GANREF被写体別ワークショップへの参加としては、5回目になります。今回はシグマの協力で、単焦点のレンズを使った撮影です。単焦点のレンズは、ズームレンズのように無理をしていないので、その分明るく、その分シャープな写真が撮れるということです。
シグマは、カメラも作っている唯一のサードパーティです。カメラを作り始めてからのシグマのレンズはとても良くなっているそうです。ローパスフィルターのない測定機と呼んでいるカメラで撮影すると、見えない所が見えてくる。そんなカメラからのフィードバックを活かしたレンズですので、良いものができるのだそうです。
とはいえ、F1.4のレンズともなると、ピント合わせは難しくなります。打率を上げる方法として、ライブビューを使った撮影を魚住先生から紹介されました。まず、アングルを決めて、ピントを合わせたい所を拡大して表示。マニュアルでピントを合わせてシャッターを押す。三脚を使う場合は、私もよくやりますが、手持ちでこれをやるというわけです。したがって、三脚のように固定できるよう腕を鍛えておく必要があります。また、この方法だと、何枚も続けて撮るというのには向いていないので、1枚1枚しっかりと狙って撮るということになります。うまく撮れるようになれば、かなり打率が上がるそうです。
ちょっと思ったのだけど、EVFならどうだろう? ファインダー越しに見るから安定するだろうし、α55などは、EVFでも、拡大して見ることもできるらしい。それってピント合わせするのに最強なのでは? 最近、SONYのカメラのことが、ときどき気になる。やばいなあ。
今回のモデルは、丸山亜夕美さんと市川みかさんです。自分が撮影するとき、以前よりも、このモデルはどう撮ったら、より奇麗に撮れるだろうと考えるようになり、自分の順番が回ってきたときに撮った写真も、そこそこ良いなと思える写真が増えてきました。・・・と思っていたのですが、今、ここに掲載する写真で、自分の順番のときに撮った写真は、1枚だけでした。(^ω^ ;)
丸山亜夕美さんを撮影するときは、85mm F1.4のレンズで撮りました。このレンズはとにかく良いということなので使ってみましたが、カメラがAPS-Cであることもあり、実質的な画角は、127.5mmにもなります。もしも、モデルの全身を入れて撮るとしたら、かなり離れて撮る必要があります。
profile
full
lie
85mmではさすがに長いと感じたので、市川みかさんのときは、50mm F1.4のレンズに付け替えました。50mmであれば、ニコンの純正のレンズを持っているので、どうしようかなと思ったのですが、30mmだとちょっと広く撮れ過ぎのように感じて、50mmにしたのです。
over the window
in white
我々のグループの撮影終了後も、もう一方のグループはまだ少し撮影していたので、窓の外から撮ってみました。(*゚∀゚*)エヘヘ このときは、シグマのレンズを外してしまっていたので、自分のNikon 50mm F1.4のレンズで撮りました。
in the window
ポートレートは楽しいですね。やはり、人間は表情が豊だし、意外な写真が撮れることもあります。例えば、上のlieと名付けた写真は、目については、いったん閉じてゆっくり開いてみてと言ったのだけど、いつの間にか少しだけ舌を見せていて、こんな写真になるなんて思ってなかったです。