2014年03月31日

XF23mmF1.4 RとX-T1とポートレート




XF23mmF1.4 Rは、私が次に買うレンズとして、以前より検討していたものですが、この度、幸いにも富士フイルムよりレンズを借りることができましたので、撮影してきました。

私がポートレートを撮影するときに主に使用しているレンズは、SONYのSonnar T* 135mm F1.8 ZAと富士フイルムのXF35mmF1.4 Rの2本がメインとなります。そして、私はX-M1も持っていますが、X-M1にどんなレンズを付けたら良いのか。XF56mmF1.2 Rはポートレートを撮るのにはとても良いレンズ。しかし、望遠側のレンズとしては、Sonnar 135mmが既にある。そうなると、広角側でポートレートにも使えるレンズが欲しい。Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMは確かに持っているし、使えるけれども、α99には、できるだけSonnar 135mmを付けておきたい。となると、X-M1に装着するポートレートにも使える広角寄りのレンズとして、XF23mmF1.4 Rが浮上してくるわけです。

しかし、逆に言えば、上記のような組み合わせだからこそ、このレンズが出てくるのであり、ポートレートを換算35mmのこのレンズだけで撮るのは、ちょっと難しいとも思います。35mmと言えば、以前、ポートレートを撮影したRX1(R)と同じ画角となります。あのときもちょっと難しいなあと思いながら撮ったものです。ポートレートの場合は、やはり望遠レンズの方が撮りやすいし、雰囲気のある写真になりやすいとも思います。しかし、広角なら広角、35mmなら35mmでないと撮れないポートレートがある筈です。

望遠レンズでは背景を選ぶのは大事なことです。同じような場所で撮っていても、写る範囲が狭いだけに、背景によって、ガラリと変わるからです。広角レンズの場合は、背景に周囲の風景が広く入ってしまうので、うまく切り取らないと、予期せぬものまでもが入り込んだりしてしまう場合があります。しかし、どのような場所にいるのかが分かりやすい写真ともなるわけです。XF23mmF1.4 Rは、そこまで広い広角ではありませんが、どんな場所にいるのか分かるような写真が撮れます。また、穏やかな広角なので、パースのきつすぎない、広角寄りながら自然な感じの写真が撮りやすいと思います。

なお、F1.4のレンズですから、NDフィルターも持って行き、ベンチの写真のあたりから付けたり外したりしています。NDフィルターいいですね。XF35mmF1.4 R用にも買うこととしました。Xシリーズのカメラは、シャッタースピードが1/4000が限界なら、カメラ内NDフィルターでも付けて欲しいものですね。










XF23mm+X-T1 1

XF23mmF1.4 R 1/2500 f1.8 ISO200











XF23mm+X-T1 2

XF23mmF1.4 R 1/1500 f1.4 ISO200











XF23mm+X-T1 3

XF23mmF1.4 R 1/3500 f1.4 ISO200 今回このレンズで撮影した中で、一番いいかなと思っている写真です。











XF23mm+X-T1 4

XF23mmF1.4 R 1/4000 f1.4 ISO200











XF23mm+X-T1 5

XF23mmF1.4 R 1/3300 f1.6 ISO200











XF23mm+X-T1 6

XF23mmF1.4 R 1/4000 f2.0 ISO200











XF23mm+X-T1 7

XF23mmF1.4 R 1/1800 f1.4 ISO200











XF23mm+X-T1 8

XF23mmF1.4 R 1/200 f1.8 ISO200











XF23mm+X-T1 9

XF23mmF1.4 R 1/105 f1.4 ISO200











XF23mm+X-T1 ASTIA

XF23mmF1.4 R 1/26 f14 ISO1600 ASTIA f1.4ではなくf14で撮っていますね・・・。多分、滝を滑らかに撮ろうとしたのだろうと思うのですが、ISO AUTOにしていたから、ISOまで上げてしまっています。 ( ノ∀`)タハー せっかくなので点像復元処理を期待して、この写真はカメラ内現像で現像しました。











XF23mm+X-T1 11

XF23mmF1.4 R 1/800 f1.4 ISO200











XF23mm+X-T1 12

XF23mmF1.4 R 1/1600 f1.4 ISO200











今回、カメラ内現像した写真も1枚載せていますが、X-T1のRAWで撮った写真は、X-T1でないとカメラ内現像ができません。そのことにもっと早く気づいていたら・・・。X-T1はもうそろそろ返却しないといけないので、カメラ内現像するのなら今のうちです。ちなみに、X-Pro1でもX-M1でも、X-T1で撮った画像を見ることはできます。

ところで、その1枚以外は、Apertureで現像しています。X-T1なのに、Aperture。そうなのです。いつの間にか、ApertureがX-T1にも対応していました。Lightroomはまだ未対応なようなのに、Appleやるじゃん。最近、Adobe Photoshop Camera RAWを使ってみて、その機能はLightroomと共通する所が多いのですが、Lightroomはポートレートでも結構使えそうだなーと思っていたところ、やはり、Apertureの羽ブラシは使いやすいし、これからもApertureを使おうと思っています。






ラベル:FUJIFILM
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2014年03月30日

XF56mmF1.2 RとX-Pro1とポートレート





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XF56mmF1.2 Rのある間に、もう一度、ポートレートを撮りたくなりました。天気は曇りときどき晴れ。NDフィルターも持って行きました。他にも62mmのフィルター径のレンズを持っていったこともあり、いろいろ付け替えたりもしたので、EXIFにも残らないし、どの写真に使ったかどうかは定かではありませんが、使っているとすれば、ベンチに座っている写真以降となります。NDフィルターを付けると、白く飛びそうな所も色味が出てくるので、晴れの日にこのレンズを屋外で使うならあると便利だと思います。










