後ろにも、ストロボを設置し、背景を明るくします。さらに、モデルに向かって左側にはレフ板を置いて、影が強くですぎないようにします。ここまでやると、かなり綺麗な写真が撮れるようになりましたが、背景まで明るくしたので、自然光がふりそそぐカフェのような写真になってしまいました。BARの雰囲気を出すために、背景のストロボを取り外して、代わりに、モデルに向かって左側のレフ板の前にストロボを設置して反射させ、カウンターから光が当たっているような写真を撮影しました。そうすると、BARの雰囲気が出てきました。なお、今の説明で撮影した写真は、受講生自身は撮影していません。したがって、ここでお見せできる写真はないのですが、先生が設定している間にりのさんを撮影した写真がありますので、それを載せておきますね。後ろの鏡にスタンドやトレーシングペーパーを垂らしているのが写っています。



りの 2.jpg


お酒に酔ってるのか、りのさんに酔ってるのか・・・、そんな感じの写真。今回撮った写真の中ではこれが一番好きです。




りの 3.jpg





りの 4.jpg





その次は、2人一組になって、個別撮影です。前の組は、カウンターの後ろに並んでいる瓶にダウンライトが当たっている光を活かすために、三脚にカメラを固定し、露光時間を1秒にして撮影しました。また、室内の光は消してモデルの当たる光はストロボだけにしました。室内の光はあまり質の良い光ではないということで、このようにしたのです。ストロボは、レフ板を使ってバウンスさせるなどして1灯で撮影をしていました。つまり、カメラに装着したストロボとレフ板と三脚があれば、それなりに撮影できるというわけです。


我々の組は、カウンターの後ろの瓶に当たる光を、そこにストロボを設置して、独立して照らすことにしました。また、トレーシングペーパーまで付いている傘に付けたストロボをモデルの向かって左側に設置し、モデルの右側にはレフ板を置きました。

結果は・・・。


りの 5.jpg




まず、首のあたりがちょっと暗いと思います。撮影中に先生に相談したところ、ストロボ付きの傘の位置を高くしていただいたき、少し改善したのですが、後で見ると、まだまだ暗い。これは、モデルに向かって右側にストロボを設置すれば良かったようです。また、顔よりも先に肩に光が当たってしまってることも改善すると思われます。

それ以外でも、モデルの鼻の当たりがちょっとテカっています。これは撮影中には気が付かなかったものです。ここはどうすればよかったか。

まず、この写真を見てください。

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これは、上で書いた先生が撮影したカフェっぽくなった写真です。先生からブログ掲載用に提供いただきました。なぜ、この写真かというと、おそらく、設定が非常に似ているからです。この写真において、モデルに向かって右側はストロボに傘を付けてトレーシングペーパーをつけたもの。向かって左側はレフ板、そして、背景は独立して照らしている。状況的には、左右が逆な以外はほぼ同じです。

では、なぜこうはならなかったか。

まず、設定的にはまったく同じだと思っていたのですが、私が撮影したときには、トレーシングペーパーは天井近くから下がっていませんでした。傘の高さからでした。そのため、光源の大きさが狭くなり、鋭い光になったようです。

また、レフ板の位置はもっと、ぎりぎりまでモデルに近づけると、光がもっと回ったのだと思います。

多分、上記で解決すると思うのですが、それ以外の方法も考えてみます。ストロボの位置をもっと後ろに持ってくるか、トレーシングペーパーをもっと重ねるか、ストロボ自体の光量設定を小さくするか。つまり、テカりがでないくらい、光量を弱くすることです。その結果、おそらく、露出が不足すると思われるので、絞りをもっと開ける余地があれば開ける、そうでなければ、ISOを上げるということになると思います。そういえば、最初にダイレクトフラッシュで撮った写真に、このようなテカりがあまりないのは、ISOを上げていたため、光量が弱くすんだからということかと思われます。

