2010年05月17日

三脚 Manfrotto 7322CYを使って、夜景とモデル撮影

象の鼻パーク1.jpg


正直、三脚というものについては、そんなに重視していませんでした。

と言いながら、私自身は、実は、三脚をたくさん持っていて、そうですねえ、多分、6、7個くらいは持っているのではないでしょうか。

一眼レフカメラを持つことになる数年前に購入していたものばかりで、価格は1500円くらいから一番高くて9000円くらいしたと思います。

当時は、風景などを撮るためというよりは、旅先で、タイマーを利用して、友人たちと一緒に写るために購入していたのです。もちろん、当時はコンパクトデジタルカメラを装着していたのですが、どうしてか、カメラの重みで斜めになってしまう(コンパクトデジタルカメラの三脚穴ってカメラの真ん中になかったりすることも関係あるのかもしれません。)ので、今度こそはって感じで買い増していって、当時9000円くらいのものまで手を出してしまったのでした。もっとも、Velbonのその三脚は、一番かさばる三脚でもあったので、結局、持ち出すことはあまりなかったのですけどね。

三脚を使って、たまに、真っ暗な中で、長時間露光で不思議な雰囲気を撮って楽しんだこともありますが、基本、旅先で使うことが多かったので、荷物はなるべく軽くコンパクトな方がよく、また、じっくりと撮ることを目的としていなかったから、あまり高いものを購入しようという気にはならなかったんですね。

一眼レフカメラを購入したあとも、風景は手持ちで撮れていたし、やはり、三脚を使うと場所が固定されてしまって、アクティブにいろんな場所で撮るという感じにはならないと思いますし、夜だって、高感度な今のデジタル一眼なら、なかなか三脚を使うところまではいかない。

もっとも、D5000を購入して初めて写真撮影を目的としたに出たときは、三脚を使って、滝とか渓流とか撮りました。上述のVelbonの三脚ですが、これなら一眼レフカメラでも安定して使えましたから。ちなみに、水準器も付いているのですが、雲台よりも下に付いていて、これって意味あるのかな? と思っています。

そんな感じで、9000円でもたけーよーと思っていた私ですから、安くても1万円以上、2万、3万は当たり前、5、6万円や10万円以上する三脚ってなに!? カメラを固定できればいいんだけなのに、そんなに必要なの!? と思っていたのでした。


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今回、使用させていただいたManfrotto 7322CY は、カーボン70%、バサルト(玄武岩)30%を使うことで、剛性とともに、低価格も実現しているということです。実売価格が1万円台ということで、このクラスとしては、低価格なのだと思います。

夕方から夜にかけて、三脚を使って象の鼻パークで撮影ということでしたから、夜景の撮影ですね。夜景といえば、やっぱり広角のレンズ、しかも、被写体は固定しているから、F値のことはあまり考えなくてよく、キットレンズの18-55mm以外は使わないかなーとも思ったのですが、念のため、持ってるレンズすべて持って行きました。

正解でした。

モデル撮影もするというのです。なんというサプライズ(≧▽≦) 明るいうちの撮影では、F1.4 50mmや55-200mmのレンズを装着して撮影しました。

また、この三脚を使って撮影した写真の中から各自1枚だけ選んで、後日フォトコンテストをするというのです。

なので、基本、三脚を付けたまま撮影をしたのですが、さすがに、明るいうちのモデル撮影までは、三脚を使わなくてもよかったかな。(・ω・)ゞテヘ

写真はクリックすると大きくなります。


象の鼻パーク2.jpg



象の鼻パーク3.jpg



その後、いったん、モデル撮影が終了し、夜景の撮影になりました。皆さん、象の鼻パークの中に散って行きます。でも、30分後くらいには、モデル撮影再開ということでしたので、後で、また撮りに来ようと思った場所などもあったのですが、そんなに機会のないモデル撮影|ω・)チラですから、モデルの方を優先しました。もうちょっと撮ってみたい場所があったんだけどなー。

三脚を使った撮影で、新鮮だったのは、両手が空くということです。カメラを持っていなくていいのですから、当たり前ですが、カメラを置いたままにしておけます。

しかも、D5000はライブビューが使えます。

D5000のライブビューを使った場合の合焦時間は遅いのですが、風景は基本じっとしているものですから、そんなことはあまり問題になりません。

こうなると、手に持って撮影するのと、気分的にも大分異なってくるものがあります。そうですね。絵画を描くようときのように、対象全体を客観視しながら撮影するという感じになるのかなと思いました。

さて、モデル撮影再開の時間に集合場所に行っても、全然人が集まっていない。みんな夜景撮影に夢中なのね、ということで、このまま集まらなかったら、オイラσ( ̄∇ ̄)だけでモデル撮影会ヾ(*ΦωΦ)ノヒャッホゥになるっていうことには、やっぱりならなくて、更に10分かそこら待ったら、大分人が集まってきたので、モデル撮影再開となりました。