XF56mm+X-Pro1 1

XF56mmF1.2 R 1/3800 f1.2 ISO200











XF56mm+X-Pro1 2

XF56mmF1.2 R 1/3500 f1.2 ISO200











XF56mm+X-Pro1 3

XF56mmF1.2 R 1/4000 f1.2 ISO200











XF56mm+X-Pro1 4

XF56mmF1.2 R 1/550 f2.0 ISO200











XF56mm+X-Pro1 5

XF56mmF1.2 R 1/2400 f1.2 ISO200 この写真が今回XF56mmF1.2 Rで撮影した中で一番良いと思っている写真です。彼女の美味しそうな所をうまく切り取れたように思います。でも、左下の腕の部分は、もう少し整理した方が良かったかもしれません。











XF56mm+X-Pro1 6

XF56mmF1.2 R 1/2700 f1.2 ISO200 ありがちな感じの写真ではありますが、こういう写真も1枚くらいあってもいいかと。











XF56mm+X-Pro1 7

XF56mmF1.2 R 1/1300 f1.4 ISO200











XF56mm+X-Pro1 8

XF56mmF1.2 R 1/1600 f1.2 ISO200











XF56mm+X-Pro1 9

XF56mmF1.2 R 1/1000 f1.2 ISO200











XF56mm+X-Pro1 10

XF56mmF1.2 R 1/1000 f1.2 ISO200 ちょっと色っぽく。











今回使用したカメラX-Pro1、XF56mmF1.2 Rとは、なかなか相性が良いと思いました。また、私が写真を撮るときには、たいていAEブラケットを使うのですが、XシリーズでAEブラケットを行うと保存に時間がかかるので、今回はブラケット撮影はやらないこととし、代わりに、連写で撮影することとしました。Xシリーズでは、ほとんど連写で撮影したことはなかったのですが、連写良いですね。パシャパシャパシャと気持ちよく撮れるし、保存時間もそんなにかからない印象でした。もしかしたらRAWではなくJPEGで撮っているのでは? とちょっと不安になったくらいです。

XF56mmF1.2 Rは、Xシリーズでポートレートをメインで撮るのなら外せないレンズですね。





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2014年03月20日

X-Pro1とXC50-230mmF4.5-6.7 OISとX-M1とXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS



さて、前回の撮影のときも、X-T1とXF56mmF1.2 Rの他に、X-Pro1XC50-230mmF4.5-6.7 OISX-M1XF18-55mmF2.8-4 R LM OISも持って撮影していました。







triple x-1

X-Pro1 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS 230mm(換算345mm) 1/900 f7.1 ISO200 こういう写真は望遠ならではですね。








triple x-2

X-Pro1 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS 230mm(換算345mm) 1/60 f6.7 ISO1250 キジバト








triple x-3


X-Pro1 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS 230mm(換算345mm) 1/200 f6.7 ISO200 望遠だと花も綺麗に撮れます。








triple x-4


X-M1 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS 18.8mm(換算28mm) 1/2900 f2.8 ISO200








triple x-5

X-Pro1 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS 230mm(換算345mm) 1/220 f6.7 ISO200








triple x-6

X-Pro1 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS 230mm(換算345mm) 1/60 f7.1 ISO800 トリミングしています。鳥だけに。(ΦωΦ)フフフ… トラツグミの鳴き声ってカッコいいよね。








triple x-7

X-M1 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS 18mm(換算27mm) 1/350 f7.1 ISO200








triple x-8

X-Pro1 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS 230mm(換算345mm) 1/280 f/7.1 ISO200 XF56mmでも同じ梅の花を撮っています。








カメラ2台を首や肩から下げるのは、割りと普通です。ストラップが絡まったりすることもあるけれど。X-Pro1を持って望遠でパシャリ、X-T1で中望遠をパシャリ、そして、ときどき、かばんからX-M1を取り出して広角でパシャリ。でもそのうち、X-M1をかばんに仕舞わなくなりました。Xシリーズのカメラは割りとコンパクトなせいか、3台同時にぶら下げてても平気でした。

今回の撮影では(前回の記事の分も含めて)、焦点距離で言えば、18mm(換算27mm)から230mm(換算345mm)、F値で言えばf1.2〜となかなか幅広い撮影ができました。これらをレンズ交換することなしに、テンポを崩さず撮影できるのは、なかなか良いのではないでしょうか。




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2014年03月18日

XF56mmF1.2 RとX-T1とお花




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だんだん花を撮りたくなる季節になってきましたね。





X-T1 XF56mmF1.2 R 1/2500 f2.8 ISO200 これは多分熱帯の花









X-T1 XF56mmF1.2 R 1/1500 f10 ISO200 噴水







XF56mm Flower 3

X-T1 XF56mmF1.2 R 1/4000 f1.6 ISO200







XF56mm Flower 4

X-T1 XF56mmF1.2 R 1/1100 f5.6 ISO200 椿寒桜







XF56mm Flower 5

X-T1 XF56mmF1.2 R 1/2900 f1.2 ISO200







XF56mm Flower 6

X-T1 XF56mmF1.2 R 1/4000 f1.4 ISO200







XF56mm Flower 7

X-T1 XF56mmF1.2 R 1/4000 f1.2 ISO200







XF56mm Flower 8

X-T1 XF56mmF1.2 R 1/3500 f2.2 ISO200 梅







さて、XF56mmF1.2 Rですが、最短撮影距離が70cmで、最大撮影倍率0.09倍。被写界深度は浅い(けど、絞るのもったいないのであまり絞りたくない。)ので、花を撮るには難しい感じがしますが、なんだかんだでちょっといい感じです。でも、本当は、花を撮るなら、マクロレンズの方が良さそうではあります。XF60mmF2.4 R Macroというレンズがありますよね。でもなー。σ(ΦдΦ)オイラあまりマクロレンズを使うような撮影はしないのですよ。それと、このレンズは、最短撮影距離が26.7cmで、最大撮影倍率が0.5倍。そうなると、マクロと言うより、近距離撮影用かな。猫とか、食べ物とか撮るのに良いかもと思ったりします。