また、もっとストロボの数を増やして、一つ一つのストロボの光量は小さくても、全体として、十分な光量になるようにしても良かったでしょう。

しかし、思うのですが、光源を大きくするために、トレーシングペーパーやディフューザーなどを使っていますが、なんかもっとちゃんと、光源を大きくするアダプターが作れるんじゃないか。私もストロボの前に白い板を置いてディフューズするアダプターを持っていますが、いかにも原始的。光源の芯も残って照射してしまいそうです。もっときちんと、光を分割、分散させ、光源を大きくする仕組みを、鏡でもプリズムでも光ファイバーでも使って売りだせばいいんじゃないかと思います。っていうか、そんなものを既に見たことがあるような気も・・・。

以上です。今回は、三脚とレフ板を用意できるだけでも、結構撮れるということが分かりました(自分は三脚は使っていませんが。)。それに加えて、スタンドとトレーシングペーパーと傘ともう一灯ストロボを用意すると撮影の幅が広がります。そういえば、以前の講座でクッキングペーパーを使うというのもありましたね。

とはいえ、自分の経験では、こういう場所には、ストロボを付けた一眼レフカメラと三脚だけを持っていくだけで、もういっぱいな感じです。それで撮影できるのも1、2度くらいでしょうか。後は、できるだけ明るいレンズでストロボを使わないで撮るくらいかなーと思います。撮影に理解のある場所や撮影する理由がある所でないと。だから、こういった写真を撮るのは、BARに行ったついでではなくて、BARに撮影だけを目的に行くときになるでしょうね。でも、こういう場所に行くこと自体がほとんどないので、面白かったです。



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2011年12月10日

【PHOTO】橋本先生の制作講座 お台場イルミネーション

橋本先生の制作講座。12月は東京イルミネーションツアーということで、お台場、六本木、丸の内などで撮影です。私は第1回目のお台場撮影に参加してきました。


まずは、夕暮れ時から、観覧車の撮影です。


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シャッタースピードを30秒、絞りはf11まで絞っています。ただし、長時間露光のせいもあり、かなり画面が明るくなりすぎたので、Apertureで露出を下げています。なお、最近気づいたのですが、Apertureで露出を変化させるとき、スライドバー上では限界が来ても、右隣の数値を示す左右の三角マークを押せば、更に、変更させることができるのですね。


他も適当に絞ったり、絞らなかったりして撮りました。


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このアングルでも何枚か撮っています。絞った写真の方が、光芒が綺麗であり、そういった写真もあるのですが、この写真をセレクトした理由は、左下の人のせいです。実は、その向こう側に、看板があり、公園内での営業活動かどうのこうのと書いてあって、それを消すように人がいてくれた写真がこれだけだったのです。撮影するときには気づかなくて、後で写真を見ると、(´・д・`)ェーって思うことがありますよね。カメラでだけでなく、肉眼でも何を撮るかよく見ておく必要があるのでしょう。また、もっとずっと後ろに下がって、観覧車以外のいろんなモノも画面の中に入れて撮ってみてもよかったのかなと思います。


先生によると、観覧車のときの撮影は、夜景全般の時間の選び方の問題ということです。空に色味を残すには真っ暗になっていてはどうしようもなく、かといって早い時間から撮り始めても良い夜景にはならない。この一瞬に空の色を賭けるしかない。その時間を過ぎると、黒あるいは濃いグレーに写る空。この暗い空にトーンが出てくればそれなりに面白いが、ここからはカメラとレンズの能力にかかわってくる。撮像素子が大きいほど有利。「低い感度で三脚使用」というのは暗い中でのトーンの再現を良くするためである。あとは、切り取る絵の選び方。トーンが豊富に出る絵を選ぶ。暗い空の面積が小さくなる様な構図にする。「じゃあ空の広い雄大な絵は撮れないのか?」そのとおり。次の日の夕方もう一度行って空の色がかすかに残る時間に撮り直すしかない。ということでした。




次は、ちょっと場所を変えて、ホテルの近くです。見上げるほどの高い建物とイルミネーションを一緒になんとか入れて撮ったものです。もうちょっと広角なレンズが欲しくなります。