夜間のモデル撮影は、レンズはどうしようかと悩みました。通常の夜景であれば、かっちり撮るために、ある程度絞って撮ったりします。三脚が使えるからブレの心配はありませんからね。ところが人を撮る場合、モデルにじっとしてもらうとしても、背景をぼかす方がいいのか、背景までかっちり撮った方がいいのか、ということがまずあります。当日、写真撮影の指導に来られていた下村孝先生の場合は、夜景とともに人を撮るときには、背景はあまりかっちり撮らないで撮るということだったので、それじゃあ、一番明るいレンズにしようとF1.4のレンズを使うことにしました。

さて、風景を撮る場合には、ピントの合焦時間はあまり気にしませんでしたが、モデル撮影となると、そんなことは言ってられません。他の撮影者が前に出てきたり、撮影場所を移動したり、LEDの照明をモデルのすぐそばに持ってこられてかぶったりするので、なるべく早めに撮影しないといけません。

また、三脚を使う場合には、手持ちの場合と違って、ピントを合わせたい場所でいったん合焦させてから、少しカメラを動かして、撮りたいアングルに戻して撮るということも難しい。もちろん、ファインダーで覗いた場合でも、いくつか合焦できるポイントがあり、それは選べるのですが、D5000の場合は、そんなにフォーカスポイントがないのです。

それで、結局、どうしたかというと、マニュアルフォーカスを使いまくりました。まず、アングルを決めて、そのまま、ライブビューの状態で、ピントを合わせたい場所を拡大して表示させます。それを見ながら、ピントを手動で合わせて、シャッターを切るのです。

こうすると、ライブビュー時でオートフォーカスを使ったときのにように、合焦時間が遅いだけならまだしも、結局ピントが合わなかったということが避けられます。また、被写体も自分も動かなければ、一度ピントを合わせれば再度ピントを合わせなくてすみます。また、ライブビューなら、そもそも、ピントは任意の位置で合わせられるのですが、この方法でも、もちろん、任意の位置にピントが合わせられます。


象の鼻パーク4.jpg



ただ、やはりどうしても、時間がかかってしまいます。それでも、合焦させたい位置を任意で決められるマニュアルフォーカスの方法は、やはり魅力的です。手持ちと違って、ライブビューで拡大しても、揺れませんし、固定したまま、撮影できますからね。三脚ならではだと思います。


象の鼻パーク5.jpg



そんなわけで、三脚とマニュアルフォーカスの組み合わせに魅せられていたのですが、今にして思うと、 フォーカスポイントは少ないとはいえ、それなりにはあるのだから、素直に、ファインダーを見ながら撮影すればもっと写真が撮れたよなーと思います。


象の鼻パーク6.jpg



ところで、夜間のモデル撮影でも、ISO200で撮ってるし・・・。やはり、モデルもさすがに置き物のようにいつまでもじっとしているわけではありませんから、被写体ブレを防ぐ意味でも、F1.4のレンズといえども、もっとISOをあげれば良かったかなと思いました。そういえば、先生も、夜景を撮る場合、ISO400とか言ってたような。まして、人ですからねー。というか、数十人で撮っているので、50mm単焦点レンズでの撮影は、やはり、ちょっと難しかったかなーと。ISOあげてもいいから、ズームレンズで撮影したらもっと、たくさん撮れたろうにと思います。こんな機会がたくさんあるのなら、明るいズームレンズがあるといいですよね。

そういえば、夜間のモデル撮影のときは、モデルは何かに寄りかかってもらった方が、安定して良いというアドバイスもありました。

このイベントに参加する前は、とにかく一眼レフカメラを使う機会に参加したいがためで、三脚を試せることは二の次ではあったのですが、上述のように、撮影時に、カメラを体から離しておくことができて周囲の景色を客観的に見られ、また、ライブビューと組み合わせてマニュアルフォーカスで撮るというのも面白い。そういえば、三脚というのは、マクロレンズでも使うモノですよね。もっと三脚を使ってみたいという気持ちになりました。

Manfrotto 7322CYは、ボール雲台で可動もさせやすいし、キチッと止めたい所で止められるし、やはり、いいものは、それなりにいいのだと思いました。正直欲しいと思いましたが、まずは、今持っているVelbonの三脚をもっと使ってみようと思います。