そう言えば、ちょっとしたマクロなら、XF56mmF1.2 Rにクローズアップレンズを付けるのも手ですね。F1.2のレンズでマクロ撮影というのも、なんだか萌えるものがあります。このレンズと、NDフィルターとクローズアップレンズを一緒に持って出かけると、ちょっと楽しいかもしれません。





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2014年03月16日

NHK文化センター 安井豊彦先生のポートレート講座(2014年3月)




安井豊彦先生のポートレート講座、2013年度後期第6回目となります。

使用した機材は、α99Sonnar T* 135mm F1.8 ZAVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMX-T1XF35mm F1.4 Rになります。現像は基本的にApertureを使っていますが、まだ、X-T1には、Apertureが対応していないので、Adobe Photoshop Camera Rawを使用しています。










kaoru 1.jpg

(1) α99 Sonnar 135mm 1/800 f1.8 ISO100



壁から覗いて微笑んでもらいました。












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(2) X-T1 XF35mm 1/680 f1.4 ISO200



このアングルでは、Vario-Sonnarで撮影した写真もあります。どちらも良く似ている写真が出来上がり、どちらにしようかなと思ったのですが、目に力のあるこちらの方を採用しました。












kaoru 3.jpg

(3) α99 Vairo-Sonnar 24mm 1/200 f2.8 ISO100


最近はVario-Sonnar 24-70mmもよく使っています。複数人で順番に撮影するので、待っている間、レンズを交換する時間があるからということもあります。Vario-Sonnar 24-70mmもポートレートに向いていますよね。












kaoru 4.jpg

(4) α99 Vario-Sonnar 24mm 1/160 f2.8 ISO100



最近よく撮っている広角で上から近づいて撮る写真です。












kaoru 5.jpg

(5) X-T1 XF35mm 1/4000 f1.4 ISO200



今回撮影した中で、表情が一番良いと思う写真です。











kaoru 6.jpg

(6)α99 Sonnar 135mm 1/1600 f1.8 ISO100



ベンチに座っているところ。両手を上げて体ひねって下に下ろしてこっち見て、と言ってとってもらったポーズです。












kaoru 7.jpg

(7) α99 Sonnar 135mm 1/3200 f1.8 ISO100



このポーズも私が指示したものです。今回の写真の中では一番格好いいと思っている写真です。












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(8) α99 Vario-Sonnar 24mm 1/500 f2.8 ISO100



このアングルで撮った数枚のうち、目を閉じている方が、なんだかピンときたのです。












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(9) α99 Sonnar 135mm 1/500 f3.2 ISO100



上に昇ってもらって下から撮った写真。空との光のバランスがぎりぎりです。












■講評

写真を撮り慣れてる方だなあというふうに第一印象で思いますよね。ただ単に、女性を綺麗に可愛く撮ることだけではなくて、女性を私達が見ていなかったある側面、違う側面を見ようとしているのも垣間見えますよね。寝っ転がって撮ってる写真もそうですし、上から見下ろすように、彼女の表情を広角でデフォルメして撮られている写真とかね。そういう何枚かの写真に、何か、写真の可能性みたいなものにチャレンジしてるのかなという気がする。

あきらかに、この写真とこの写真は違いますよね。この写真とこの写真は違いますよね。違うというのは、何が違うのか、大きく言えばコンセプト、何をどう撮るのかという捉え方が違う。だけれども、このモデルさんを限られた時間の中でいろいろ撮ってみようということは確かなんで、その中で、この写真9枚を一度机の上に並べて、これから、写真の方向が合うものを何点か選びだそうとするための9枚じゃないでしょうか。そういった意味でいうと、2つのグルーブに分けられる。



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まず、こちら、普通っぽい写真から見ていきますとね。表情こそ違うんですけど、やはり可愛く美しく女性を、おそらくこのモデルさんを借りて、作者が女性の理想像を撮ろうとしているんじゃないかなという目線がありますよね。逆に言うと、ポートレートの撮り方からは外れていないというか、ポートレートの本来の撮り方で撮っているというふうに思いますよね。女性をできるだけ肌をきめ細やかでしっとりと化粧品のポスターじゃないんですけど、女性の優しさみたいなものを表情中心に撮っていこうという写真なんでしょうか。






そして、こちら。どちらかというと、ポートレートの枠からはみ出してしまいそうな撮り方をされてますよね。これ((3)の写真)は向こうの写真かな。これはどちらの分類にも入らない写真になってしまいましたね。



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この3枚は、まるで白昼夢のような、昼寝をしながら夢を見ているみたいな、そういうイメージ、つまり、彼女自身が、ある種の心象風景とも言えますよね。彼女を借りて、作者が何かこうストーリー性のある写真を組み立てようとしているということなんでしょうかね。いずれにせよ、さっき分けたポートレートの写真とは異質な写真。

これ(2番めの写真)なんかとくにそうですよね。白い明るい背景に浮き上がったようにフットライトを浴びて彼女がこちらを見ている。顔はもうデフォルメされて、もう顔の面影は変わっちゃっている。肩から足にかけて、手を足の上に置いてますけど、まるで、漫画の世界になっちゃってますよね。

これ(3番めの写真)は、彼女自身の表情は夢を見ているみたいな表情で、なんかお昼寝を、こうして、これから眠りにつくだろうかなという雰囲気を意識して撮られているんでしょうかね。背景も明るく構成されている。

これ(1番めの写真)は、背景は明るくはないんですけど、先ほどの2枚が女性らしいやさしさを伴った世界に、こう夢の中に入っていく途中だとすれば、この写真は、ちょっと刺のある、こちら、見ている側に鋭い目線を突き立てて、何か彼女の方から、問題提起をされているような、そういう眼差しでさえありますよね。髪の毛一本一本、その質感まで表現されていて、おそらく、上下の関係がよく分からない浮遊感みたいなのも面白いし。そういう位置関係がよくわからない、そういう不思議な仕草を感じることができますよね。