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それ以外にも、ホテルの周りを撮ってみたのですが、もうちょっとイルミネーションがイルミイルミするといいのですが。もっと密度がある写真にならないものだろうかと悩みつつ撮ったものです。


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なかなかイルミナントな写真が撮れないので、海のそばまで降りて、川面に写る夜の光の写真を撮ったときのものです。本当は、赤い東京レジャーランドの文字は、街灯で隠そうと思っていたのですが、隠れていませんでしたね。(´・ω・`)


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ホテルの近くに、なんだかよく分からないけど、不思議な街並みがあったので、撮って来ました。なんだったんだろう。(・ω・ )?


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その次は、レインボーブリッジが撮れる場所に移動。移動中に、花火がバンバン上がっていて、気は焦るけど、車から降りて、海に向かう途中で花火はしゅーりょー。Σ(´Д`lll)

元々、花火は予定外だし、今年は花火はさんざん撮影したからと、心を落ち着かせて撮影です。東京タワーが切れていて、どうしようかと思ったけど、でも、これはこれでも良いような気がします。


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海のそばまで降りて行って撮影です。東京タワーが橋に隠れないで撮れるかなーと思ったのですが、そんなことはなかった。岩があったので、岩を中心に撮ってみました。


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東京タワーがハートになってた。(〃▽〃)キャー♪


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結局、イルミネーション以外のものも結構撮りました。


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今回の先生からの講評は次のとおりでした。

正攻法でしっかりとした質の高い写真を目指しています。だいたいそのようになっていますが空の面積の大きい写真は撮像素子の能力の限界かのっぺりした写真になりがちです。水辺も使っていますし工夫が多くみられます。東京タワーとのからみ上手く狙いましたね、レインボーブリッジの広い絵もなかなかです。ツリーなどのイルミネーションが少し弱いのと、暗い中での空間、「人の気配」という部分でもうひと頑張りできると思います。


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2011年12月07日

【PHOTO】橋本先生のポートレート講座 9.1 ストロボ2

橋本先生のポートレート講座第9期第1回です。今回は、第7期に引き続き、ストロボを使った撮影です。この講座は一度やったことのあるものですが、覚えればすぐにできるというものでもなく、繰り返し訓練して出来るようになって貰おうということで2回目を企画されたそうです。

場所は目黒川沿いのサロンスペース。室内はほとんど壁も天井も白く、窓も広く、天気も良く、そのままでも良い光が入ってくるような場所でした。

ストロボを使わなくて、明るいレンズで撮影すればいいじゃないかという話もありますが、明るいレンズでも限界はありますし、やはり、光量の少ない所での撮影は、明るいレンズを使っても、どうもしゃっきりしないことがある。だから、ストロボをうまく使えると良いよねということです。とくに、天井バウンス、壁バウンスはかなり有効で、それだけでかなり違った写真が撮れるようになります。

まず、ストロボがない状態で、適正を見て、それからストロボで光を足していきます。なお、絞り、シャッタースピードはマニュアルで設定します。ストロボの光量もマニュアルで設定します。マニュアルの方が道理が分かってくるということです。カメラの設定で言えば、絞り優先で普段撮影していれば、後は露出の代わりに、シャッタースピードを設定するだけです。

壁バウンスだと、窓からの光のような感じになります。天井バウンス、壁バウンスどちらが良いかは、モデルの顔によって、フロント光が合う人と、サイド光が合う人とで使い分けます。

また、壁が白くないときはどうしたら良いか。レフ板とスタンド(三脚でも可)を用意します。ぎりぎりそれくらいまでは、なんとか用意できるよね、ということです。それを使えば壁バウンスがどこでもできます。

モデルは、さいとうしずかさん。まずは、1灯でバウンスさせて撮影です。


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髪の毛をかき上げる仕草。これは、しずかさんがおそらく無意識にした自然な動きでした。このとき、今度は目線をこちらに向けて、もう一度今のをやってみてと言っても、髪の毛を不自然におさえた写真にしかなりませんでした。撮影できる瞬間は、限られており、再現は難しいのだなと改めて感じました。