今回のイベントの最後にもっと高い三脚を触らせてもらいましたが、それは、ジョイスティックみたいにグリップをにぎると雲台が自由自在に可動し、特定の場所でグリップの力をゆるめればその場でビシッと固定できるものでした。これがあったら三脚でありながら、すぐにアングルが決められて、固定できて、またすぐに動かせる。スゲーΣ(゚∀゚)と思いました。調べてみると、ジョイスティック雲台といって、Manfrottoを象徴する特許・発明なんだそうです。( ̄_J ̄)ん? ジョイスティック雲台って別売りなのかな。だとすると、今回使用した7322CYの雲台は取り外せないみたいなんだけど、雲台の付いていない732CYだったら、もしかしたら、付けられるのかな? 3/8"スクリューつきのアッパーディスクに、お好みの雲台を装着できます。ということなんだけど・・・。付けられるとしても、バランス的にはどうなんだろう? まあ、ここまで投資するなら、三脚ももっといいのを使うのが普通なのかもしれませんね。

午後5時過ぎから始まって、8時過ぎまでの撮影でしたが、モデル撮影もあったせいか、あっという間でした。その日は昼間にご飯を食べただけだったのですが、晩ご飯のことなど思いもよりませんでした。また、こんな機会があるといいなと思います。個人的に、今度、川崎の夜の工場の写真を撮影する予定があるので、そのときは、三脚を持って行こうと思っています。あと、レリーズ代わりに、D5000用のリモコン買おうかな。

さて、コンテストに提出する写真ですが、(ー’`ー;)ゥーン、せっかくモデル撮影があったのだから、モデルが入った写真にしたいところなんだけど、みんな同じ場所で撮っているから、きっと同じような構図の写真が多いと思う。今回掲載した1枚目か最後の夜景の写真が結構気に入っているので、どちらかをコンテストに出したいと思います。


象の鼻パーク7.jpg



そうそう。三脚に付けるときには、レンズの手ぶれ補正をオフにしていると思うけど、元に戻すのを忘れないようにね。同じく、マニュアルフォーカスに設定していたらオートフォーカスに戻さないと(〃ゝω・)bンネッ

■追記
1枚目の写真、私のMacBook Blackで見ると分からなかったのですが、Windows機のディスプレイで見ると、右側にカメラマンが写っているのが分かりますね。同じWindows機でも、IEの方がFirefoxよりもより明るく、とくに、大きいサイズで写真を表示させると顕著になります。今までもそうだったんだろうけど、夜景だと、大分印象が異なりますね。同じWindows機でも、ディスプレイによっても違うのだろうし。ゥ─σ(・ω・`*)─ン…どうしよう。

■追記2(10/05/24)
D5000には露出ディレーモードというのがあったのですね。これを使うと、シャッターボタンを押したときに自動的ミラーアップされ、その約1秒後にシャッターが切れる。シャッターボタンを押したときの振動やミラーアップ時のショックなどを避けることができるというのだという。ていうか、これを使えば、2秒タイマーで撮らなくても良かったかと思うし、実はもう買ってしまったけど、レリーズ代わりのリモコンも使わなくてもいいのではないかと思う。

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posted by にしにゃー at 01:26| Comment(3) | TrackBack(0) | Portrait | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日はお疲れ様でした!

ジョイスティック雲台は732CYに取り付け可能ですが、バランス的には
190や055シリーズの方がオススメのようです。

また、お持ちのベルボン三脚にマンフロットのジョイスティック雲台を
取り付けることもできると思いますので、色々組み合わせを考えてみて
ください〜!


モデル撮影は予想以上に混雑してしまい、申し訳ありませんでした。
もう少しすいていたら、レンズを変えたりISOを変えたり、LEDライトを
消してストロボで撮ったり、色々と試せたかと思います。

今後の反省材料とさせてください! M(__)M


川崎の工場夜景写真、楽しみに待ってます〜!
Posted by しょういち at 2010年05月18日 00:27
スミマセン…!
ベルボン三脚にジョイスティック雲台を直接付けるのは無理のようです。以下のようなアダプターが必要になります。

http://www.slik.co.jp/accessories/set/4906752201589.html
Posted by しょういち at 2010年05月18日 17:10
コメントありがとうございます。
楽しかったですよー。有料でもいいからまたやって欲しいですね。
アダプターの件もアドバイスありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。ただ、私の持ってるのは、VelbonのP-MAXという三脚なので、雲台が外せないんですよ。(´Д`;)
そういえば、このイベントが終了してから、改めて、P-MAXを取り出してみたんだけど、このP-MAXは、理屈から言って、どう考えても、クイックシューを横向きにして付けたり外したりする筈だよなーということに初めて気がつきました。ネットで調べてみたら、本当にそうだったみたいです。てっきり、正面向いてまっすぐ抜き差しするものだと思っていました。三脚によって、違うものなのですね。
今回のイベントのおかげで、もしも、新しい三脚を買うことがあったら、今度は、Manfrottoにするかもしれません。
Posted by ジキタリス at 2010年05月18日 21:40
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