ただ、先ほどの写真とこちらの写真を別々にこう見た方が分かりやすいと言ったけど、ごちゃまぜにした見方もできると思うんですけどね。例えば、この写真の中で、そうですね。



kaoru 6.jpg kaoru 2.jpg kaoru 4.jpg

kaoru 7.jpg kaoru 8.jpg kaoru 9.jpg




最初9枚にあったのを5枚3枚に分けて、最終的に6枚にして、この6枚で見ても面白いですね。並べ順をもう少し考慮した方が良いかもしれないけど、ベンチで座ってる写真から入って、白昼夢に夢の中に入っていく、結果的に見ている人たちをモデルさんの夢に誘うという見方、この6枚でいいんじゃないでしょうか。






以上となります。これで、2013年度後期は終了となります。次回、2014年度前期第1回目は、桜と一緒に撮るということです。






ラベル:SONY FUJIFILM
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2014年03月11日

Sonnar T* 135mm F1.8 ZAとα99とポートレート




ポートレートに限らず、私が撮影するときに、主役級の役割を果たしているSonnar T* 135mm F1.8 ZAα99前回前々回の記事の続きとして、改めて一つの記事として書いてみたいと思います。

今回、写真を選んでいて、改めて、その歩留まりの良さに驚かされました。期待しているように、ときには、期待している以上に撮れているのです。そして、また、ブラケティング撮影したときの保存時間は高速であり、撮影のテンポを崩すことはありません。

しかし、α99もSonnar 135mmも、でかい(フルサイズ一眼レフカメラとして見るとそれほどでもないと思うのですが。)。Xシリーズのカメラのように、気負いなく、たいていの場所に持って行っても、場になじむカメラとは違います。本気で撮るときのレンズであり、カメラです。そして、それに応えてくれるレンズであり、カメラだと思います。










Sonnar135mm hikari 1.jpg

Sonnar 135mm 1/160 f1.8 ISO1250










Sonnar135mm hikari 2.jpg

Sonnar 135mm 1/160 f1.8 ISO320









Sonnar135mm hikari 4.jpg

Sonnar 135mm 1/320 f1.8 ISO100










Sonnar135mm hikari 5.jpg

Sonnar 135mm 1/1250 f1.8 ISO100










Sonnar135mm hikari 3.jpg

Sonnar 135mm 1/200 f1.8 ISO100










Sonnar135mm hikari 6.jpg

Sonnar 135mm 1/1250 f1.8 ISO100










Sonnar135mm hikari 7.jpg

Sonnar 135mm 1/2000 f1.8 ISO100










Sonnar135mm hikari 8.jpg

Sonnar 135mm 1/160 f1.8 ISO400










Sonnar135mm hikari 9.jpg

Sonnar 135mm 1/160 f1.8 ISO320










Sonnar135mm hikari 10.jpg

Sonnar 135mm 1/160 f2.2 ISO100










Sonnar135mm hikari 11.jpg

Sonnar 135mm 1/640 f2.2 ISO100










Sonnar135mm hikari 12.jpg

Sonnar 135mm 1/400 f2.2 ISO100










Sonnar135mm hikari 13.jpg

Sonnar 135mm 1/160 f2.2 ISO100










Sonnar135mm hikari 14.jpg

Sonnar 135mm 1/1250 f2.2 ISO100










Sonnar135mm hikari 15.jpg

Sonnar 135mm 1/400 f2.2 ISO100










Sonnar135mm hikari 16.jpg

Sonnar135mm 1/1600 f2 ISO100










Sonnar135mm hikari 17.jpg

Sonnar 135mm 1/2500 f1.8 ISO100










Sonnar135mm hikari 18.jpg

Sonnar 135mm 1/2000 f2.2 ISO100










Sonnar135mm hikari 19.jpg

Sonnar 135mm 1/800 f2.2 ISO100










Sonnar 135mmと並んで、私が使っているレンズに、Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSMがあります。F2.8通しのなかなか良いレンズです。今回、このレンズを使った写真がないのは、単に、レンズを家に置いてきてしまっただけであり、ポートレートでも、特に、広角を活かすときなどには使用しています。でも、何分にも、α99は一台しか持っていない。そして、Sonnar 135mmは、人を撮るにも物を撮るにも風景を撮るにも絶品です。しかし、もっと、Vario-Sonnar 24-70mmも活かした撮影がしたい。そうなると、本当はα99をもう一台欲しい。あるいは、銘機と言われたα900でも。それとも、いっそのこと、α7αマウント用アダプターなんてどうだろう。しかし、やっぱり、フルサイズのカメラはそれなりのお値段がしますよね。そんなこんなで、Xシリーズも気に入っている私としては、一台のα99とXシリーズの両輪で撮影していくことになるのです。









ラベル:SONY
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2014年03月10日

XF35mmF1.4 RとX-Pro1とポートレート



今までも何度もポートレートを撮っているXF35mmF1.4 RX-Pro1ですが、前回の記事を受けて改めて書いてみたいと思います。

XF35mmF1.4 Rの換算53mmという広角でも望遠でもないレンズは、カメラを2、3台体制で使用することが多い私の使い方からすると、ちょうど他のレンズを補完してくれる焦点距離でもあります。

X-Pro1。まだまだ現役だとは思っていますが、ブラケティングで撮影したときの保存時間の長さは、X-T1やX-M1と比べると、やはり長いようです。一度撮影して、モデルの人と話をして、そろそろいいかなと思って見ても、まだ保存中であったり。とくに、露出が厳しいときには、ブラケティングを多用しているのですが、X-Pro1でポートレートを撮る場合の撮影機会との秤にかけると、自分で露出を変えながら撮る方が正解かなという気がしてきています。X-M1を使うという手もあるのですが、やはりポートレートを撮るときには、できるだけファインダーを覗きたいのです。