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先ほどの写真でもそうですが、背景の鏡のところに、クリップでライトが付いています。これはいりません。外せば良かったのですが、なかなか、それに気づきませんでした。撮影の場では、モデルや光の加減ばかりに目が行って、背景の細かい部分には、なかなか気づかないので、撮影前には、よくよく意識して観察することが大事なのだなと思った次第です。


何枚かバウンスで撮影した後に、一人ずつ、シチュエーションを作って撮影してみようということになりました。私は、この部屋にあったマネキンが面白いと思ったので、それに並んで立ってもらって、少しシュールなイメージで撮影してみました。先生にも、モデルとして参加してもらいました。


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やはり、広角で撮るとちょっと不自然な感じがします。部屋の広さから、広角で撮るのはやむをえない面はあるのですが。そして、やはり、もっとよく見て撮影すべきでした。全体のイメージとモデルだけを見て撮影していたようです。マネキンは2体並んで立っているのですが、1体にしか見えません。せっかく、並べて立てたのに・・・。また、先生の履いているスリッパが、生活感をかもしだしています。トリミングしようかなとも思ったのですが、しずかさんの手まで切れてしまいます。(ー'`ー;)ゥーン

ところで、先生の顔がちょっと暗いかと思います。この写真は、スタンドに立てたレフ板を使ってバウンスさせたものですが、先生から、右側の壁全体(といっても、壁だけではなく、いろいろ複雑な構造になっているのですが。)を使ってバウンスすれば、後ろまで明るくなるというアドバイスをいただき、レフ版を外して撮影しなおしてみました。


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こちらの写真は、意図したわけではありませんが、しずかさんの足がうまく隠れて、マネキンぼく見えますね。先生のスリッパが惜しい。


他の方々も、いろいろなシチュエーションで撮影しています。この本を読んでる感じなどいいですねえ。ちなみに、他の人が撮影しているときは、ストロボは使わず、単焦点のf1.4でこっそり撮影していました。これにも、先生がちゃっかり写っています。


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この部屋は撮影環境が良すぎて、1灯で大体撮れてしまうということで、2灯で撮影するとしたら、どんな撮影方法があるだろうと先生が5分休憩時間と言って考えたのが、窓からの陽射しの再現です。

まず、地明かりで撮ってみます。ぶれないように、1/100にしてみました。

さいとうしずか 6.jpg




次に1灯で壁バウンスで撮影してみます。

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次に、もう1灯をモデルの足元に置いて同調させて光らせます。足元の光の光量は、ストロボで調節して、撮りたい写真の雰囲気に合わせます。これで外からの陽射しが再現できました。

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なお、窓からの光なのに、どうして足元なのか。上からではないのかと先生に質問したところ、いい質問だと言われ、通常は、ひさしがあるので、それで光が遮られるので、下の方が光っているのが自然なのだということでした。



さて、その後は、個別に、2灯を使って、自分で考えて撮影してみようということになりました。先生でも少し考えたのに、どうやって撮れと・・・。そこで思いついたのが、髪の毛に後ろから光をあてて、逆光っぽくして撮影する方法がありました。また、加えて、せっかく鏡があるから、鏡も使ってみようということにしました。

でも、鏡の後ろからストロボを使うと、なかなか、鏡に光が入ってしまってうまくいきません。もう仕方ないから諦めて、この後、鏡なしで撮影したのですが、見返してみると、ちゃんと撮れるのもありました。ヽ(Φ∀Φ)/...あれ? でも、ちょっと鼻のあたりの光の当たり方が不自然かな。


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それで、撮り直したのがこちらです。せっかくですから、(〃ゝω・)ウインクもしてもらいました。前後の表情も可愛く撮れました。(*´ェ`*)ポッ


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以上ですが、ストロボの撮影については、今まで何回かやってきたので、改めて、撮影の仕方の考え方について、まとめてみました。この考え方で良いかどうか、先生に確認してもらいコメントもいただきました。


プロではないのだから、自然の光を人工的に再現することはできない。いや、プロであっても、出先などで、いつでも、すべての機材とアシスタントを用意できるとは思えない。地明かりがあるのであれば、それを最大限に活用すべきである。地明かりをそのまま使っても、それでは暗すぎるからストロボを使用するのである。例えば、窓からの光が少しでもあるのであれば、窓からの光を活かすべきである。光を再現する場合でも、窓があれば、あたかも窓から光が来ているように、照明があれば、あたかも、その照明の光から光が来ているように再現する筈であるから、地明かりを使用することによってかえって不自然になることはあまりないと思う。

橋本先生:だいたいそうだと思いますが「べき」というより「こういう考え方もある」というところか。


絞りによって、光量をコントロールすることができる。しかし、ストロボの場合、ストロボの光の強さを変えることによっても光量はコントロールできる。地明かりの光量は、シャッタースピードでもコントロールできる。そのため、絞りの設定は、光量以外のことに主眼をおいて考えるべきである。絞りは、被写界深度の調節と、写りのシャープさをコントロールすることを念頭において設定すべきである。写りのシャープさという意味では、回折現象を起こさない限り、できるだけ絞って撮影した方が写りが良い。ただし、被写界深度がその分深くなり、ボケのない写真となる。なお、地明かりは、シャッタースピードでコントロールはできるが、手持ちで撮影するのなら手振れしないギリギリの速度までしか遅くすることができない。また、三脚を使えば、シャッタースピードは何秒にも遅くできるが、いくら、ストロボの強い光でモデルを止めることができるといっても、あまりにも長いシャッタースピードはモデルの被写体ブレも考えなくてはならないだろう。

橋本先生:正しい。


私はストロボを使用する場合でも、ボケは積極的に使ってもいいのではないかと思う。外で十分な光があるときでも、ボケを活かした撮影をしているのに、ストロボを使用したからといって、ボケという表現手段を使わないという選択肢はないと思う。※今回の講義で、F1.4ではあまりストロボではふさわしくないようなことを先生から言われましたが、これは、撮影場所が窓際であり、ストロボがなくても、十分な光量で撮れてしまい、ストロボの使い方を学ぶという意味では不適当であるので、ある程度絞ったということかと思いますが、それでよろしいでしょうか?

橋本先生:「F1.4がストロボ使用にふさわしくない」というより「一般的でない」というほうがしっくりくる。にしにゃーさんがぜひ研究して「F1.4でのストロボ使用法」を開発してほしい。
なぜ一般的でないかというと
1.ストロボの光量がそこまでなかなか落ちない。落ちてもメーターで測定できない。たとえばf1.4の2段落ちはf0.7でメーターで測定できない。
感度を上げて換算値としては出るかもしれないがとても面倒。コントロールが難しい。
2.私の経験ではF2より明るいF値のレンズ使用は特殊な描写「うすいピントと大きなボケ、少しソフトフォーカス」という感触があるがその描写感とストロボのシャープさがあまりマッチせず、ただのピンぼけ写真に見える可能性がある。
3.講座の上ではみなさんの持っているレンズのF値が違うので絞った方が共通の体験ができる。
などなど。



ある程度、絞った場合、背景にストロボの光が届かない場合がある。絞りを開ける(その場合は、被写体に当たる光量も変化するので、ストロボ自体の光量も再調整が必要。)か、シャッタースピードを遅くする(この場合は、被写体に当たる光量はほぼ変化しないので、ストロボ自体の光量の再調整は不要。)ことによって、背景にまで光が届くように調整を試みる。なお、ストロボで調整する場合には、それがバウンスであれば、部屋全体に光が回るようにバウンスできるか試してみるか、もう一つストロボが使えるのであれば、背景に光が当たるように、背景専用のストロボを設置すればよい。