XF35mm hikari 1.jpg

XF35mm 1/180 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 2.jpg

XF35mm 1/4000 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 3.jpg

XF35mm 1/105 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 4.jpg

XF35mm 1/3800 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 5.jpg

XF35mm 1/1800 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 6.jpg

XF35mm 1/1500 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 7.jpg

XF35mm 1/1500 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 8.jpg

XF35mm 1/2500 f1.4 ISO200










XF35mm hikari 9.jpg

XF35mm 1/2900 f1.4 ISO200









やはり、ポートレートとなると、XF56mmF1.2 Rの方が適しているように思われますね。でも、XF35mmF1.4 Rは、歪みもなく、近くに寄れ、明るいので、ボカすことも出来て、暗所にも強く、それなりにコンパクト。万能なレンズだと思います。ポートレートのために1本ということであれば、XF56mmF1.2 Rかもしれませんが、あれもこれも(もちろんポートレートも)撮りたい場合には、XF35mmF1.4 Rでしょうね。XF56mmF1.2 Rや、XF23mmF1.4 Rと較べて、お求めやすい価格でもありますし(そういえば、今、キャッシュバックもやってるし)、最初の1本として入手して末永く使えるレンズだと私は思います。







ラベル:FUJIFILM
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2014年03月09日

XF56mmF1.2 RとX-T1とポートレート



というわけで、XF56mmF1.2 RX-T1に付けて、ポートレートを撮りに出かけました。



17753-693-294379




いつもどおり、他のカメラとレンズも使用して撮影しておりますが、それらの紹介は改めて別の機会とし、今回は、XF56mmF1.2 Rで撮った写真のみご覧いただこうと思います。










X56mm hikari01.jpg

XF56mm 1/160 f1.2 ISO200










X56mm hikari03.jpg

XF56mm 1/600 f1.2 ISO200










X56mm hikari02.jpg

XF56mm 1/400 f1.2 ISO200










X56mm hikari04.jpg

XF56mm 1/400 f1.2 ISO200










X56mm hikari05.jpg

XF56mm 1/4000 f1.2 ISO200










X56mm hikari06.jpg

XF56mm 1/4000 f1.2 ISO200










X56mm hikari07.jpg

XF56mm 1/2400 f1.2 ISO200










X56mm hikari08.jpg

XF56mm 1/220 f1.2 ISO200










X56mm hikari09.jpg

XF56mm 1/170 f1.2 ISO200










X56mm hikari10.jpg

XF56mm 1/4000 f1.2 ISO200










X56mm hikari11.jpg

XF56mm 1/1600 f1.2 ISO200










X56mm hikari12.jpg

XF56mm 1/1600 f1.2 ISO200










X56mm hikari13.jpg

XF56mm 1/1900 f1.2 ISO200










X56mm hikari14.jpg

XF56mm 1/3800 f1.2 ISO200










X56mm hikari15.jpg

XF56mm 1/4000 f1.2 ISO200










X56mm hikari16.jpg

XF56mm 1/4000 f1.2 ISO200











曇りときどき晴れという天気だったのですが、Xシリーズのカメラ共通の1/4000のシャッタースピードの限界をまさに感じた撮影でもありました。白飛びしがちな明るい写真もカッコイイのですけど、意図的にそうするのと、そうなってしまうのとでは違いますし、飛びすぎるとどうにもならない写真も出てきますからね。このレンズを日中に、屋外で、しかも開放で使いたいのなら、NDフィルターはやはり必須かもしれません。

XF56mmF1.2 Rは最短撮影距離が70cmということで、このレンズで室内のモノを撮ろうとすると、その距離にウー c(`Д´c) ということになりがちですが、ポートレートではそこまで近寄ることはあまりありません。

F1.2ということで、被写界深度が浅いせいか、ピシッとピントを合わせるのがやや難しい面はあります。

Xシリーズでポートレートで1本だけレンズを持っていくとしたら、XF35mmF1.4 Rもいいけど、やはり、このレンズになるでしょう。

ところで、今回も、現像はCamera Rawで行っています。ポートレートのときには、Apertureを使うようにしていたのですが、Camera Raw(Lightroomも同様)も明瞭度を修正ブラシで補正するなど、結構使える機能があることが分かってきました。





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2014年03月08日

XF56mmF1.2 RとX-T1とX-Pro1とX-M1



XF56mmF1.2 R
が、とうとう我が手に・・・。借り物ですけれど。



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普通の一眼レフ用の50mmのレンズと考えれば普通の大きさなんだけど、XF35mmF1.4 Rのコンパクトさを知っている自分としては、結構大きく感じられる。これは、コンパクトさよりも画質を優先したのだと思わされる。レンズフードもつければかなりの大きさ。ただし、XF35mmとは違い、レンズフードを逆向きにも装着できる。逆向きに付けたときの長さは、実は、XF35mmにフードを付けたときの長さとあまり変わらない。



まず、XFシリーズのレンズとXシリーズのカメラを並べてみる。なかなかいい感じだ。


X-M1&X-T1&X-Pro1.jpg


左から、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISX-M1XF56mmF1.2 RX-T1XF35mmF1.4 RX-Pro1。おや? XF35mmF1.4 Rに付いているレンズフードが違いますね? これは、純正のレンズフードではかなりかさ張ってしまうので、別途、市販のレンズフードを購入してみたものです。これで、よりコンパクトになると思いきや、実は、純正のレンズフードを付けた場合と長さは変わらなかった。 ( ノ∀`)タハー でも、カッコイイからいいや。




次に、XF56mmF1.2 Rをそれぞれのカメラに装着するとどうなるか見てみましょう。


XF56mm&X-T1.jpg


XT-1ですと、バランスがいいというか、正統派というか、そんな感じですね。




XF56mm&X-Pro1.jpg


X-Pro1にもマッチしています。そう言えば、FUJIFILMのサイトでも、X-Pro1に装着した写真が載っていますね。




XF56mm&X-M1.jpg


X-M1だとレンズの大きさが際立ちますね。レンズが大きくても、X-M1に付けるとカバンにもスッと入ったりして、なかなかいい。




F1.2という明るさのレンズは初めて使います。このレンズが、F1.4であったとしても文句はなかったのに。レンズに1.2の目盛りがあることに感動します。このレンズでポートレートを撮らないわけにはいかないでしょう(逆に、ポートレート以外に何を撮るのが適しているだろうか?)。実際に手に持ってしまうと、買いたくなるレンズです。キャッシュバックの対象となっていたら、思わずポチ∩゙ヽ(。・ω・。)してしまっていたかもしれません。あぶなかった。ε= (-。- ) フゥー


さて、ポートレートを撮りに出かけましょうか。




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2014年03月04日

Adobe Photoshop Camera Raw の ベルビア



前の記事で、カメラ内現像のフィルムシミュレーションと全く同じかどうかは検証していませんが、Camera Rawのフィルムシミュレーションでは、暗部をより暗くする傾向があるように思います。その傾向が最も少ないのが、PRO Neg.Stdとなります。と書きました。


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だったら比較すればいいじゃん。XシリーズはRAWファイルからのカメラ内現像ができるのだから。というわけで、比較します。

上がAdobe Photoshop Camera Raw 8.4で現像した写真、下がX-T1でカメラ内現像した写真となります。リンク先は、オリジナルサイズの写真となっています。

撮影情報は、X-T1 XF35mmF1.4 1/450 f1.4 ISO200です。カッコ内はX-T1で表示される説明からの引用となります。



PROVIA (標準的な発色と階調で人物、風景など幅広い被写体に適します)

S KAORU adobe PROVIA.jpg

S KAORU Fujifilm PROVIA.jpg



Velvia (高彩度な発色とメリハリある階調表現で、風景・自然写真に最適です)

S KAORU adobe Velvia.jpg

S KAORU Fujifilm Velvia.jpg



ASTIA (落ち着いた発色とソフトな階調でしっとりとした表現に適します)

S KAORU adobe ASTIA.jpg

S KAORU Fujifilm ASTIA.jpg



PRO Neg.Hi (コントラストを高めたややメリハリのあるポートレート撮影に適します)

S KAORU adobe PRO Neg.Hi.jpg

S KAORU Fujifilm PRO Neg.Hi.jpg



PRO Neg.Std (やわらかな階調で肌色の質感を再現したいポートレート撮影に適します)

S KAORU adobe PRO Neg.Std.jpg

S KAORU Fujifilm PRO Neg.Std.jpg




全体的に見て、Camera Rawのフィルムシミュレーションは、富士フイルムのフィルムシミュレーションそのままではありませんが、その特徴をつかんでいると思います。そして、やはり、Camera Rawの方が影が濃く見えます。彩度はFUJIFILMの方がやや高い感じがします。また、Camera Rawの方がふわっとした感じになっているとも言えるし、FUJIFILMの方が精細になっているとも言えます。

もちろん、元々は同じRAWファイルを使用しておりますし、これらの差は、現像でどうとでも調整がつく程度です。影についてはシャドウを起こしてやれば良いですし、精細さはシャープネスでの調整範囲です。

Camera Rawのフィルムシミュレーションは、富士フイルムの味付けをしたいときには活用できそうです。しかし、RAWで現像するなら、そこに留まらず、もっと自分の出したい色を追求することになるでしょう。RAW現像の醍醐味はそこにあるのですから。現像のとっかかりとして、まずは、フィルムシミュレーションの色を出してみるというのも良いかもしれません。



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■追記(20140306)


カメラ内現像の方が精細に見えるのは、点像復元処理のおかげではないかとの声が聞こえてきたような気がしました。点像復元処理は、レンズを絞ったときの「回折現象」に効果があるものですから、開放で撮っているこの写真は違うだろうと思うのですが。ただ、カメラ内現像をするときのメニューに、確かに「点像復元処理」という項目があり、それがONになっていたので、OFFにして改めて現像してみました。また、合わせて、Camera Rawの現像のときに少しシャープネスを加えてみました。上がCamera Raw、下がカメラ内現像。フィルムシミュレーションはベルビアです。



S KAORU adobe Velvia Sharp.jpg

S KAORU Velvia fujifilm 2.jpg




さて、これで、先に載せたベルビアの写真と較べてみますと、カメラ内現像をした画像は、両方とも、全く同じに見えますので、点像復元処理は、やはり、絞って撮った場合の効果なのだろうと思います。また、Camera Rawで現像するときに、更に、シャープネスを加えた写真ですが、カメラ内現像の写真よりも繊細な感じに見え、全く同じにはなっていませんね。ここまで来たら、全く同じにする必要性もないように思いますが。





ラベル:adobe FUJIFILM
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2014年03月03日

FUJIFILM X-T1 についていろいろなこと



X-T1が発売されましたね。X-M1を購入した当時、新機種が出る噂はありましたが、おそらく次に出るXシリーズは、コンパクトさを追求したものではないだろうから、X-M1を購入してしまおう、キャッシュバックもあるし、と思っていたのでした(そういえば、今、XFレンズのキャッシュバックやってますね。やばいなー。XF23mmF1.4 RとかXF56mmF1.2 Rとか、どうしようかなー。( ̄_J ̄)ん? XF56mmF1.2 Rは対象外じゃないか。)。それで、発売されたのが、X-T1。意外にも、サイズ的には、小さめで、しかも、X-E2には採用されなかったチルトディスプレイも付いている。これは実際に手にとってみたいと思いました。



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実物を見てみると、やはり、コンパクトという意味では、X-M1でした。X-T1は、軍艦部もあり、サイズ感的には、X-Pro1とさほど変わらない感じです。





X series 01.jpg


手前からX-T1、X-Pro1、X-M1。X-T1に付けているストラップは純正ではありません。X-M1には電子水準器が付いていないので、ホットシューカバー代わりの水準器を付けています。






X-T1では、左上のダイヤルで、ISO感度を設定できるようになっています。私の使い方では、普段は、ISOの上限と下限を決めてオートにしているから、ダイヤルにしなくてもいいのだけど、あって邪魔になるわけでもない。それよりはむしろ、ISOダイヤルの下の二段目のドライブダイヤルが地味に良い。このドライブダイヤルでは、ブラケティング、高速連写、低速連写、1コマ撮影、多重露出、アドバンストフィルター、ぐるっとパノラマに切り替えることができます。これを、メニュー画面で切り替えるのは面倒で、そのため、今までのXシリーズでは、ドライブモードはあまり変えないで使っていました。なお、このダイヤルは、例えば、1コマ撮影からブラケティングに切り替えるといったふうに使いますが、ブラケティングの設定(±1、±2/3、±1/3)を変更するには、やはりメニュー画面で変更する必要があります。

このドライブダイヤルのおかげで、今回、撮影するときに、アドバンストフィルターも結構使いました。特に、ダイナミックトーンの写りが面白いですね。同じような効果は、RAW現像するときに加工すればできそうではあるのですが、現状において、LightroomApertureもX-T1のRAW現像に対応していません。また、心情的に、現像時にここまで加工してしまうと、やりすぎのような気がして抵抗感があるのですが、最初からこのモードで撮影するとそのような抵抗感はあまりなく、むしろ撮ったその場で、なかなか面白い写真じゃないかと思ったりしますので不思議です。

この、アドバンストフィルターをダイヤルで変更することは、実は、X-M1でも出来ました。通常のMASPのダイヤルの中にあるのです(というか、MASPのダイヤルってレンズ交換式Xシリーズでは、X-M1とX-A1にしかないですね。)。更にMASP以外にも、C(カスタム)という設定も選択することが出来、ここは、カスタム保存と言って、カメラを一度いろいろと設定したら、カスタム保存しておくと、以降、このCにすると、その状態に戻すことができるというもので、実際に試してみたら、ブラケティングの設定も保存されていました。つまり、X-M1や(多分)X-A1でも、X-T1と同じようなことがダイヤル操作で簡易に出来るということです。

Xシリーズのブラケットと言えば、保存するまでに時間がかかるという印象がありますが、それは、X-T1でも変わりませんでした。ゥ─σ(・´ω・`*)─ン… また、X-M1とX-T1ではブラケティング動作のときに、いったんブラックアウトして、それから3枚の写真を同時に表示し、保存するまでに時間がかかるのですが、X-Pro1の場合は、ブラックアウトは一瞬で、その後、撮影した写真1枚が表示され、その後に、3枚が同時表示されて、保存されるということになります。トータルで言うと、X-M1やX-T1の方が速いような気がしますが、ブラックアウトの時間が短く、すぐに画像を見られるのは、X-Pro1の方が良いように思えます。

アドバンストフィルターのモードにすると、それまで滑らかだったビューファインダーがコマ落ちしたようになります。だからと言って、アドバンストフィルターを使う場面で困るという程ではないのですが。また、アドバンストフィルターでシャッターを押すと、処理中と表示され、少しだけですが待たされます。ここは一瞬で処理を終えて欲しいと期待してしまいます。かといって、RAWで撮ってから後でカメラ内現像しても、フィルムシミュレーションはできても、アドバンストフィルターの効果を付けることはできないのです(今後のファームウェアのアップグレードで望む点です。)。また、アドバンストフィルターを使うときは、RAWでは撮影できず、自動的にJPEGになるのですが、アドバンストフィルターを解除すると、(元々RAWに設定していれば)RAWに戻ります。これは当たり前かもしれませんが、良い点です。

さて、いろいろと機能のことばかり書いてきましたが、実際に撮影した写真を紹介しましょう。とはいえ、レンズ交換式Xシリーズは、今のところ基本的に画質は同じようなものなので、どちらかと言うと、レンズの写りを見るということになるのかもしれません(X-Trans CMOS IIセンサーの説明を読むと、ISO1600以上の高感度の場合はノイズ低減の効果があるようです。)。今回主に使用したレンズは、XC50-230mmF4.5-6.7 OISで、食事のときだけ、XF35mmF1.4 Rを使用しました。

前述したとおり、Lightroomも、Apertureも、現時点ではX-T1のRAWファイルは対応していません。X-T1に同梱されているRAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIXも、本当にRAW現像するためだけのソフトであり、どうしようかと思っていたところ。Adobe Photoshop Camera Raw 8.4が、まだ最終版ではないようなのですが、X-T1に対応していました。また、Camera Rawと連携させるための閲覧ソフトとして、Adobe Bridgeも導入しました(Lightroomで閲覧できると良かったのですが、Lighroomは未対応のRAWファイルはそもそも読み込まない。)。Camera Rawはびっくりするほど、機能的にLightroomでした。私がLightroomでやっていたことは、Camera Rawでほとんど全てできてしまうのではないかと思います。とは言え、多分これからも、その使いやすさで、Lightroomを使い続けると思いますが。そして、Camera Rawでは、富士フイルムのフィルムシミュレーションもできるようになっていましたから驚きです。そのため、今回は、現像時に、フィルムシミュレーション(カメラ内現像のフィルムシミュレーションと全く同じかどうかは検証していませんが、Camera Rawのフィルムシミュレーションでは、暗部をより暗くする傾向があるように思います。その傾向が最も少ないのが、PRO Neg.Stdとなります。)した上で調整しています。なお、アドバンストフィルターで撮った写真は初めからJPEGなので、縮小以外の特別な加工はしていません。









Wild Flower Garden.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/200 f6.7 ISO200 PRO Neg.Hi









Wild Flower Garden_1.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/110 f6.7 ISO200 Velvia









Wild Flower Garden_2.jpg

XC 127.9mm(換算191.85mm) 1/125 f5.8 ISO250 Dynamic tone









Wild Flower Garden_3.jpg

XC 50mm(換算75mm) 1/500 f5 ISO200 Dynamic tone









Wild Flower Garden_4.jpg

XC 50mm(換算75mm) 1/500 f5 ISO200 Dynamic tone









Wild Flower Garden_5.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/300 f6.7 ISO200 PRO Neg.Std









Wild Flower Garden_6.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/125 f6.7 ISO200 PRO Neg.Std









Wild Flower Garden_7.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/180 f6.7 ISO200 Velvia









Wild Flower Garden_8.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/200 f6.7 ISO200 Dynamic tone









Wild Flower Garden_9.jpg

XF35mm(換算52.5mm) 1/110 f2.8 ISO200 PROVIA









Wild Flower Garden_10.jpg

XF35mm(換算52.5mm) 1/80 f2.8 ISO200 ASTIA









Wild Flower Garden_11.jpg

XC 71.1mm(換算106.65mm) 1/40 f5 ISO800 PRO Neg.Std










Wild Flower Garden_12.jpg

XC 50mm(換算75mm) 1/300 f4.5 ISO200 PRO Neg.Hi










Wild Flower Garden_13.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/210 f6.7 ISO200 Velvia









Wild Flower Garden_14.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/135 f6.7 ISO200 ASTIA










Wild Flower Garden_15.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/125 f6.7 ISO640 Dynamic tone









Wild Flower Garden_16.jpg

XC 161.8mm(換算242.7mm) 1/125 f6.4 ISO640 Dynamic tone









Wild Flower Garden_17.jpg

XC 152.6mm(換算228.9mm) 1/125 f6.4 ISO200 Dynamic tone










Wild Flower Garden_18.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/200 f6.7 ISO200 Dynami tone










Wild Flower Garden_19.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/230 f6.7 ISO200 Dynamic tone










Wild Flower Garden_22.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/60 f6.7 ISO320 ASTIA










Wild Flower Garden_21.jpg

XC 230mm(換算345mm) 1/125 f6.7 ISO250 Dynamic tone










Wild Flower Garden_20.jpg

XC 50mm(換算75mm) 1/180 f6.4 ISO200 PRO Neg.Hi










実は、X-E2の発表会で、FUJIFILMの中の人と話をしたのですが、そのときに、X-E2がチルトディスプレイだったら買ったのだが(コンパクトにするにはチルトにはできなかったということでした。)、とか、X-M1に、外付けで良いのでビューファインダーが欲しいとか、カメラを縦にした状態でもまっすぐ置くことができたら、簡易的に縦撮り長時間露光に便利なのですが(今は、ストラップ取り付けのためのでっぱりがあってそれができない。)、とか、フィルムシミュレーションは、RAWで撮ってパソコンでも出来るようにして欲しい(FUJIFILMとしては、カメラ内現像に限定する意図があるわけではないということでした。)という要望を出しました。縦置き以外は、それらの要望が叶えられているとも言えます。チルトもX-M1よりもスリムに収まりが良くなっています。

更に、防塵・防滴・防低温などにもなり、レンズ交換式カメラのXシリーズの事実上のフラッグシップ機と言えるでしょう。しかしながら、私の使い方だと、実はそれほどインパクトがなかったりします。例えば、明るいレンズで開放で日中で撮ったときに訪れるシャッタースピード1/4000の限界。これは変わらないし、RAWでは低ISOは200が限界であることも変わらない。ちょうど、XF56mmF1.2 Rというポートレートに最適だというレンズも同時期に発売するのだから、X-T1はこの明るいレンズを十全に活かすことができるカメラとしても登場して欲しかったところです。

デザインですが、オーソドックスな一眼レフカメラタイプ。わるくないデザインだと思いますが、普通になったという感じもします。クラシカルと言えばクラシカルなのですが、ダイヤルを追加することによって機能向上した今のカメラという印象もあります。これでシルバーとのツートンカラー版も出れば、印象は変わるかもれませんが(そして、私はシルバーとのツートンカラーの方が良いと思いますが。)。また、軍艦部に書かれているFUJIFILMという文字。これは、このスタイルなら当然なデザインかもしれませんが、何かどこかやや違和感を感じてしまう。デジタルなのにFILMとあるからかもしれません。かといって、FUJIとかFUJINONとするのも違うのでしょうね。これが、NikonとかCanonとかだったら格好いいと思ったかもしれません。文字が長いのもあるのかもしれません。KONICA MINOLTAのときも(。-`ω´-)ンーと感じましたからね。でもまあ、軍艦部の文字は些細なことではあります。ちなみに、他のXシリーズでも、FUJIFILMという文字自体は使われていますが、そちらだと違和感はありません。

ビューファインダーから覗ける風景が大きいという点は、通常価格帯の光学式一眼レフカメラに較べてアドバンテージになるかと思います。今回は更に、236万ドットの高精細有機ELで、表示タイムラグが0.005秒と改良され、ビューファインダーに関する不満はもうないと言ってもいいんじゃないかな。α99と較べても遜色ないと思います。また、SDカードの出し入れの部分がバッテリーとは別になり、カメラの横側となっています。

総合的に言って、FUJIFILMXシリーズの全部載せのカメラであり、グリップも持ちやすく、操作もしやすい。ストロボも外付けコンパクトなのを同梱している。不満点などないんじゃないでしょうか。でも、価格的には、低価格化した他メーカーのフルサイズのカメラに届きそうな値段であるのが厳しいところ。しかし、FUJIFILMには、より安価なX-E2X-M1もありますし。逆に言えば、それらの比較低価格なXシリーズで十分という人は多いかとも思います。

X-T1でここまでやったら、次に出るだろうX-Pro2の機能をどうするのか、という点が気になりますよね。いよいよ、撮像素子を変えてくるだろうか。ボディ内手ブレ補正は、やらないかなあ。これだけのビューファインダーが使えるようになっても、ハイブリッドビューファインダーは継続するのでしょうね。




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ラベル:FUJIFILM
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