絞りは、できるだけ絞るという方針で行くのであれば、地明かりとの関係で、撮影する環境によって、いろいろと変わってくる(もっとも、結局は、できるだけ絞ると言っても、地明かりとの関係からして、f4とか5.6くらいに落ち着くのではないか。)が、できるだけ開放でボケを活かしたいという考えであれば、レンズの性能によって、最初に絞りが気まる。その次に、地明かりをできるだけ活かすわけだから、手振れ補正しない限界まで遅くしたシャッタースピードにする(例えば、1/100秒)。後は、ストロボの光量の調節のみであり、とても単純化できると思う。それでも、うまくいかない場合には、ISOを上げることを検討することになるだろう。

橋本先生:理論的にはそのとおり。実際はそんなふうにはなかなか出来ない。結局写真は「結果」だから、いろいろ試してみていい結果のやり方を踏襲することになる。一番の問題はストロボの光量コントロールがままならないところか。



以上です。橋本先生ありがとうございました。

次回はBARでの撮影です。地明かりがほとんど使えない場所となるので、また違った撮影方法を学ぶことになるのでしょうね。



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posted by nishinyah at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月06日

iPadとMacBook Air

今のところ、iPadでちょっといいなあと思っているのは、スライドショー。音楽と合わせるとなんでこんなにスライドショーは雰囲気が出るのしょうね。でも、スライドショーの設定でミュージックを再生を選ぶと1曲しか再生されない。これは、スライドショーで音楽を設定するのではなく、あらかじめミュージックで音楽を再生させておけば良い。トランジションの折り紙も、思わぬ組み写真になって面白いよね。もっと、トランジションの種類が選べたり、ランダムで画像を表示してくれるといいのだけど。

以前、パソコンの液晶ディスプレイに、写真のスライドショーを流し続けようとしたこともあったけど、結局1、2度くらいしかやらなかった。iPadの方がずっと手軽。フォトフレームならもっと安く入手できるし、機能もいろいろあるだろうけど、iPadなら気軽に持ち歩くこともできますし。

だけど、外出先でiPadを使ってるかというと、今のところ( ・_ゝ・)うーん・・・。室内で使うのなら、Mac使っちゃうよねえ。

iPadにいろんな機能を望んでいくと、なんか、MacBook Air 11インチにすればいいのではないかと思うようになってきました。iPadと比較すれば、機能的にはほぼ問題がないどころか、Macで出来ることは全て出来てしまう(当たり前だが。)。ApertureをiPadで、せめてレートの設定くらいできたらいいなと思うことがあるが、Airなら、レートどころが、もちろんフル機能使用できる。それに、Macだったら、文章を書こうという気にもなります。そう考えると、MacBook Air 11インチはなかなか良い選択肢なのかもれしれない。バッテリーの持ちはiPadに軍配が上がるだろうけど。iPadの代わりと割り切るのであれば、最小構成のAirでいいので、値段も比較的安く抑えられます。もっとも、どうせならフルスペックで、ということになるかもしれませんけど。

Air 11インチは1.08kg、1,366x768ピクセル、バッテリーは最大5時間。対するiPadは3Gなら613g、1024×768ピクセル、そして、バッテリーは最長9〜10時間。こう較べてみると、やはり、バッテリーの持ちを考えてしまいます。iPadなら10時間。しかも、充電用の予備バッテリーも使えば、もっと長くできます。Air 11インチは、せめて、バッテリーが7時間くらい持つようにならないと選択肢にはなりにくいかなー。もちろん、5時間持てば、いろいろなことができますので、今でも、MacBook Air 11インチは十分魅力的ですけどね。

バランス的に、MacBook Air 13インチなら、バッテリー最大7時間だし、解像度は1,440x900ピクセルだし、重さは1.35kgだけど、意外なほど重く感じないし、結構優れているように改めて思いました。でも、都内の電車の中では、あんまり使う機会がないんだよねえ。


ラベル:iPAD MacBoook Air
posted by nishinyah at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | iPhone/iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする